「純情に惚れる」の視聴を終了しました!このドラマも確かずっーーーと前にほんのちょっとさわりだけ、それこそ1話の途中まで見てやっぱり無理かな~って見るのを一回やめたんでした。
私はどうも、チョン・ギョンホが苦手でありまして、このドラマでも最初の方ではツンケンした役で、演技が過剰に感じてやっぱりダメだわーと思ったんですけども、ジュニ役のユン・ヒョンミンもやや過剰な演技だったため、逆にバランスがとれてるように見えて来たせいなのか、見るのを再開して数話進んだらだんだんあれ面白いのでは?と思えて完走することが出来ました。スンジョン役のがキム・ソヨンがぴったりの役で凄く良かったというのもあるのかもしれない。キム・ソヨンもめっちゃいいなと思う役とあんまり合わないなあと思う役が極端な気がするんだけど、ここでのスンジョンはとても好きだった!あと後半のいい人になってきたミノ役のチョン・ギョンホは自然で良かったし。このドラマで彼への苦手意識が薄れたかも~ まあどうしても演じる役に印象が左右されちゃうのは仕方ないかな・・・
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ストーリーのメイン軸は、心臓移植したら元の心臓の持ち主の記憶が残るというややファンタジーな出来事なのだけど、全くあり得ないことでも無いのかもしれない・・・と思えるのが興味深かったな!
例えば、腕を事故で無くした人が、その人は白人だったんだけど、肌が黒い方の腕を移植したら移植した部分が他の部分と同じように徐々に白くなったという事例を見たことがあって、人体にはそういう指示を出す中枢というものがあるのだなあと知って、それって脳?神経?心臓?と考えてみると、このドラマの出来事ももしかしたらあり得るのかもしれない、なんて思うのでした。きっと中枢は心臓ではなくて脳の方なのかなと思うし、医学的に正しいのかは分からないんだけど、このドラマの出来事が心情的にはありえるんじゃないかと思えちゃう感じ。
そういう意味ではなんだかとてもロマンチックなストーリーだと思ったのです。寿命が変えられないのだとしたら、心臓移植によって偶然起こった愛する人の融合は悲しく苦しいだけのものでは無いような気がして。だからかな、メインのカップルがとても好きで幸せになって欲しいと心から思っちゃった。
ただ、ジュニの葛藤の描き方がイマイチでしたよね。スンジョンに対する気持ちとかだんだん、あれ?それほどでも無かったかなって思うような描き方になって行きだしてしまい、彼はその思いよりのし上がりたいの気持ちの方が大きかったの?その辺がどうもバランスが悪い気がして、いわゆる主役二人にとっての立ちはだかる障害は彼なんだけど、なんかちょっと取ってつけたように思えてしまった。そういうストーリー的なところとは別にユン・ヒョンミンが悪い役を演じようと力入り過ぎてるな・・・と見えてしまう時がめっちゃあったのもちょっとね。彼は好きな役者さんなんだけど、やっぱりもっと軽妙な役のほうが似合う気がするな~
あとめっちゃ良かったのが、荒々しい刑事役のチョ・ウンジですね。びっくりするくらい自然だった。ミノの秘書のウシクとのハッピーエンドが用意されてた展開も好き。
ストーリー的には悲しいことがいきなり起こってしまうんだけど、生きているからこそ苦しみも感じることが出来るというポジティブなメッセージが詰まった良質なドラマだなと思いました。再挑戦して良かったです!
純情に惚れるが見れるのは・・・
⇒Netflix