【韓国ドラマ】スパイ~愛を守るもの~ の感想 右を向いても左を向いてもスパイだらけ・・・

Gyao!で週に1話ずつ配信されていたスパイを見終わりました!
考えて見たらスパイが出て来てドキドキする展開のはずなのに先を急いで見ようという気にはならなかったな・・・う~ん

それにしても、登場人物はほとんどスパイって感じの右を向いても左を向いてもスパイ、石を投げたらスパイに当たる状態だったんで、なんだか反対に緊張感が無かったかもな~。スパイだらけ過ぎて現実味が無くて。

でも、韓国ドラマで描かれていることが現実ではないことだと思ってたら、ナッツリターン事件とかで本当のことだったりもするから、もしかしたら現実でも其処ら中にスパイがいるのもかもしれない・・・という妄想が止まりません!ワハハ




 

ジェジュンは意外とどんな役を演じても違和感が無いな~という印象です。
もしかして演技がうまいのかもな~とそんなことを思いました。
コ・ソンヒとの相性も良い感じだなと思いました。

お母さん役のペ・ジョンオクはいまいち俊敏な感じが無くて、引退したにしてもスパイ感は無かったかな。
ユ・オソンはここでも人情味のある悪役って感じでしたね。
ただの冷酷な悪人じゃなくてシンイの時みたいに感情のある人の役が多いし似合いますね。嫌いじゃない~

 

全体としては、面白くないことも無いけど、すごく面白い訳でもないって感じ。
最後に正官庄の高麗人参の宣伝があからさまで面白くて笑ってしまったw

それにしても、敵側は1発でも撃たれたらだいたい死ぬのに、味方側はかなり撃たれてもだいたい助かるし、みんなやたらと裏切るしなんだかなあって思いました!

最後にまたソヌはスパイに戻っちゃいそうだけど、あれだけ家族が危機に瀕したのに懲りずにまたっていうのがちょっとビックリかな。
それなのに邦題の愛を守るものっていうサブタイトルはちょっと・・・と思いますよお!笑

 

 

 

 

このドラマが見れるのは・・・


   

【韓国ドラマ】弁護士の資格~改過遷善 の感想 最後のちょっと皮肉な終わり方がじわっと来る

何故人はドラマや映画を見るのかを考えて見ると、そういうものに接することで自分を知るためなのかな、とそんなことを思います。
色んなドラマを見ることで、自分の好みがあぶり出されて、ああそうだったんだなあとそんなことを思ったのです。

・・・という訳で最近分かってきた自分の好みは!
師弟関係などの年齢差のある男性同志のせめぎ合いに痺れるらしい
ということでした。

同い年くらいの男性同志のわちゃわちゃしてるのはまあ嫌いじゃないけど、そんなに好みでもないようですw

この弁護士の資格~改過遷善でも、キム・サンジュン×キム・ミョンミンが一番好きでたまりませんでしたし、最近見た傲慢と偏見チェ・ミンス×チェ・ジニョクも最高過ぎたし、シティーハンターキム・サンジュン×イ・ミンホも好きでした!!!
それから浪漫ドクターキム・サブのハン・ソッキュ×ユ・ヨンソクも最高だったし!

他にもいっぱいあった気がしますが、今は思いつかない・・・!




 

なんとなくこのドラマは、ちょっと中途半端かなと思う部分もあり、評価が分かれる気がするのですが、私はそこはまあ良いかなという感じでした。

どうやらカットバージョンを見てしまったようなので、そういう意味でもちょっと足りない部分があるのかもしれませんし、ラブラインはあるのか無いのか程度なので、そういうのが好きな人は物足りない気がします。

しかし、書いたように恋愛的なものよりも男同士のやり取りに萌えてしまう私には全く問題なしで、ただひたすらキム・ミョンミンを楽しみました!超好き!

スーツを来てバリバリ仕事をしているシーンももちろんカッコいいな~ひ~って感じなのですが、むしろワンコと戯れてる姿がたまりません。
何これサービス?笑






ベートーベン・ウィルスの時も愛犬がいたけど、彼は犬と親和性があるのかな?
それとも韓国の女性もギャップ萌えみたいなのがあってそれを狙ってるの?
理由はよくわかりませんが、私には大変効果的でした!笑

出演者はキム・ミョンミンを始め、私の好きな俳優さんがいっぱいでした。
キム・サンジュンも大好きだし、チェ・ジョンアンも大好き!
あ、でもチェ・ジョンアンは前髪が無い方が良いです。
パク・ミニョンも好きだけど、このドラマの役はいまいちかな。
オ・ジョンセはおなじみのちょっと変わってるけど良い人を演じてて最高だったし、
でもチン・イハン改めキム・ジハンは人物造詣がいまいちでどんな人が分からなくて面白く無くてもったいなかったかなあ。

 

記憶喪失がきっかけで自分を客観的に見ることが出来るようになる・・・というのはなかなか実際には起こることでは無いかもしれないですが、そこまでの出来事じゃなくても自分を見直す機会はあるのかも。

裁判で取り上げられるテーマなどが結構興味深いものも多かったので、その点は面白かったのですが、金融の専門的な話になると一般人にはなかなか難しいので、最後の方の裁判は分かりにくかったかな~
でも、CPの話とかは勉強になるし面白いなと思いました。

そして、最後の労組への弾劾の仕組みを作ったのは自分という記憶が無いまま、そのシステムと戦っていたキム・ソクジュ、つまり自覚のないまま過去の自分と戦っていたという皮肉な状況で締めくくられて、何とも言えない気持ちになりました。

記憶も戻らず、最後まで一筋縄で行かない感じが、最終的には余韻となり、見た後に思わず色々と考えてしまいそうです~
いつか記憶が戻るんだろうか!
続編とか作れちゃいそうな終わり方だけど無さそうかな~

 

 

弁護士の資格~改過遷善が見れるのは・・・


 

【韓国ドラマ】九家の書 の感想2 書き忘れていたこといろいろ

九家の書はとても好きなドラマだったんですが、
その理由の一つはどの役者さんもそれぞれの役柄にとても合っていたこと!

悪役を演じていたイ・ソンジェもかなり良かったなあとしみじみ思います。

現代劇より、時代劇の方がステキ。
このチョン・グァヌンはかなりの極悪人だけど、下品にならずに残忍な男を見事に演じていました。

でもどこか色っぽくてでも本当に悪い人で憎らしいんですけど、なんだか品があるのですよねえ。
現代劇で見たのは途中挫折の怪しい家政婦だけなのですが、その時は普通のおじさんだと思ったけど、この役ですっかり気になる存在になりました。
時代劇では王の顔を見たけれど、それとはまったく違うし、とても素晴らしい。
っていうかこの色合いのお召し物凄いね?着てるのも着こなしてるのも!!!

 




 

そして、このドラマでは、なんといってもチェ・ジニョクの存在感が光ってました。
私は基本的に妖怪に肩入れするタイプだけど、普段そうではない人でもウォルリョンに肩入れする人は多かったのではないでしょうか?

それくらい良かった気がしますー!
そしてその余韻のまま、チェ・ジニョクが主演の傲慢と偏見を見始めてしまいましたよー!

最初の頃の人間に恋をしてはしゃいでる無邪気なウォルリョンも良いですが、悪鬼になって蘇ったウォルリョンがなんといっても最高。美しい!!!
私は冷酷で美しい鬼が好きなんですよ・・・ああ

しかし、このドラマを見るまでこんなに古装が似合うと思っていなかったので意外でしたが、切れ長の目ですもんね。
こんなに綺麗な人だなんてこのドラマを見るまであんまり気づきませんでした。
もっと時代劇にも出ればいいのにな!
まあでも普通の役人とかの姿が似合うかどうかは分からないけども。
また妖怪やって欲しいわあ~(希望)

 

という感じで、主役以外のそれぞれの役者さんがとても良かったなあと思うのです。
あとは武道を極める人の話でもあったので、道についての台詞が多かったことも私の好きなところです。
それと、ヒロインのヨウルの性格がとてもとても好きでした。
可愛いけど、男っぽくまっすぐですっきりしている素敵な女性で良かったな!
春花館の妓生たちの主人も四君子のひとりでカッコ良かったなあと思います。
考えてみたらかっこいい女性が出てたこともこのドラマが好きだった理由かもしれません!

 

九家の書 ~千年に一度の恋~が見れるのは・・・


 

【韓国ドラマ】誘惑 の感想2 もしかしてホンジュの再生の物語だったのかな・・・

 

本やドラマを見ている最中は何も思わなかったのに、見終わった後に、「あれ?これはこういうことだったのかな?」と突然思いつくことがあります。

この誘惑も数日たって考えて見るとふとそんな気持ちになりました。

ドラマを見終わってすぐの時の感想は、これがメロドラマってものかあ~と思ったのです。
流れる音楽とかもなんだかそんな感じだし、
チェ・ジウとクォン・サンウの二人についてはほんとそう感じたので。
しかしこのメインの二人については実はあまり印象も残っていないな、と。




 

そして、思ったのです。このドラマは本当はパク・ハソンの演じたホンジュの死と再生、挫折と復活の物語だったのではないのかな・・・と。
死と言ったら大袈裟ですが、彼女の自殺未遂がすべての始まりだったような気がするのです。
夫の会社の借金のことが一番始めのようにも思いますが、その時点で二人が力を合わせて乗り越えようと思ったら乗り越えられただろうと思うので、そうせずにホンジュが逃げることを選んだのが始まりだと思います。

そして、チェ・ジウからクォン・サンウへの10億ウォンの仕事の話があった時にも、結局彼女は逃げてしまった。ソックンはホンジュが自殺未遂までしてしまうような状態でなければ受けなかったと思う。
だから、やっぱり彼女の選択の結果がすべてなんですよね。
だけど、ホンジュはすべてを誰かのせいにして、逃げ続ける。

そして、悪いのはあの二人だと恨んで復讐をしようとしてしまうのだけど、結局それも自分では何もできないからとカン・ミヌの力を借りて人に頼って成し遂げようとしてしまう。どんどん人を巻き込んで。

 

でも、結局、最後にはちゃんと気づくんですよね。
「人を呪わば穴二つ」ということに、人を穴に落とそうと思ったら自分も穴に落ちているということに。
この気づきの部分がきちんと描かれていたのが、良かったなと思います。
そして利用してしまったカン・ミヌに別れを告げて、とうとう自分の足でしっかり立つことを選ぶんですよね。

ホンジュは気づいたんだろうな。
本当は自分は不幸せなんかではなくて、自分がまちがったことをしても暖かく見守ってくれる父親や弟がいることに、ささやかでもそこにちゃんと光があったことに。
人は自分が見たいものしか認識することが出来ないから、それまで気づくことが出来なかった光に。
無いものばかりに気を取られて、あるものに気づいていなかったことに。

 

なんだかそんなことを考えて、なかなか見応えのある部分もあるドラマだったかなという気がしてきました。
苦しかったり、悩んでいる時、これしか方法が無いと思うときにも、本当は自分がそう思い込んでいるだけなのかもしれない、と一度息をついて広い視点を持てるようにしようと、なんだかそんなことを思ったのでした。

 

 

誘惑が見れるのは・・・



  

【韓国ドラマ】朝鮮ガンマン 4話までの感想 なんでその日本名にしたの!?

 

Gyao!の無料配信で始まった朝鮮ガンマンを見ております。
考えて見たら、イ・ジュンギの時代劇を見るのは初めてでした!
プロモーション映像とかで見たことはあるけど、実際には見たことが無かったようです。
やっぱり麗しいですねー!
でも、4話の最後で、どうやらもう洋装に変わりそうだったので、もうその姿では出てこないのかな?ちょっと残念。




 

さて、また4話までなので、イ・ジュンギが実は生きていて、日本人として戻ってくる前のプロローグを見ただけって感じですが、歴史の流れの皮肉さというようなものにハッとしてしまいました。

守旧派と開化派がせめぎ合う宮中で、開化派の王様が呼び寄せた学者たちの暗殺をもくろむ守旧派の権力者たち。
その守旧派たちが手先として使うのが西洋の最新式の銃を操る銃使いな訳です。
自国の今までの旧体制を守るために使うのが、他国の最新の武器ということになんとも言えない矛盾を感じます。弓ではなく銃の方が強いと自覚している訳ですから。

でも、それが分かっているからこそ開国を拒んでいるのかもしれませんが、
なんとも皮肉な状況だなと。

最近、新少林寺も見たところだし、西洋の技術が入って来る時代のアジアの国を見ることが多いです。そして感じたり考えたりすることも多いです。
こういうのが重なるのって何かあるのかな?

それはたまたまかもしれませんが、ドラマは楽しく見ています。
敵の銃使いのユ・オソンはどこか敵は敵でもちょっと情感が豊かなタイプの悪役ですよね。シンイでもスパイでもそんな感じ。
徹底的に冷酷と言うよりは、人間的な部分も持った悪役が似合いますね。
このドラマではまだはっきりとは分からないですけど・・・

そしてこのドラマでもだけど時代劇は、小道具を見るのが楽しいです。
朝鮮ガンマンはお花がとても美しいです!この牡丹(多分)綺麗だなあ!

 

気になることは、川に飛び込んだ後の鉄砲って使い物になるのかなってのと、
イ・ジュンギが日本人に成りすまして朝鮮に帰って来る時に、なぜ半蔵という名前にしたのかってことでしょうか・・・
韓国の方はさ行が言いづらいだろうに一体なぜ・・・
日本人的にはあんまりなじみのある名前って感じがしないけど、服部半蔵とかで有名なのかしら?それとも昔はよくあった名前なのかしら~?

そんな疑問もおいおい解決するのかもしれないから続きを楽しみにしておこうっと!

 

朝鮮ガンマンが見れるのは・・・