【韓国ドラマ】アバウトタイム~止めたい時間~ の感想 そばにいたいのに近づけない二人

韓国ドラマの「アバウトタイム~止めたい時間~」の視聴を終了しました!ラブストーリーには、恋の障害がつきものですが、手を変え品を変え、本当に色々な設定を考え出すものだなあ~と感心しちゃいます。こういう特殊能力がある設定となるとファンタジーな雰囲気が増しますが、どちらかというと現実的でないものを映像作品で見ることが好きなので、私はその方が好きです。そうじゃなかったら恋の障害が家族なんてことが多くて、妙にリアルで見てるのが苦しいこともありますしね。そこがメインになると罵倒のシーンが多くてねえ・・・苦手なんだなあ。

そんな感じで、このドラマでの二人の間を割くものは「命の時間」。まず自分の寿命や相手の寿命を分かるというだけでも怖いけれど、愛する人の命の時間を奪ってしまうというのは本当に恐ろしい・・・ ミカの苦しい心情と泣き顔に思わず感情移入してしまった。愛し合う二人が触れ合う事も出来ずに距離を取って電話で話しをする場面は美しくも切ない。でも、デジタル表示で寿命が分かるって、比較的新しい時代の能力なんだな・・・とか思ったりはしたな。

前からイ・ソンギョンは大好きなんですが、このドラマでのミカ役はとても良かったです。ミュージカル俳優を目指す彼女を見て、そのひたむきな姿に心を奪われるというの分かるわ~という謎のイ・ドハ目線で見ちゃった。それくらい、歌い踊る彼女は素敵だった!顔というより全体の雰囲気に惹きつけられる魅力がありますね。

そしてイ・サンユンってずっと前から見ているけど、年齢不詳で青年っぽいイメージで一体何歳なんだろうと調べてみたら1981年生まれだった。という事は今のところ39歳だけど間もなく40歳!?ずっとイメージが変わらないんだよなあ。きっとこれからも若者っぽさを失わない気がする。不思議。そんな彼が演じるドハも素敵でしたよ。役によってはあんまり合ってるなあと思わない時もあるんだけど、この役は良かったなあ~

ドハの元カノのキム・ジュナを演じたキム・ギュリもサバっとした感じで良かったし、婚約者のペ・スボン役のイム・セミも吹っ切ったらきっぱりしてたし、そこまでドロドロしてないのが好みだったな。ミカも状況が状況だからめそめそはしてたけど、芯がしっかりしてる女の子だったのも好きでした。

気になったといえば、サブキャラのミカの友達のソンヒとミカの弟のウィジンの二人。ヒロインの弟がヒロインの友人を好きになるってパターンどこかでも見たなあと思ったら、とにかくアツく掃除しろ! ですね。そちらではテコンドー選手の弟がグイグイ迫るのが素敵!って思ったんですけど、今回はそのエピソード必要なのかな?と思っちゃった。設定のせいかもしれないけど、友達に迫りまくる弟のことをしつこく感じてしまった~

一体ラストはどう終わらせるんだろうと興味深々で見てたんですけど、ふんわりハッピーエンドで一安心。ちょっと都合の良さを感じちゃう人もいるかもしれないけど、ファンタジーですからね。私は嫌いじゃないです。流した涙が多い分ミカには幸せになって欲しいと思ってたので!

それにしてもすべてを知ることが幸せという事ではないんだろうななんて考えちゃった。それとも寿命が始めから分かっていた方が日々を大切に生きることが出来るんだろうか・・・?

 

アバウトタイム~止めたい時間~が見れるのは
⇒Netflix






【高田馬場】マニト 高田馬場店のランチは17時までで嬉しい!

久々のランチ記事でございます。映画を見に行った帰りにランチを食べようと考えたものの、映画の終了時間は14時45頃。ランチの時間に間に合わないかな~と思ったら17時までランチが食べられるお店を見つけましたよ!11時半~17時までなんて嬉しいですね~ 今回行った「マニト 高田馬場店」は新大久保にもイケメン通りに店舗がありますが、そちらのランチ営業時間はどうなんでしょう~?どうしてもイケメン通りにあるお店はこんでるイメージがあるので、意外と行ったことないんですよね・・・

さて、そんな初めてのお店ですが、高田馬場店という穴場を見つけたのでラッキーってことで行って来ましたよ!平日の15時前後はすいてましたけど、12時頃はもしかしたらこんでる可能性もありますね。そうそう店頭でお弁当も販売してましたよ。

さて、ランチメニューはこんな感じです。お値段はかなりリーズナブル!
今回はさんざん悩んだ挙句、辛味噌豚肉炒め丼定食にいたしました。辛いモノ+お肉を食べたい気持ちだったのです。また他のメニューにも挑戦したい~

ゴハンの量もたっぷり。ナムル1種+キムチ、そして温泉卵、ワカメスープもついております。ライス、スープ、キムチ、ナムルはおかわり自由だそう。同じメニューではじめから大盛りで注文している人もいましたよ!私はキムチをモリモリ食べたい気分だったので、キムチだけおかわりをお願いしちゃいました。満足!

味付けはわりと濃いめで辛かったので、温泉卵を入れて混ぜるとちょっと和らいで良い感じ。キャベツやネギや海苔なんかものってて混ぜて食べると美味しい。ワカメスープも久々に飲んだら美味しかったです。大盛りを頼んだ訳ではありませんが、お腹いっぱいになって、満腹満足のランチでした~

新大久保まで移動しようと思ってたんだけど、高田馬場もわりと韓国料理屋さんが多いことを知りました!これからはこの辺りも行く機会があったら開拓したいと思います!

⇒マニト 高田馬場店

【韓国映画】死体が消えた夜 の感想 犯した罪は決して消えることはない。

「死体が消えた夜」の視聴を終了しました~ アマプラで間もなく配信終了と出てたので、キム・ガンウも出演しているし見なきゃ!と急いで見たんですけど、今調べたらまたプライム会員だったら見れるみたい。たまにこういうことあるなあ。一度終了するけどまた復活みたいなのかな。まあでも私は締め切り間近にならないと提出物を仕上げられないタイプなので、むしろこうやって急き立てられた方が見れて良かったかもしれません!

さて、こちらの映画は、スペインのオリオル・パウロ監督の映画ロスト・ボディのリメイクだそうです。大筋はほぼ同じみたい。登場人物の立場は少し変えてある部分もあるかな。さて、ストーリーは、教授のパク・チナンが、格差婚で年上の製薬会社の会長のユン・ソリを殺害することから始まります。愛人のヘジンが妊娠したことがきっかけで、邪魔になった妻を死因が分からない薬で毒殺します。それは成功して、死因は心筋梗塞で自然死と結論づけられるのですが、死体安置所から妻の死体が消えてしまうのです。パク・チナンからすると死体を隠す必要が無いのですが、一体誰が死体を奪ったのか。妻は実は生きているのか、死んでいるのか。そんな不安に襲われるパク・チナンを執拗に調べる刑事のチュンシクの存在。最後に明かされる真実には悲痛な思いが隠されていたのでした・・・という感じ。

ストーリーを全く知らずに見た方が楽しめる映画だと思います。私は何も知らなかったので、なかなか面白かったな。年上の妻役がキム・ヒエで、年下の夫キム・ガンウというキャスティングが嵌りすぎててなんだかもうそれだけで、うっひょーって感じでした。キム・ガンウという俳優さんは、しっかりしているようで、頼りないというか優柔不断で、少しずるくて揺れるような役柄を演じてるのが凄く良いなあ。

刑事のチュンシクを演じていたキム・サンギョンも掴みどころがない感じが良かったです。彼のこと見たことあるような無いようなと思ってたら、「家族なのにどうして」で見てましたね!なるほど~ムン・テジュ役ですね。あの役はかなりコミカルだったから全然イメージ違いますね。役者さんって凄いなあ。

視聴中は、パク・チナンの疑心暗鬼に巻き込まれて、何が何だか分からないという不穏な気分を共有しながら見ている感じで集中してました。そして、ちゃんとラストにはすべての謎も明かされるので、そういう意味ではすっきり出来るミステリー映画でした。切ない事実ではあるんですけどね・・・それはそれとして。

 

死体が消えた夜が見れるのは・・・



【韓国映画】The Wicth 魔女 の感想 起承転結の「転」で落石に巻き込まれて転げ落ちるような感覚!

これはもう久々にバチコーンと私の好みにバッチリはまる映画でしたよ!「The Wicth 魔女」です。超クールで最高でした。戦闘シーンの激しさとか血まみれ具合は悪女とかのが凄いんだけど、あの作品ももちろん面白かったけど好みという感じではあまり無かったんですよね。

この作品は何よりも起承転結の使い方がうまいんだと思う。余すところなくその「転」の機会を利用して視聴者の度肝を抜いて急展開っていう。あれは時間の流れを故意に変化させるという技術だなあ。前半と後半のスピード感が違うことで、後半の速度超過なノリにすっかり巻き込まれて連れていかれる感覚が非常に心地よいです。

マジ面白かったです!おススメ!超クール!

ヒロインのキム・ダミのク・ジャヨン役の演技は言わずもがな素晴らしいし、友人役のコ・ミンシも非常に良かったですよね。あのシスターフッド的なじゃれ合いの雰囲気が後半あんなことになるなんて誰が予想するでしょうか!!!それこそ画面の中のミョンヒの驚愕と見てる我々の驚愕がリンクして身代わりで表現してくれてるような気持ちになりましたな。

そしてミスター・チェ役で私の大好きパク・ヒスンが出演してました!出てるって知ってたらもっと早く見てたのに~という事でうれしいサプライズ。存分に胡散臭げな役で最高でした。

チェ・ウシクも演技上手なんだなあとこの映画で初めて理解しました。色んなドラマや映画で見ているけれど、いつもどの役もあまりに自然で反対に記憶に残らない感じがあったんですけど、そうかそれは演技が上手だからなんだなってとてもよく分かりました。こういう役まで自然に演じられると思ってなかったんで驚き。

そして、ラストの戦闘シーンの撮り方もいいですよね。あの頭をぶつけた壁がへこむような表現がどこか香港映画的なノリを感じさせてね。サイキックな要素が入ってるからその大袈裟な感じが超人的な実力を大袈裟に描く香港映画っぽさを感じさせたのかな?ともかくそういう意味でも好みだったんですよね。うーん。同じじゃなくて新しいんだけど、良いなあって思って見てましたよ~

あと最近、遺伝子操作とか人体実験的なテーマの作品よく見てる気がする。中国語ドラマだけど、マッドハウスとか。きっと時代の流れというのもあるけど禁断の領域に踏みこんでしまう人間というものの存在を描くのが興味深いのかもしれませんね。

終わり方もそうだし、パート1って出てたからこれは続編も制作予定なんでしょかね。そうだとしたら今から楽しみで仕方ないっす。次は絶対に映画館で見たいと思いますよ!

そしてパク・フンジョン監督の作品だったんですね。なるほど、新しき世界も好きだったしな。私はどちらかというと監督から映画を選ぶタイプではないのですが、この作品を見て、他の監督作品も全部見ようと思いました。どちらにしても「血闘」と「V.I.P. 修羅の獣たち」はそろそろ見ようと思ってる映画だった!彼の作品だったのか~ あと「隻眼の虎」も見てみようっと。

 

The Wicth 魔女が見れるのは・・・
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【中国ドラマ】楚喬伝〜いばらに咲く花〜 の感想 始まりから激しいなという印象のドラマでした!

「楚喬伝〜いばらに咲く花〜」の視聴を終了いたしましたが!もうとにかく最初から激しい始まり方でしたな~ 貴族な若者たちによる奴婢の女性狩りの的にされるというのが冒頭のシーン、その後も色々な困難が待ち構えていますが、そんな中で生き抜いていく楚喬が主人公の物語です。はじめは奴婢の立場からどんどん頭角を現し、そして男たちにも愛され守られるんですけど、まあなんというか激しい人生だな~と。

強くて美しい女は好きなんだけど、楚喬は私はあんまり好みのタイプではなかったんです。気が強すぎるから?いやいや気が強い女性は大好きなはずなんだけどな、あまりに正面から盾突くというか肩肘張り過ぎる武闘派な感じだったからなあ。まあ女戦士だよね。だから私がもっと策士的な頭脳派の方が好きなだけかもしれません。
とはいえ、楚喬を演じていたチャオ・リーインといえば、お昼12時のシンデレラのシャンシャンのようなほんわかな女の子のイメージが強かった私にはビックリの役柄でした。でもキリッとしててむしろこんな役の方が合ってるかもしれないなんてすっかりイメージが変わりましたよ!

さて、男性陣の主役はケニー・リンが演じる宇文玥がメインなんだけど、私は個人的に彼にはあんまり興味が無いもんで(寡黙なのに熱い男の役の演技は良かったけど!)、主にショーン・ドウを見ておりましたよ。このドラマで初見だったけど、切れ長の目が好きなタイプ。

始めは気のいいお兄ちゃんって感じの燕洵だけど、父や母、一族を殺されて復讐の鬼と化す男。

性格がそうなるのは分かるけど、化粧がきつく濃くなってピアスまで増えて分かりやすく悪そうな風貌になるのは親切というかなんというか・・・ でも、彼の楚喬に対する思いは深く、彼女への思いと手段を問わずに復讐を成し遂げようとする思いの間で苦しむ燕洵。気の毒なくらい痛めつけられてるイメージなんだけど、その苦しんでる姿も美しいな・・・なんて思って見ちゃう訳です。

楚喬には優しい視線を向ける彼なんだけど、淳に向ける視線の冷たさには心が冷える気分になりましたよね。まあでも彼からしたら彼女の父親に自分の家族を殺されたんだから、当たり前のような気もしつつ。淳は公主なだけあって、全て都合の良いように考えてしまうのが凄かった。皇帝の父に利用され、燕洵に捨てられて、自分が酷い目に合ったのも全部楚喬のせいだ!なんて言い出したのはもう訳わからんちんって思いました。こわい。

さて、他にも色々見たことある俳優さんが出てましたよ!

寵妃の秘密のシン・ジャオリンが宇文玥の部下役で出てましたよ~ まだ初々しい雰囲気です。

そして、宇文懐を演じていた王彦霖をどこかで見た気がすると思ったら、あの星空、あの海だ~ あの時の調子のいいチンピラ風とは違って今回は悪い奴でしたが、意外と早く退場になってちょっと拍子抜けだったかも・・・ もっと強敵だと思ってた。

そして南梁太子の萧策役でダン・ルン。彼なんかはもう楚喬を助けるためだけに存在するような役だったな。助けるけど、何も要求しないのねえ。みんなに愛される女、楚喬さん。羨ましい。

そして三世三生の素錦役の黄梦莹も出てたよ!やっぱり何かを企むような女性の役が多いな~ 今回は南梁の公主役で、実は宇文玥と心が通じ合っていた相手だった!んだけど、その部分がストーリー的にあまりうまく作用してなくて取ってつけたみたいになってたなあ。それなりに重要なポイントだった気もするんですけどね。

あとは楚喬の姉妹役の小七を演じてたのが苗苗だったんですね!あの芳華のヒロイン!つくづく、中国ドラマは美人が沢山出てるなと思います。サブキャラでもイケメン、美人が多くて他のドラマとか映画で主役だよみたいな人がじゃんじゃん出過ぎで目立たない・・・

そして、ラストの「終わりは始まり」感は結構好き。終わりなんだけど、ここで目覚めてここから始まるみたいな余韻が残る感じでちょっとゾワっとして良い。ドラマを通して楚喬の波乱万丈の人生に「激しいなあ・・・」と思いながら見てるものの、そんなこと言いながらわりと引き込まれて見てた気もするかな。そんな感じ!

 

楚喬伝〜いばらに咲く花〜が見れるのは・・・