【韓国ドラマ】オー・マイ・クムビ の感想 クムビ役のホ・ジョンウンちゃんの演技が素晴らしい!

オー・マイ・クムビの視聴を終了いたしました。子どもちゃんが主役のってドラマって変にお涙頂戴の場合が多いのでやや避け気味のジャンルではあるのですが、これは良かった!といってもクムビは重い病気だし悲しい場面もあるんだけれどそれ一辺倒じゃなくて前向きな力をくれる。そして何よりもクムビ役のホ・ジョンウンちゃんの演技がうまい・・・!このドラマはもう彼女の演技力ありきといえるでしょう!いろんなドラマで子役で出ているのを見たことがあるから、まだ若いけどかなり演技経験を積んでるんだろうな。

 

スポンサーリンク


 

クムビが現れたことで変わっていく不良大人たち、傷を抱えた人たち。クムビはもちろん年相応の子どもの可愛さもあるけれど、思考は大人よりもずっと大人っぽい。厳しい環境で育ったことがむしろ彼女をそうさせたのかもしれないんだけど、ちゃんと自分で判断して生きてきてだからまっすぐに育っているんだよね。

人ときちんと関わることを避けてきた大人たちに臆することなく向かっていくクムビ。そして必然的に自分とも向き合うことになって周りが成長していく姿はなんだかおとぎ話みたいでもあるけれど、人を癒すのは人との関わりなんだなあと思わせてくれるのです。可愛いだけの女の子ではないし口も悪いのだけど、なんだか天使のように見えるのだよなあ。

子役ちゃんたちはみんな素敵で、クムビの淡い恋のお相手のジェハ役のパク・ミンスくんも可愛い。クムビに聴かせたいからって公園でバイオリンを弾きだすジェハにノックアウト!笑 末恐ろしい男の子である・・・

愛するウンドンのライル役とか、ごはん行こうよ2のデヨンの子ども時代とかちらほらドラマでも見かける気がする。子役ちゃんたちはあっという間に成長するので、その過程を見守るのも楽しい。このままいけばいい感じにイケメンになるのでは!?

そしてフィチョルの高校時代を演じてたのが、キム・ミンギュ。警察官のパパ役はアン・ネサン。回想シーンにしか出てこなかったけどね~

キム・ミンギュはこの人生は初めてなのででカフェのバイト役の演技で結構印象に残ったんですよね。

ちょっと顎が気になるけど、癖のあるタイプの役柄を演じられそうでちょっと気になる俳優さんなのでした。

ラストに安易に死を描く形で終わらないのがなんだか良かったんです、このドラマ。ニーマン・ピック病だけでなく、本当にいろいろな病気がありますよね。ドラマで病気を描くのってとても難しいと思うのだけど、可哀そうに偏り過ぎず、生と死について考える機会をくれた、そんなドラマでした!

 

オー・マイ・クムビが見れるのは・・・



 

【韓国ドラマ】ブレイン の感想 なんだかみんなの感情がむき出しのドラマであった

このブレインというドラマはシン・ハギュンが演じるイ・ガンフンという天才医師の才能に惚れられるかどうかでストーリーを面白く思えるかが変わってくる気がします。彼を愛したジヘやユジンみたいな気持ちで見れたら楽しめるのかも。

私は、シン・ハギュンが主役のドラマを見るのは初めてだったのですが、映画の渇きの彼の役の残像が強烈に残ってまして、それもはまりきれなかった理由のひとつなのかもしれないなあ。映画の中でソン・ガンホとキム・オクビンの二人が殺した罪悪感から行為中もシン・ハギュンの幻想を見るシーンが超生々しくて記憶から消えない!払拭するためにももっとシン・ハギュンの出演作を見よう!そうしよう!

 

スポンサーリンク


 

それにしても、登場人物みんながとにかく感情むき出しなんですよね。なので、私はそのむき出し感に若干引き気味になってしまいました・・・

イ・ガンフンのプライドの有り様が分かるようで分からない。自分は天才だから誰の力もいらない、という気概があるようでいてコ・ジェハク外科長には全力で媚びたり、ユジンと男女の仲になることは断固拒否しているけれど、利用したりもする。矛盾に溢れた男なんだよなあ・・・ 冷たそうで優しいのは照れ隠しなのか、どこまでも登ろうとするのは本能なのか、自分自身と戦っているからなのか。まあその複雑な性格というのは時として魅力的ではあるのかもしれないけれど。

ジヘやユジンが彼に惹かれるのはちょっと分かる気がする。女ってどこかその男の性格よりも才能に惚れてしまう時ってある。才能ある男の抗えない魅力。でもこういう男は遠くから見る分にはいいけれど、近づくと一筋縄で行かなくて苦労するよなあ。ジヘを見てたら最後まで振り回されてましたからね・・・

ユジン役のスヒョンは大好きな女優さん。すらっとした体型とちょっと知的に見えるきつめの顔が好き。こんな顔になりたい~ 最初の方はあんまりストーリーにピンと来なかったけど、彼女が出てるからってことで見てましたな。

チョ・ドンヒョクはバッドガイズとかのアクションばりばりの役でしか見たこと無かったので、こういう良いとこの坊ちゃんみたいな役は新鮮でした。でも彼の演じたソ・ジュンソクも嫉妬心むき出しでやっぱりこのドラマは感情があらわな人が多すぎてお腹いっぱいだったなあと思うのだった。

イ・ガンとキム・サンチョル教授の関係性はちょっと見ごたえがあって面白かったんですが、タイトルの「ブレイン」についてもっと深く描いてるのかな、と期待していた気持ちはあてが外れてしまったかな。脳の病気の人はいろいろ出てきましたけどもね。

あ、でもジヘがイ・ガンフンへの愛情を理解したのが、脳の検査である部分が赤くなったからっていうのと、その画像を告白に使ってるのは素敵でしたね!

 

 

ブレインが見れるのは・・・




 

【韓中ドラマ】swan の感想 ストーリーよりも于小彤の成長っぷりにビックリしてしまった!

中国と韓国の合作WEBドラマのswanの視聴を見ました。誰が出てるのか調べていたら最近見たスイッチでなかなか素敵!と思ったソン・ウォンソクをキャストに見つけたので興味を持ちました。あと合作というのを聞くとどんなものなのかちょっと気になっちゃうし。

 

スポンサーリンク


 

主役は整形外科医たち。中国人のユー・シャオトン(于小彤)と韓国のナム・ギュリは元夫婦なんだけど、あることをきっかけに妻は突然、夫の前から姿を消していて、でもそんな彼らが再会。そしてともにビジネスパートナーとして一緒に働くことになり・・・というようなお話。

「突然姿を消す」って設定がドラマではよく見られるけど、ちょっと飽きて来たな~ 今回もその理由が事故にあって顔にケガを負って整形手術が必要になったけど、その姿を見せたくなかったから(多分そんな感じ?)とかでその気持ちに共感できないのであった。

そんな元夫婦はそれぞれ他の人にも好かれてて、ユー・シャオトン(于小彤)は弟子の医師役のmiss Aのフェイに、ナム・ギュリは事務長役のソン・ウォンソクにという構図です。でもまあ元サヤに戻るんですけどね!知ってたよ!笑

しかし、なんだか主役のユー・シャオトン(于小彤)の顔に見覚えがあるな・・・と考えてたら、「あ!紅楼夢の子役の男の子だ!!!!」と突然気づいたんですよ!ほらこの子↓

(紅楼夢はヤン・ヤン目当てにちょっとずつ見てるけど、まだ7話・・・ まだ彼が賈宝玉役なのだった。先は長い~)

顔は全く変わってなくて、そのまま成長したんだな~なんて思って見てたんだけどもなんかサイズ感がおかしい。

ナム・ギュリと比べてもなんか妙に身長差がある。

フェイと比べてもデカすぎる。あんまり気になったので調べてみたら190センチですって!いやほら子役時代から活躍してたからって大人になってカッコ良くなるかとか背が伸びるかは分からないじゃないですか?だからあらま~なんと順調に成長したんだろうって驚いちゃった。ソン・ウォンソクも187センチくらいあって背が高いなあと思ってたけど、それよりも高いですからね。

このドラマ見て驚いたポイントの一番はこれでしたね・・・!

 

そして何気に、ゲスト出演者も多い。

ヨン・ジョンフンが先輩医師役。ちょっとちょっと白衣が似合って超素敵じゃないですか~ 他にも医者役を演じたことってあります!?あるなら見たいゾ!
茶髪もいい感じで、眉毛もちゃんと茶色くしてるなあ、なんてことを思ってた。

キム・スロもお医者さん役で突然出てきた。胸囲がバーンで白衣がきつそうだなあ。

そして美容クリニックの看護婦役で日本人の大川信子も出演。韓国の美容整形って色んな国の人が訪れることを意識してのキャスティングなのかな?

 

ストーリーは特筆することはないのですし、やたらとスポンサー企業の飲み物(香瓢瓢というミルクティー)を宣伝してて苦笑って感じではあるんですが、美容外科に来る患者さんの症例といろんな言語が飛び交っているのは興味深かったかな~と思います!

 

 









【韓国ドラマ】恋愛の発見 の感想 ロマンスが必要の脚本家の作品なので、そのシリーズが好きな人にはいいのかも。

良く練られてるな~と思う内容のストーリーだと分かるもののそれは個人的な好き嫌いの気持ちとは関連しないのだなと思いつつ見ていたドラマでした。回りくどい言い方をしましたが端的に言うと私はあんまり好きじゃなかったなってことです。

 

スポンサーリンク


 

私は別に良い子な登場人物が好きな訳ではないし、美しい悪女は大好き。だけど、このドラマのヒロイン、ハン・ヨルムは「私は悪い女」だということにどこか酔っている感じがして、見ていて気持ちが良くなかったんです。恋愛とかそういうところだけの話でなく、自意識過剰さが鼻につくような感じ?

私が良かったなと思った部分は、ハン・ヨルムがカン・テハに別れを告げた理由が父の死が原因だったということ、一番彼を必要としている時に自分に時間を割いてくれなかったこと、そして自分がしてしまったことにカン・テハが気づいて、「俺たち別れよう」と言ったところ。「分からない」ままのことって引き摺るんですよね。でも理由が明確になった時にやっと二人の関係に整理をつけられたのがなんだか心にズンと来てああやっと二人はお互いから自由になれるのね・・・とじわっと来たのでした。この辺りの話はとても良いと思ったので、いっそあそこで終わってくれたら感動したんだけどなあ。

だけど物語は続いて行ってしまって、その後の部分は見てて気持ち良くなかったな・・・ 最終話であったように恋愛ってお互いに少しずつ傷つけあったり、そして少しずつ癒しあったりするものっていうのは分かっているし、綺麗ごとばかりじゃないことは分かっているのだけど、でもなんだかなあ。カン・テハも言ってたように、ハン・ヨルムは誰も好きじゃなくて自分自身だけが好きなんだもん。だから最終的に結局のところそれを甘んじて許してくれるカン・テハを選ぶ彼女には狡さしか感じないのでした。

そう考えると最後にそんな彼女と離れられたハジンは実はラッキーだし、捕まったカン・テハが実は気の毒なのかなという気もする。でもまあ本人も分かっててだからお好きにどうぞ~ってな気分です。ワハハ!

てな感じで、最初から主役三人のやり取りにはほとんど魅力を感じられなかった私ですが、ト・ジュノ役のユン・ヒョンミンとユン・ソル役のキム・スルギの二人がめちゃめちゃ可愛かったので最後まで見れたかもしれない。ユン・ヒョンミンは魔女の恋愛でもこんな感じの良い友達役だったよね~ ちょっとおとぼけだけどよく見るとカッコイイ感じが好き!キム・スルギちゃんは前からずっと好きだし、出てる作品は全部見たいと思ってたからこれでひとつノルマがこなせたな~ 今回もとっても可愛い役だった・・・!くるくる変わる表情がとても良いなあ。

そして最終話で突然ゲスト出演してたユ・アイン!私どうやらベテランを見た後遺症が残ってて、にっこり笑っててもなんだかあのめっちゃ悪い財閥三世の裏のある笑顔にしか見えなくなっててヤバイです。あの映画は私に強烈な印象を残したんだなあと今更シミジミ。

 

ただのラブストーリーからは少しひねってあって見どころもあるんですけども、でも私はあんまり好みに合わなかった感じ。ロマンスが必要の脚本家、チョン・ヒョンジョンの作品みたいなので、あの辺りが好きな人には良いかもしれません。

 

 

恋愛の発見が見れるのは・・・




【中国ドラマ】六指琴魔 の感想 若き日のニッキー・ウーが美しかったよー

Gyao!で配信されていたので見たドラマ「六指琴魔」。タイトルを見ても何のこっちゃ!?って感じなんですが、ちょっと見てみたら意外と面白くて結局最後まで見ちゃいました。2004年の作品でいわゆるひと昔前の武侠もの的な雰囲気が逆に懐かしい感じで楽しめました。こういうの昔はよく見てたなあ・・・

 

スポンサーリンク


 

有名な俳優さんとしてはニッキー・ウーが出ているんですが、この時の彼はさすがに若くて美しい!

この時の彼と比べてしまうと、ジャクギ出演時はやっぱり歳をとったせいかかなり貫禄が出てこの頃の麗しさはさすがに失われてるなあ~と。もちろん歳を重ねたからこその良さもあるんですけども。結構変わっててビックリする。

そうそう、彼の武器?道具?が笛なんですけど、プラスチックの縦笛にグリーンのペンキを塗ったんじゃなかっていうちゃちさで、そういうの出てくるだけでも笑ってしまう面白さ。

そしてヒロインの王雪梅役の寧靜。彼女の眉毛がまたツボに入って笑ってしまって大変だった!そんなにヤンキーみたいに細くして吊り上げなくてもいいのに!こういうのが主流だったんだろうか・・・!?

寧靜という名前になんだか見覚えがあると思ったら哀戀花火という映画を見たことがあって、そこで男装の女主人の春枝を演じていたんですね~ あの時の男装の似合う端正な美しさは健在!今も中国のテレビドラマに出演して活躍してる様子。

そんな主役二人の悲恋的なノリをぶっ飛ばすのが、呂麟と譚月華のカップル。この二人のぶっ飛びズッコケぶりはこれまたなんだこれと思うんですが、だんだん慣れてきて楽しみになってくる感じ。ストーリー的に見たらかなり人が死んでいくものとなっているので、彼らの存在が和ませる要素として功を奏してたかも。武侠ものってそういうところでバランスを取ってるのかもしれない。

あとちょっといいなと思ってたのは、鬼奴を演じてた李勤龍!なんだかんだと最後まで生き残る役だったので、割と有名な役者さんなのかな?と思ったのだけど、百度で調べてもほとんど情報がないのでそうでもないのかも。残念。

 

あとはもう五大門派の掌門(ボスみたいなの)の造形が漫画的でそれもツボでしたね。

鬼宮のボスを演じてた段秋旭。頬のシェードが凄いんですよ!しかしこんなメイクもだんだん見慣れるという・・・恐ろしい。

そして烈火宮の烈火祖師を演じていたのは盧勇。火の宮の人だからなのか眉毛も毛も赤い。分かりやすくていいけどもさ。
でもこの盧勇という役者さんは中国の時代劇にかなり出てるみたいで見てたらやたらと発見してしまいます!今のところ、蘭陵王とハンシュクで見つけて「お!」と思いました。だいたい重臣とか武将の役よねー。確かに普通にしてたら素敵なおじ様であります。

 

シンデレラはオンライン中に出てくるゲームや古剣奇譚で琴が武器っていう設定が多いくて優雅でいいなあと思ってたんですけど、昔からの小説でもそれが当たり前のお約束なんだなと勉強になりました。まあこのドラマでは最強の天魔琴を手に入れるために殺し合いって感じで優雅どころじゃないんですけどもね。でもメイクや設定、アクションのCGのチープ感などが全く悲壮感を感じさせないので、面白いの比重の方が大きかったかな。最後のラスボスの倒し方があっけなかったのがちょっと拍子抜けしたけど、全体的には楽しんで見れましたー!

 

六指琴魔が見れるのは・・・