アマゾンプライムで配信が始まったので見てみた「眠れぬ夜のカルテ」。カレン・モクが出てる作品見るの久しぶり~ってことで見てみたんですが、内容には何の前知識もなく見たんですがわりと良かったんです。
こちらの作品、少し前に見たんですね。で、最近、「薬の神じゃない」を見て来たんですが、主役の徐峥(シュウ・チェン)になんだか見覚えがあるような気がして調べてみたら、「眠れぬ夜のカルテ」の主役のシュウ・ルイニン役のスキン・ヘッドの彼が同一人物だったんですよ~!よく見たら確かにそうなんだけど、全然違う人に見えるよ~!どちらの映画での演技もなかなか良かったので、これから気になる俳優さんメモに追記ですね。そんなこともあってこの映画の感想を先に書いてみたりしております。
スポンサーリンク
さて、ストーリーは、見えないものが見えるというちょっと厄介なニン・シャウヤンという患者が精神科医のルイニンのところにやってくるところから始まります。そこから段々と見えてくる真実は・・・?という感じ。結果的には、ありがちといえないこともないかもしれないストーリーではあるんだけど、役者さんの演技が素晴らしいのと話の運びがわりとうまいので、私はかなり好きだったんですよね。
ところでいつも言っていますが、邦題が気になりますねえ。原題は「催眠大師」なので、直訳だとちょっとつまらないって感じなのかもしれないけど、だからって「眠れぬ夜のカルテ」とは・・・ どうしてそうなったのだろうなって気にはなる。オシャレっぽいタイトルにはなったのかもしれないけれど、本質から外れたタイトルになってしまうとなんだかなあと思ってしまうなあ。
シュウ・チェンも良かったんですが、カレン・モクの演技も良かったんですよね。二人の対決が見どころなんですが、それぞれの存在感が対等な感じなのが良くて、立場が逆転していくやり取りが非常に見ごたえがありました。
徐々に明らかになってくる事実には胸が苦しくなる。人生とは後悔するような出来事も起こってしまうものだけど、それをどう克服するかは精神科医で催眠術師であっても容易なことではないのだな、なんて。切ない余韻とともに、「自分を許せるのは自分だけ」というカレン・モクの台詞が心に残る映画なのでした。あ!カレン・モクは今もとても綺麗でした。全然変わらないのすごい~!