あけましておめでとうございますー!2019年最初の感想は「内省的なボス」です。恋愛じゃなくて結婚からとても好きになったヨン・ウジンが出ていますので、見なきゃな~と思ってたんですよね。そういえば七日の王妃も2話ぐらいまで見て止まってることを思い出しました。あれも見ないとだわー ちなみに感想もたくさん溜まっておりまして、10個分くらい。ノリノリで書ける時もあるんだけど、なんだか書けない時もあるんですねえ・・・ そうだ、2018年に見たドラマのベスト10とかもまとめたいんだった。色々追いつかない~(^^;
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さて、このドラマはラブコメって感じで明るく進んでいくし、サイレントモンスターのメンバーなんかも明るくて面白おかしく描かれてるんです。なので楽しく見れるドラマと言える気もするんですけど、私はどうもモヤモヤしてしまうのでした。
チェ・ロウン(パク・ヘス)が、ウン・ファンギ(ヨン・ウジン)のパワハラのせいで秘書だった姉のジヘが自殺したと思って、彼に復讐のためにブレイン広告に入社するというところからお話は始まるんですね。で、だんだんとファンギの人となりが分かってくるとどうもパワハラが理由じゃないってことが分かってくる、と。そして結局ロウンとファンギは恋愛関係になるんですね。まあその辺りは良いんですよ。ファンギはジヘの自殺に関して一部責任があると思っていて、だから彼女の妹を3年間もずっと見守っていた訳だし、内省的な彼だからこそロウンみたいな明るい外交的な子を好きになるのもありなのかな~と思うし。
でもね、ジヘの自殺の理由が明かされていく過程で、本人たちにも見えていなかった複雑に絡み合った事情があったんだなと分かってくるんです。ファンギ、その妹のイス、カン・ウイルのそれぞれに責任があるって感じで、最終的にはジヘの好意に気づかなかったファンギがすごく後悔している様子が描かれてましてそれは心情的には分かるんだけどさ。でもなんだか私としてはカン・ウイルのやったことが、パワハラ+セクハラで罪が重いと思うんだよな。でもカン・ウイルは彼女が自分のことを好きだと勘違いしちゃって迫っちゃったーてへへ馬鹿だよねー、くらいで終わってないです??おいおい。上司に呼び出されて酒を飲まされて酔ってキスされてホテルに連れ込まれるって完全に犯罪ですやん。はっきり断らなかったジヘが悪いって意見もあるのかもしれないけど、パワハラ、セクハラは上司という立場を利用したものだから断りづらいシチュエーションのことが多い。これがおっさん相手だと明確にそう見えるけど、カン・ウイルが若いせいなのか恋愛的な気持ちの行き違い程度に描かれていてとても嫌だなあ~とモヤるのでした。ううむ。
なので、その自殺の理由ってのが根本的にちょっとね・・・ とてもデリケートな内容だと思うんだけど、反省とか謝罪とかで終わっちゃうんだ・・・と思ってしまうんだな。
そんな部分がひっかかってしまって楽しみきれなかったんですが、サイレントモンスターのメンバーは好きでしたよー。タン・ユヒ(イェ・ジウォン)の夫役がキム・ジソクでまたオ・ヘヨンネタが出て来たり、オム・ソンボン(ホ・ジョンミン)もまたオ・ヘヨンにも恋愛じゃなくて結婚にも出てたよね!?tvNの常連過ぎる~!そして、キム・ギョリ(チョン・ヒョソン)はなんだか見たことがあるなあ~と思ってたら、幽霊が見える刑事チョヨンの女子高生幽霊のナヨンじゃないですか~!彼女かわいくて好きなんですよ~ ラストモテモテになってて笑った。
あと、ファンギ役のヨン・ウジンは黒いパーカーかぶっててもかっこいい~ 彼は大きいのに伏し目がちになると切れ長になるあの目が魅力的だな・・・ 分厚過ぎないちょうどいい感じの筋肉もいいよー 姿勢がいいのもいいよー 色々考えすぎで誤解されやすいけど、本当はとても優しいファンギを好感がもてる感じに演じてて良かったです。ロウン役のパク・ヘスは可愛いなと思うんですけど、ああいう有無を言わさぬ明るさは近くにいたらしんどいだろうなーなんて思いつつ。ああいう性格、羨ましくはあるんですけどね!彼女よりファンギの初恋の人役のチャン・ヒジンが好きだったな。ちょっと怖い役を演じることもある独特の雰囲気もある女優さんだけど、ここではサバサバしてるけど何を考えてるか分からないちょっと不思議ちゃんな感じがハマってて良かったなー。
いいこと言うなあと思った部分もありつつ、パワハラという言葉が出てきた割にはそこの認識が甘いんじゃないのーと思った部分もありなドラマでした。でも総合的には面白かったかな~と思います。はい。