【韓国ドラマ】キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜 の感想 小気味よくて楽しい!

キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜の視聴を終了しました!これとってもおもしろったです!キム課長は強烈な個性なんだけど、下品じゃなくいい感じに面白く役作りをしてくれたナムグン・ミンが新境地開拓って感じで最高。これは続編あってもいいんじゃないかしら。毎回ラストに出てくるイラストもいい味出しててちゃんと落ちがあるのがいい。そして失敗してもまた人生をやり直せるっていうどこか優しいストーリーなのも良かったなあ。

 

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ナムグン・ミンも良かったんですが、ジュノも良かったな。そういえば原題は「キム課長」なのに邦題では「キム課長とソ理事」になっているのはやっぱりジュノ目当てにこのドラマを見る層が多いだろうと見越してのことなんだろうなあと想像。タイトルの変更としては許容範囲ではあるけど、あくまでもキム課長がメインかな。

それにしてもジュノの元検事のソ理事役の高圧的な態度のあまりの違和感のなさにはかなり驚いたわー あまりにも普通というか、言葉だけじゃなくて態度とかそういうものが伴っていて違和感が無いという感じ。そういう態度に慣れた人にみえてしまうくらい本物っぽかった。彼の演技を見たのは初めてだったのですが、他の出演ドラマではどんな演技なんだろうって俄然気になってしまう~

そして、ソ理事みたいに志が頭がよく志が高かった人が一周回って悪事に手を染めるっていうのもなんとなく理解出来る気がする。理想が高過ぎて現実を見てしまった時に、どうせこんな世の中なら俺がそっちでやればもっと上手くやれるっていう逆のプライドみたいな。

彼の場合はキム課長のおかげでギリギリのところで戻ってこれて良かったね。このドラマはそういう感じで人間に対する心の広さというか、優しさがあって良かったな。みんなやり直せるって。たしかに正しいと正しくないの境目は曖昧で人間はどちらも併せ持ってるものね。どちらを選ぶかは自分次第なのだな。

キム課長もお金をちょろまかしてたけどそういうのは罰されなくてオッケーというスタンスで、大企業の大きなズルはダメみたいなのは、法的にクロだけど人間の感情的にはありって感じなんだろうなあ。まあドラマですし、爽快さが必要ですもんねー

ナム・サンミは久々に見たけれど、全く変わってなくて可愛い!朝鮮ガンマンみたいな時代劇はイマイチだとおもったけど、やっぱり現代劇のが断然いいわー ちょっとキツイこと言ってもどこかキュート。許せちゃう。あとはキム課長と変に恋愛要素がなかったのもよかった。同志だもんね。その方がずっと良かった!

そして私のお気に入りのドンハも出てて、彼もなかなかよい役だったなあ。バカ息子なんだけど、キム課長や経理部の人たちと一緒にいることで彼も成長しましたね。あんなに偉そうだったのにキム課長にビビる姿とか面白かったし、彼にピッタリの役だったな~

そしてもう一人のお気に入り、キム・ソノも出てました!最強配達人では彼がお金持ちのバカ息子って感じの役だったけど、今回は真面目くん。全然違う。サンテとグァンスクの恋模様がコミカルなんだけどキュートで良かったなあ。

二度目の二十歳のノラの高校時代を演じてたハン・スンリもコンビニ・バイト役で出てて、お!と思いました。髪の色を変えるだけですごく雰囲気が変わるもんだなあと。そして今更ですが、恋のドキドキスパイクのバレー部のマネージャー役だったことを知りさらにビックリ。全然気づかなかった。顔に特徴があるので覚えやすい気がするのに毎回雰囲気が違うなあ・・・ 子役時代からドラマに出てたみたいなのでキャリアが長いので、演技が上手なのかもしれない。

明るいノリと適度なギャグが最高に楽しかった。出てくる人がみんな濃くて個性的で喧嘩しちゃいそうな気がするのに、うまくまとまってて凄いなあ。ナムグン・ミンは深刻な顔をしてる役が多い気がするんだけど、キム課長みたいな明るい役の方がむしろ似合うかも!とっても面白かったので、続編が出来たらいいのにな!

 

キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜が見れるのは・・・






【韓国ドラマ】ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?! の感想 癖のあるおじさんパラダイス!

ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!の視聴を終了しました!これ、原題は「LAST」なんだけど、邦題でゲームってついちゃうと途端にだっさくなりますね!?最終回を見て思ったのは「LAST」が「最後の」という意味だけではなくて、動詞の「続く」という意味も含んでいるのではないかということ。ソウル駅の勢力争いは人が変わって形を変えてどこか続いて行くような気がして。なんとなくそういう印象を受けたので、余計に邦題に対する違和感が大きいのでした。ま、私の勝手な解釈ですが!

 

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それにしても、ホームレス達が活躍?するドラマなので仕方ないですが、おじさんいっぱいでやや華やかさに欠けますなあ。私はそういうのがキライではないので問題なかったし、むしろ今まで見た韓国ドラマで出てきた癖のあるおじさん俳優がほとんど出てた気がしてその部分はとても楽しかったです。

ナンバー2のパク・ウォンサンとか大好きだし、なかなか良い役でしたね。彼にまつわる切ないラブストーリーなんかもあって見せ場が多い役!おじさんなのにどこかつぶらな瞳が魅力ですね。

パク・イェジンがあじょしと呼ぶほど年が離れた感じがしないのがちょっとな。

 

手下ズはみんなはまってて見てて楽しかった!

ナンバー5のワニ(チャン・ウォニョン)は人の顔色をうかがう感じがうまくて、ナンバー4の毒蛇(イ・チョルミン)は最後まで意外と義理堅かったのが素敵。ナンバー3の押切(ユン・ジェムン)は出番は短かったけど、さすがの存在感。迫力ありますなあ。

しかし、本当に一番光っていたのはカマキリ役のドンハだと思う。怪しいパートナーですっかり魅了されたのですけど、出演作を見れば見るほど彼の存在感に目が釘付けになってしまう。このドラマを数話見て最後まで見続けようと思ったのも彼が出演してるのを見つけたからですもん!今もいいけど、これから歳をとっていくのを見るのも楽しみな役者さんです。

このドラマの中でちょっと気になったのはカマキリがどうしてそこまでフンサムに忠実なのか分からないことですかね。そういうそれぞれの過去のエピソードの描写があればもう少しドラマに深みが出たのかも。

イ・ボムスは良い人の役より、悪い人の役の方が魅力的な気がするので、クァク・フンサム役にはとても合っていた気がします。乱闘シーンでスーツの背中まで汗でべちょべちょになっていたので、撮影大変だったんだろうな~とそんなことを思いました。

喧嘩のシーンも多いドラマでしたが、様式美的な喧嘩じゃなくて角材で殴るみたいな泥臭いタイプの乱闘なので、アクションシーンはあんまり好みじゃなかったかな・・・

そして主役のはずなのに全然興味がわかなかったのはユン・ゲサンが演じるチャン・テホ。これも多分「仕手戦ではめられてどん底に落ちた」以外に彼の過去のエピソードがほとんど無いことが原因のような気がします。どうしてお金儲けへの渇望をそんなに持っていたのかという背景に関する描写があればまた違ったのかな。

ホームレスになってもスーツを着続けていることでテホの這い上がってやるという矜持が表されていたのは良かったですけどね。

ソ・イェジは看護婦役が似合っていたし、パク・イェジンのめっちゃ困り顔の眉毛のマダムも悪くはなかったんですけど、いかんせんおじさんがいっぱい出てくるドラマなので、その二人では地味目でちょっと花が足りない印象は否めないかな・・・

 

男がこんなに出てくるのに、硬派な感じがしないというのもある意味不思議なドラマでしたが、癖のあるおじさんが好きな私はそれなりに楽しめました!ドンハも出てたし!

 

 

ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!が見れるのは・・・