【韓国ドラマ】THE K2 〜キミだけを守りたい〜 の感想 守るために血まみれになって戦うジェハが人を癒す救いの天使のように見えた

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The K2は、実はかなり前に視聴終了していたのですが、なかなか感想が書けなかったのです。面白くなかったからなの?と言われるとその反対で私にはとっても面白くてむしろぐるぐる色んなことを考えすぎて言葉にできなかった感じです。

見る前は、チ・チャンウクがかっこよく少女時代のユナを守るドラマだろう、くらいに思っていて、ヒーラーでもアクションや守る役がとても良かったから、このドラマでもカッコいいだろうな!と軽く思っていました。

確かにカッコ良いし、二人のラブストーリーととらえることも出来る気もするけど、思ったよりもかなり壮大な物語で、登場人物も曲者がいっぱいで超見応えがありました。私はすごく面白かった!

 

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しかし、使われているのが童話をモチーフにしたドイツ語の曲が多いので、これの歌詞が分かるかどうかでドラマの理解度も変わる気がするかも。韓国ドラマは挿入歌の歌詞がドラマの内容にかなり直結していることがあるから訳は必須な気がします。

よく流れる曲に、「森に入っていく少女、森にいる魔女、狼」が歌詞に出て来る訳ですが、はじめはもちろんユナ演じるアンナが少女で、ソン・ユナ演じるユジンが魔女だと思って見ていたんですが、途中からあれもしかして、ユジンが少女なのかもしれない・・・と思わされます。

それにオオカミがK2の事なのかな・・・?と思って見ていたんですがそうとも言い切れない感じもして。そしてどうやら、チャン・セジュンやパク・グァンスやチェ・ソンウォン等、少女を利用しようとする人たちの事も表しているのかなと思えてきました。

そして、昔は少女だったユジンはまわりのオオカミたちに裏切られ利用されることで魔女になってしまったのではないかと。アンナもK2という存在がいなかったら少女から魔女になってしまったのかもしれないと。

そしてユジンを最後にまた少女に戻したのは、K2。
彼は血まみれで傷だらけになってまで本能で純粋な物を徹底的に守る天使のように見えました。それは何か使命を帯びたような。そして彼のその行動が人の純粋さを引き戻す触媒のような存在だったのかな、と思うのです。

裏切られ傷ついて来たユジンは自分を守るために魔女になり、幸せでは無かったけれど、自分が間違っていると気づきたくないが故に止まることも出来ず。
でも、車のブレーキが利かない罠を仕掛けられた時に血まみれになっても体をはって最後まで彼女を守ろうとするK2という存在に言葉で散々騙されたきて何も信じていない彼女がもう一度信じられるものを見つけた時から少しずつ少女の部分を取り戻して行ったような気がします。

このドラマのアクションシーンは美しさよりも泥臭ささえ感じるような闘いを表現しようとしていたのはそのせいかな、と。ただ相手をすいすいと打ち負かして行くのではなく、チ・チャンウクも傷を受け、血まみれになり、痛そうに見える状態でないといけなかったのは、そこまでしてもユナやユジンを守るという姿が必要だったのかな、と思ったのです。

K2もなんだかんだとユジンを守ったのは、最初は彼の職業柄の義務感からだったにせよ、どこか彼女の中に少女の純粋な部分を見ていたように感じて、彼女のことを口では悪い女と言っていても、それでも初めは憐憫、孤独の共鳴そして時を経てなにか愛のようなものを彼らの間に感じ、そのヒリっとした甘くはない関係性を見ることが一番の楽しみでした。

表面的には、アンナとジェハの恋が主軸のようにも思うんだけど、その部分には途中から全く興味が沸かなくなってしまいました。
2話くらいまでのユナは純粋な少女という役柄にピッタリだな~と思っていたのですが、途中から純真さが消えて、あざとさが目についてしまうような気がしました。最後のスイッチを押した時とか。う~ん。
アンナに簡単に惹かれるK2には魅力を感じないのだった。

K2の愛の始まりは不幸な境遇にいる女性への同情や哀れみからのように感じる。ラニアに対しても、アンナに対しても。最後までアンナへの感情が愛情に見えなかったのはそのせいなのかもしれない。

そういえば、実際にオープニング曲でのキャストの紹介が、チ・チャンウクの次がソン・ユナで、その次がユナだったのを見て、あれ?ユナが先じゃないんだ~と思ったんですが、その順番も意図的で、製作者もどこかユジンに主軸を置いて作った物語だったんだな~と思うんですよね。

とにかく、ソン・ユナの演技は素晴らしくて、唇を噛む姿とかまさに芝居がかってるんだけど、そういうのもやや仰々しいこのドラマにとても合っていたなあと思います。

イ・ジョンジンもいやらしい弟役を素晴らしく演じていたし、バッドガイズでアクションが素敵だったチョ・ドンヒョクがJSSの打撃隊長で出てたり、いろいろと見どころたくさんでした。

そして、ユジンの秘書のキム室長のシン・ドンミがすごく良かったです。
昔の1%の奇跡の事務員役とかからは想像も出来ないような常軌を逸してユジンを信奉する秘書が素晴らしかったです。最後にユジンと一緒にとどまると思ったのに脱出してあれ?と思ったのだけど、彼女には復讐という目的があったんだなと納得できたし。

 

このドラマはもしかしたら苦手な人もいるかもしれないんですが、私のように非日常感のあるドラマが好きな人ならオススメです。そんなことある訳ないじゃん~と突っ込んでしまう人にはつまらないかもなあ・・・。

 

そして、結局のところK2がユジンを救えたのか、救えなかったのかというと、私は救えたように思ったのです。身体は救えなかったかもしれないのだけど、心を救ったのだと思うのです。彼女のすべてであった鏡をK2にあげることでどこか執着を手放すことができて、少女に戻って消えられたのだから。

そう考えるとやっぱりK2は闘って血まみれのその姿で人を癒す救いの天使のように感じるのでした。そしてそうやって誰かを守ることができたという事実で彼も救われたのだろうか?

 

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このドラマが見れるのは・・・



 

【韓国ドラマ】パリの恋人 の感想 キム・ジョンウンの素朴なキュートさが素敵!

パリの恋人を視聴完了しました!

韓ドラファンではない音楽関係の友人が面白かったドラマとしてあげていたので、
いつか見たいと思ったらGyao!で配信していたので、そうだそうだ気になってたドラマだったと思い出して、見始めたのでした!

パリが舞台の最初の頃は好感触で楽しく見ていたのです・・・が!
韓国に帰って来てからのイ・ドンゴンが演じるスヒョクが嫉妬や被害妄想でどんどん卑屈になっていくのがつまらなくなってきて、途中挫折しそうになりました。

なんでもかんでも人のせいにする人、好きじゃない!

 

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そんな感じで、自分が恵まれていることに気づかずに、
まわりをうらやんでばかりで自分が何をやりたいのかということから目をそらしているだけに見えたスヒョクには最初から全く興味が沸かず、どちらかというと苦手なキャラでした。
役柄のせいかイ・ドンゴンも全然カッコよく見えず・・・
彼が出ているので他に見たことのあるのは未来の選択くらいなので、
あれもあんまりステキな性格の役じゃなかったので好きじゃなかったなあ。
カッコよさ全開の役を見てみたいです。

母親の愛情、社長の席が全部叔父のもので、そしてテヨンも叔父のことを好きになってしまって、俺には何もないみたいなことを言って復讐とかするんだけども、
車買ってと言えばすぐに買ってもらえたり、部屋にドラムがあったり、
それって結構すごい環境なんだけど、もっともっとと思ってると目に入らないものなんでしょうか・・・?
叔父が実は兄だったと分かった時もショック受けてたけど、
考えてみたら、親の都合で母を母とも呼べずにいた叔父の方が気の毒な気がしてしまうし。
まあ、なのでスヒョクがそんな風に被害妄想ばっかりで、自分の目指す道などの芯がないからこそ、テヨンに愛されないの分かるわ~って感じ。

いつもどちらかと判官びいきで愛されない人の方を応援してしまうタイプなのですが、(高校野球も負けてる方を応援してしまうw)このドラマではパク・シニャン演じるギジュとキム・ジョンウン演じるテヨンのカップルが断然好きでした。

キム・ジョンウンは飾らない姿がとても魅力的で素敵でした。
ちょっとガサツなくらいなんだけど、とてもキュートに見えちゃう。
こういう役ってあざとさが見えたら一気にアウトなんだろうけど、
それが全く無かったのが、このドラマを明るく素敵にしてた気がします。

それにしても、このドラマもそうだし、孫なのに、息子とか娘として育てる設定が韓国ドラマには多いなあ。
ちょうど見たところの大丈夫パパの娘だからでもそういうのが出て来たので、ちょっと驚き。
本妻の子か庶子でかなり違うみたいだし、血筋が重んじられるんでしょうかね?
お金持ちは大変ですね~

 

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【韓国ドラマ】大丈夫、パパの娘だから の感想 子育てって難しいんだなあと思いました

大丈夫、パパの娘だからを視聴終了いたしました!
少し前に見終わってたんですけど、なかなかのモヤモヤ具合で感想が書けずにいました。

先が気になって一気に見れたドラマだったし、
登場人物も色んな人が出ててかなり豪華な感じもしたし、
ハートフルと言えばハートフルかもしれないし、
とはいえ、とんでもなく悪い人も出て来るし、
なんか面白かったような気もするんですが、
好きか嫌いかというと半分好きで半分嫌いみたいな感じかな・・・

納得いかないことが多かったんですよね!
そこがモヤっとした部分かなあ・・・

 

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まあなんといっても私にとっての一番の問題は末娘のチェリョンがただの嫌な人にしか見えなかったことかもしれません。

お父さんが入院した病院の費用が払えないからと、姉に病院の息子との結婚を勧めたり(ひどい。自分がすれば?)
姉や兄も優秀にもかかわらずお金が足りないだろうからと留学を諦めたのに、自分だけ語学留学に行かせてもらっていて、でもどうやら一番勉強が出来ないようで、子どもに教える英語教室のバイトを断るほどだし(何勉強したん?)
そんな風に自分にお金を使ってもらったり、ブランドのバッグをお父さんにねだったりして不要なお金を使わせた娘が、母が詐欺にあったら、お金を取り戻して来るまで帰ってこないでと言いはなったり(あんたが言うのは違うんじゃ?)
そして、お父さんが療養所に入るって言いだした時に、家族がバラバラになっちゃう・・・とか言って泣いてたけれど、留学して一人暮らししてたのに何を言ってるんだい?みたいな気分になったりしました。

姉妹は仲良しの設定だったけど、私がお姉さんだったらこんな妹とは仲良く出来ない。甘やかされたわがまま娘というよりはただの嫌な人にしか見えないようなセリフとかキャラ設定のように思えるんですよね・・・

お父さんにはめちゃくちゃ可愛がられてる(というか甘やかし過ぎw)けど、ああいう末娘で何をやっても許されるためには、特に他人に対してはわがままでも人を惹きつけるよっぽどの魅力とか可愛げが必要だと思うのです。

ムン・チェウォンは嫌いな女優さんではないのだけど、どうも語気がきついせいなのか、しっかりして見えてしまうためかかわいい末っ子には見えない。役者さんって役柄に合わせてカメレオンみたいにキャラクターを変えて演じる人もいれば、ある一定のイメージを保ってむしろ自分のキャラに役柄を寄せて演じるとか役柄を選ぶ人のパターンに分けられると思うのです。私はムン・チェウォンは後者だなあと思うので、はっきり意見の言えるしっかりした人を演じるのがいいような気がします。
だからドラマでの役にはどうもしっくり来ませんでした。
グッド・ドクターとかの医者役とかは良かったし好きなんだけど、このドラマに関しては、もう少し自然なぶりっこというか、天然なのかな?という柔らかい空気感を持った人が良かったのかなと思ったのでした。

私はそんな感じでとらえてしまったので、チェ・ジニョクがチェリョンを好きになるのもなんだかなあ・・・と思いながら見てました。美人だから、という点しか納得できないな~ チェリョンが大人になろうと頑張ってる描写も中途半端で、良い子になった感も無くて。

という感じで、チェリョンがどうしても好きになれなかった反動もあってか、すっかり長女のエリョン贔屓になって見ていました。エリョン役のイ・ヒジンは、モンスターで先生を演じているのを見たときから、永作博美に似てるな~と思っていましたが、スタイルも良くて結構好きです。しっかりもので、物事の本質をしっかり見る素敵なお姉さんでした。最終的に彼女がハッピーエンドに落ち着いたのでそこは良かったです。相手役のカンソンもいい感じに放蕩息子だけど本当は気が優しいというのを演じてくれていたので、幸せになってくれ~と素直に思えたのが良かったな!

でも、最初の頃はチェ・ソンジュンが演じるホン先生との間にも何か感情が生まれるのかな、と匂わせたわりには立ち消えてた気がするので、途中で脚本が変わったのかな?チェ・ホンジュンは君の声が聞こえるの事務員の人ですよね!
結構好きなので、出番が多くなるのかなと思ったらただのお医者さんで終わったw

そしてチョン・テスはこういう悪人役がはまり過ぎるなあ・・・ 確かに陰の気が出てる感じがあるので、癖のある役にキャスティングされるの分かる。見ててほんとに怖いです。

ヒョッキのバンド仲間のソンド役のパク・サンフンがパク・グニョンの息子さんだったり、ドンヘやカン・ミニョクなどのK-POPアイドルが出てたり、ほんと見たことある俳優さんがたくさん出てました。だからわちゃわちゃ感は楽しかったので、その部分が最後まで完走させてくれた気もします。まあ、これだけ出てるわりには17話だったおかげもあると思うのですが!

それにしてもタイトルの『大丈夫、パパの娘だから』の意味が分からない・・・
お父さんが素晴らしい人格の持ち主なのは分かるけど、まあ子育ては別ってことですよね。愛されて育った娘だから何があってもいざとなったら大丈夫って意味なのかもしれないけど、むしろ酷い親に育てられたヒョッキの3兄弟はとても良い子に育っているので、そんなパパの子どもじゃなくても大丈夫みたいだけど?

最後はみんなが息子みたいになってたから、最高のお父さんくらいのタイトルの方が良かったんじゃない?笑

まあ、ともかく『甘やかすことが子育てとは言えない』、ということはこのドラマを見て良く分かりました!
そこなん!?って自分でも思いつつ・・・w

 

大丈夫、パパの娘だからが見れるのは・・・



 

【韓国ドラマ】力の強い女 ト・ボンスン の感想 ヒョンシクの魅力が大炸裂!

花郎でこんなにカッコ良かったっけ?と私の中で急上昇中のヒョンシク、
そしてで末っ子皇子を好演していたジスが出ているので、
怪力の女の子とか出て来るって一体どんな方向のドラマなのか想像もつかないけど、軽い気持ちで見たら・・・!

すごく楽しめました!!!!!

1話からいきなり引き込まれてあっという間に最終話まで見てしまいました。
最近、そういうドラマに出合えてなかったので、嬉しい誤算でした。




 

まず、1番の見どころはヒョンシクの魅力が大炸裂ってところだと思います。

まあ、なんというか顔だけとってもイケメンなんですけれど、
下向きに長いまつ毛を見ているだけでも、おおおってなりますけれど、
今回はそういう前から分かっている外見上の魅力だけではなくて、
なんかそれを際立たせる確信犯度がたいへんなことになっていました。
脚本家の術中にはまってしまうのがいっそ心地よい・・・!

普通の人が口から発したら聞くに堪えないと思われるような、
歯の浮くようなロマンチックな台詞をヒョンシク演じるアン・ミンヒョクが
嫌というほど、何度も!何度も言うんですよ・・・ッ!

なんだか聞いてて、ギャーとか、おおお・・・と赤面するようなそんな気持ちになって歯をギリギリしながら見てる場面が多かったです。
まるで少女漫画のセリフを聞いているような感じ。
でも、ヒョンシクの容姿と演技がなかなかマッチしていて、
細胞が活性化しそうなそんな気分になりました。

つまりとても良い!ってことです!ギャー!

そして、お相手役の怪力スーパーガール役のパク・ボヨンがこれまた超キュートです。
小さいのに力持ちっていうのを強調したいというのもあって、
小柄な女優さんを選んだというのや、服装もちょっとレトロ可愛いみたいなのとフワフワボブみたいな髪型が更に功を奏して、とにかく可愛い!

でも、私は他のドラマで彼女を見てもそこまでキュートに見えなかったので、
これはきっと役作りのうまさでもあると思います。
アン社長は最初から個性的なボンスンに夢中なのですが、それも納得の可愛さです。

背の高いヒョンシクとジスに挟まれて歩くとほんと小さくて可愛いのに、
力は一番強いし、カッコいいというギャップがいいんです。

あと、屋上で時限爆弾を体に巻き付けられて縛られている時に、
アン社長を助けたいと泣き叫ぶ演技が凄かったので、私も思わずそこで胸がいっぱいになりました。
基本的にハッピーな内容のドラマなのですが、そういうグッとくる場面もあるのがメリハリが効いてて良かったです。

考えてみたら、ロマンチック、サスペンス、コメディーなんて要素が盛りだくさんに詰まってて欲張りなドラマかも。とにかく良くできてるなあって思います。

ジスは、超まっすぐで融通が利かない警察官役で、これもなかなか良かったです。
器用じゃないところ、でも実は優しいところがの末っ子皇子にちょっと似てる役だったかな。

あとは全然ドラマとは関係ない事ですが、スポンサーなのかやたらとロイスのチョコレートが出てきます。

韓国にもお店あるんだな~なんて思って見てたけど、こんなに出て来たら食べたくなるなあって思って見てましたw

あと、脇役陣のおもしろおじさんたちがかなり豪華です。
ボンスンのお父さんは花郎でヒョンシクの護衛だったユ・ジェミョン、
アン社長の秘書はミセン~未生~でカンソラの隣の社員だったチョン・ソクホ、
暴力団?みたいなボスのペクタクはドクターキムサブの事務長だったイム・ウォニ、
ボンスンにぼこぼこにされるチンピラとゲームソフト会社のチーム長の2役は花郎でムミョンの育て親役のキム・ウォネ、
占い師役でイ・チョルミンなど。
あとはカメオ出演なのかユン・サンヒョンもちょっとだけ出て来たり。

この人たち全部ほとんどコミカルな役柄だから、ちょっとうるさいくらい。
まあベタベタなロマンチック部分とバランスを取ってる感じなのかな?
さすがに彼らのやり取りが長すぎるってシーンも無いこともないですが、まあ楽しめますw

悪役で出て来た俳優さんはチャン・ミグァンというようだけど、初めて見ました。
でも、ちょっと雰囲気が台北ラブ・ストーリーのモー・ズーイーに似たものを感じて、結構色々な役を演じられそうな人だなって思ってました。悪くない。

とってもとっても楽しめたドラマだったのですが、
好きだったのは、よくある韓国ドラマみたいに2人の仲を引き裂く親っていうのが出てこなくて、むしろボンスンのお母さんはアン会長をすっかり気に入って「いっぽーいっぽー」って言いまくってるようなところかも。

誰かが誰かをあしざまに罵るっていうところが無くて、
ラブラブな二人を見れて面白くてハッピーって感じ。
でも展開も面白いし、台詞もなかなか考えられてるし、
すごくお気に入りのドラマとなりました!

オススメ度合いがかなり高いです!

 

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【韓国ドラマ】快刀ホン・ギルドン の感想 主役二人より片思いの脇役陣が好きでした!

快刀ホン・ギルドンの視聴を完走いたしました!

1話のはじめのところからフュージョン過ぎる時代劇感がにじみててて、
なんだか良く分からないダンスシーンで始まったりするので、
この関門を抜けることが出来なかったら10分くらいで挫折しそうだなーと思います。

事実、私もなんじゃこれは・・・と思ったのですが、ユン・ギュンサンの出てる逆賊も見たいから、このドラマでホン・ギルドンの予備知識がちょっと欲しいなと思ったので、少し我慢して見てみようかな、と思って頑張りました。




 

そうやって頑張って見てはいたんですが、いかんせん主役の二人のカップルに全くトキメキを感じなくてですね、困りました。
カン・ジファンが演じるギルドンと、ソン・ユリ演じるイノクなんですが、最初の方でとにかくコミカルな描かれ方をしていたせいか、子どもっぽい好き同志に見えてしまったのかな、と思います。
トラを一緒に狩りに行ったりというエピソードとか、恋人というよりもただの友達みたいにじゃれているイメージで見えてしまって、ギルドンの父親がイノクの親の仇だなんて状況になっても引き裂かれる切ない二人にはとてもじゃないけど見えませんでした。最後までその印象を引きずってしまいましたし・・・

あとアイラブユーが合言葉みたいになってるんだけど、それもなんだかなあって感じに見えてしまって、なんとも物足りない気分で私は見ていました。

でも、なんとなく最後まで完走できたのは脇役の片思いコンビが見応えがあってなかなか良かったので、そのおかげでドラマ全体としてはまあ彼らに感情移入して見れたのかな、と思います。

チャン・グンソクは長髪の衣装は完全に王子って感じで良かったです。
そして思っても思ってもイノクに気持ちは届かず、四寅剣は偽物だし、
徹底的に孤独!めちゃ可哀そう・・・

でも、片思いの切なそうな表情が非常に素晴らしかったので、
見応えがありました!

そしてギルドンを好きになってしまう左議政の娘ソ・ウネ役のキム・リナ!
気位が高いので、素直に言えないで屈折した愛情表現をする彼女も切なかった・・・

ちょっと残酷なことも涼しい顔でやってしまうところなど、
なかなか雰囲気のある演技で、私は好きでした。
ヒーラーで売れない女優役で出てましたね。なんとなく見覚えある。

いや、それにしてもこの二人は徹底的に報われないんですよね。
もうちょっとその点どうなるか分からないくらいに描いてくれた方が良い気もするけど、主役二人の愛を強固に見せたかったんだろうか・・・

私はこの二人がいなかったら最後までドラマを見てないと思います。
イノクみたいにまっすぐで純粋なタイプや、ギルドンのような分かりやすく正義漢という単純なタイプに私は魅力を感じないのかもしれません。
いつもちょっと癖のある個性的な役柄の人に魅かれてる気がしますね・・・

でも、なんとか最後まで見終えることが出来たので良かったです。
もうちょっとコミカルな部分を減らしてくれると私としてはもっと見やすかったな~と思います。

 

快刀ホン・ギルドンが見れるのは・・・