【韓国ドラマ】禁じられた愛~ハヌルジェの夕暮れ~ の感想 ただの純愛とは言えないストーリーが興味深い

「禁じられた愛~ハヌルジェの夕暮れ~」を見ました!こちらは1話完結ものだけど、日本で配信される際には1話が10分程度で全5話に編集されています。結局1時間くらいなのであっという間に見れちゃう感じ。

 

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朝鮮戦争の頃のお話なんですが、ソ・ガンジュンは色素の薄い今っぽい顔だし、ちょっと昔のレトロな衣装が似合うかしら?と思ったんだけど、意外と似合ってて良かったです。禁断の愛を描いているので、その雰囲気のおかげで二人がおとぎ話の中にいるみたいに見えて良かったかな。

ストーリーとしては、ユナとジョンブンの純愛とも言えるけど、彼らに利用される形となったジョンブンの娘のミスの立場になって考えるとひどいんですよね。
自分の夫が実は自分の母親のそばにいたいがために自分と結婚したなんて想像を絶する絶望って感じ・・・ しかしまあそれでもラストのミスはあんなことがあっても強く生きていくんだろうと思わせてくれたのが救い。最終的に彼女が強くあれたのは自分が守らなければいけない叔母という存在があったからかもしれない。

今の時代では親と子ほど離れた二人の恋愛も有り得ないことではないけれど、この時代では全くあり得ないことだったんだろうな。もちろん男女が反対の場合ならばありなんでしょうけどね。だから禁断の愛と銘打たれてしまうんだけど、それでも厳しい時代を一緒に生き抜いた同志としてお互いを大切に思う気持ちが昂じてもっと深い思慕に育ったんでしょうか。

ひたすら美しい景色と、だけど押し殺した心の奥で脈々と流れる二人の深い愛が淡々と描かれてそれが美しければ美しいほど悲しく見えてしまう。

しかし、誰を犠牲にしてもいいから自分の一途な思いを貫くというのは、羨ましいような気がするけれど残酷なことでもあるなあと思ったのでした。ただの美しい純愛としてだけ描かれているのではないストーリーが見ごたえがありました。面白かったです!

 

禁じられた愛~ハヌルジェの夕暮れ~が見れるのは・・・