やや途中でつまづいていた王の顔ですが、なんだかんだと言いながら、
なんとか23話まで視聴完了いたしました!パチパチ
それにしても気になるのは王様って王座のあるあんな広間みたいな部屋で
本当に寝てたのでしょうか?
韓国の文化や史実に詳しくないので、分からないことがたくさんあります。
あんな広いところの板間で寝てたら寒くないかしら・・・とかそんなことばかり気になります。
それともオンドルで床は暖かいのでしょうか。それでも寒そう。
王様とは孤独なものであるという心証風景を描きたかっただけなのか、
本当にそうだったのか気になってしまいました。
まあ側室のお部屋で寝てるものなのかもしれないし、分からない~
冬の景色で、雪が積もっていて風景はとても綺麗だったけれど、
撮影は本当に大変だったに違いないなあと、本当にお疲れさまだなあと思ったり。
でも時代劇で23話だとまだ短めだからマシなのかもしれませんね。
光海君の世子時代が16年間もあったようで、それを描くには23話では物足りなかったかもと書いてある記事を見たりもしたのですが、確かにやや焦点が定まっておらず散漫な感じがあったので、それぞれのエピソードをもっと掘り下げて描くのであればそれも一理あるかもしれません。
でも、この演出の感じのまま作るのだったら長くなっても結果は同じかもしれない。
例えば、誰かが死ぬ時は必ず、手がバタっと落ちることで死亡したことを表現しているんですが、
それどの人が死ぬ時もそうなもんで、いい加減、飽きますね。3人くらいは確認しました。
そういうやや雑な演出が全体を覆っていたような気がして、
見ていてしんどいなと思うのはそういうところだったのかもしれません。
あとは時代劇での楽しみと言えば殺陣なんですが、
残念ながら魅力は全く感じず・・・
香港映画や中国映画、日本の時代劇とかとても好きなので、
沢山見て来ましたが、つまらなくて見ずに飛ばしたのは初めてかもしれないです・・・
変にワイヤーワークとか使わなくても良かったのに。
そんなに詳しくないけど、爽快感とか美しさとかは感じなかったなあ。
なにせ最後のソ・イングクとシン・ソンロクの最後のクライマックスの闘い場面を
もういいやと飛ばしちゃいましたからね・・・
ソ・イングクは、髭をはやした後はぐっと良くなったかも。
雰囲気が出て、ちょっと王様っぽくなりました。
ともかく、時代劇はこういう屏風とか調度品を見るのは楽しいので、
そういう意味では楽しみでもあります。
チョゴリの色彩が特に目に鮮やかで見応えがあります。
(ファンの方に怒られそうだけど、ごつすぎて韓服がアメフト選手の趣に・・・)
光海君が、民のことを第一に考える良い人だとそれ一辺倒で描かれているのですが、
でも実際のところ二男なので、自分が王になれば民の事を考えた政治をすることが出来ると思っていて、だから世子になりたいと思うのは、結局のところ
自信過剰だし傲慢だし強欲ですよね?
だから王様が光海君を警戒するのは顔相がどうのこうの言う前に、
謀反の気持ちがあると思われても仕方なかったのかなと思ったのでした。
というような感じで私的には、全然いい人な気がしない・・・
まあ、王様も子どもに嫉妬するというのは器は小さくてびっくりしたのですが。
だから、そういうことを考えるとなんだか光海君のキャラクターの設定が
とてもつまらなかったなあと思ってしまいました。
カヒが王様の女人になった時に「ひどい仕打ちだ」と嘆いていたのも、
自分は自分の選択の元、後ろ盾のある嫁をもらい、すでに子もいたようなのに、
カヒは誰とも一緒にならずに独りで生きてずっと自分の事を思っていてくれると思っていたのだろうか・・・と!!!!
ロマンチックが過ぎるわ~と興ざめしてしまいました。
あの時は、彼自身が辛そうにするんじゃなくて
カヒをもっと思いやるのを前面に出してくれたら良かったのに・・・という私の希望。
という訳で、恋愛模様もいまいち素敵~切ない~とかなれませんでした。
しかし、王宮で暮らすというのは大変ですねえ。
最後どう収拾するのかと思ったら毒殺かい!という驚きの結果でしたが、
話し合ってなんとかなる問題じゃないんだなと、怖いな~と思いました。
で、このドラマのタイトルの「王の顔」に対する答えは、
「王が見るべきは王の顔じゃなくて民の顔だ」ってことだったのだと思われます。
な、なるほどね~
観相の話だったのかどうか最後はもうよく分からなくなった。
てな感じで・・・このドラマで時代劇にちょっと疲れちゃったので、
しばらくお休みしよう~と思ったけど、仁と花郎が途中なんだった・・・
が、頑張ろう~