【韓国ドラマ】ブレイン の感想 なんだかみんなの感情がむき出しのドラマであった

このブレインというドラマはシン・ハギュンが演じるイ・ガンフンという天才医師の才能に惚れられるかどうかでストーリーを面白く思えるかが変わってくる気がします。彼を愛したジヘやユジンみたいな気持ちで見れたら楽しめるのかも。

私は、シン・ハギュンが主役のドラマを見るのは初めてだったのですが、映画の渇きの彼の役の残像が強烈に残ってまして、それもはまりきれなかった理由のひとつなのかもしれないなあ。映画の中でソン・ガンホとキム・オクビンの二人が殺した罪悪感から行為中もシン・ハギュンの幻想を見るシーンが超生々しくて記憶から消えない!払拭するためにももっとシン・ハギュンの出演作を見よう!そうしよう!

 

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それにしても、登場人物みんながとにかく感情むき出しなんですよね。なので、私はそのむき出し感に若干引き気味になってしまいました・・・

イ・ガンフンのプライドの有り様が分かるようで分からない。自分は天才だから誰の力もいらない、という気概があるようでいてコ・ジェハク外科長には全力で媚びたり、ユジンと男女の仲になることは断固拒否しているけれど、利用したりもする。矛盾に溢れた男なんだよなあ・・・ 冷たそうで優しいのは照れ隠しなのか、どこまでも登ろうとするのは本能なのか、自分自身と戦っているからなのか。まあその複雑な性格というのは時として魅力的ではあるのかもしれないけれど。

ジヘやユジンが彼に惹かれるのはちょっと分かる気がする。女ってどこかその男の性格よりも才能に惚れてしまう時ってある。才能ある男の抗えない魅力。でもこういう男は遠くから見る分にはいいけれど、近づくと一筋縄で行かなくて苦労するよなあ。ジヘを見てたら最後まで振り回されてましたからね・・・

ユジン役のスヒョンは大好きな女優さん。すらっとした体型とちょっと知的に見えるきつめの顔が好き。こんな顔になりたい~ 最初の方はあんまりストーリーにピンと来なかったけど、彼女が出てるからってことで見てましたな。

チョ・ドンヒョクはバッドガイズとかのアクションばりばりの役でしか見たこと無かったので、こういう良いとこの坊ちゃんみたいな役は新鮮でした。でも彼の演じたソ・ジュンソクも嫉妬心むき出しでやっぱりこのドラマは感情があらわな人が多すぎてお腹いっぱいだったなあと思うのだった。

イ・ガンとキム・サンチョル教授の関係性はちょっと見ごたえがあって面白かったんですが、タイトルの「ブレイン」についてもっと深く描いてるのかな、と期待していた気持ちはあてが外れてしまったかな。脳の病気の人はいろいろ出てきましたけどもね。

あ、でもジヘがイ・ガンフンへの愛情を理解したのが、脳の検査である部分が赤くなったからっていうのと、その画像を告白に使ってるのは素敵でしたね!

 

 

ブレインが見れるのは・・・