【韓国ドラマ】シティーホール の感想 ミレよりもゴヘの気持ちの方が分かる気がした

シティーホールの視聴を終了しました。キム・ソナの出演するドラマのヒロイン像はどこかちょっと似てる気がします。サバサバしていて型破りでちょっと変わり者なんだけどその自分のやり方に自信を持っている感じ。女の香りはちょっと違うかな。でもキム・サムスンとはそうですよね。なのでそういうヒロインが好きかどうかでそのドラマを好きかどうかも左右されるかも。私はちょっと苦手なのでありました。

そうそう、Gayo!の配信で見たのですが、再生速度を変えて見られる機能があるのを知って思わずそれを利用して2倍速で見てしまったのでした。初めての2倍速・・・

 

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私は他国の文化や生活を知るのがとても好きなので、このドラマで韓国の選挙風景を見られるのはとても面白かったんですよね。そういうのを知るのって自分の当たり前を見直すことにもなるし、照らし合わせて自分の住んでいる国との相違点を知ることで新しく見えるものがあったりしますよね。そういうのが楽しくて外国のドラマを見るのが好きなのかもしれません!

そういうところは良かったんですが、なんだかこのドラマにあんまりハマれなかったのはミレ(キム・ソナ)が自分に対して妙に揺るぎない自信を持ち過ぎているせいかも。突飛な行動をしても、自分がおばさんでも、人に何を言われても(たまには落ち込むけど)動じないところがなんかちょっと違和感があるんですよね。あのおばさん的な図々しさは羨ましくはあるけど、ちょっと嫌かな。

まあ、最初はおばさんっぽかったミレが市長になってからは洗練されてどんどん綺麗になって行きますし、辞表を出す下りはかっこよかったですけどね。

 

それに比べると、チョ・グクの心を手に入れられなくて悩むゴヘ(ユン・セア)の方がむしろ人間っぽく感じてしまうのでした。

プライドが高いのでポーカーフェイスで表面的には態度に出さないし冷酷なところもあるのだけど、揺れているのはむしろゴヘの方で。テハングループの令嬢なので何不自由ない立場なはずなのにどこか不安そうで、どちらかというと彼女の気持ちの方が理解できる気がしてしまう。

ラストもドラマで描かれる財閥には珍しく、お金が儲かれば何をやってもいいという態度ではなくてヨーロッパからの廃棄物輸入をやめて正規のきちんとした工場を作ると筋を通して自尊心を守ったのが良かったです。チョ・グクから去っていく姿もプライドの高さ故なのが潔くも悲しいのでした。

 

素敵な大人のロマンスだと思うんだけど、そのロマンス部分は斜めから見てしまって私はあんまり楽しめませんでした。でもチョ・グクが自分の常識の通じないまっすぐ突進してくる相手に今まで見たことのない魅力を感じて恋に落ちるのは分かる気はします。脇役キャラもみんなわちゃわちゃしていてアットホームなのは良かったです。特にみんなで最後にsorry sorryを踊ってたのは楽しそうだった。

なんだか他の方はどうなのかな~と思って感想を探して読ませてもらったら高評価な人が多いのですね。それも分かる気もする。でも私のような感想を持つ人がいてもいいじゃないかってことで!

 

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