【韓国ドラマ】彼はサイコメトラー-He is Psychometric- の感想 想像より重かった

「彼はサイコメトラー-He is Psychometric-」の視聴を完了いたしましたー!
いやーわりと重いストーリーで途中からしんどい気持ちで見ていました。それというのもなんとなく見る前のラブコメ風味だと思い込んでしまった私の先入観とのギャップのせいで余計にそう感じたのかもしれません。

だって、日本ビジュアルはこんなピンクでメルヘンな事態のいかにもラブコメみたいなつくりなんだもん・・・ しかし、韓国版ビジュアルをよく見たらtvNだし、ああこれは犯罪捜査物の時間枠のドラマだったんだなとあとから理解しました。

一応、ユン・ジェイン(シン・イェウン)とイ・アン(GOT7 ジニョン)の恋愛についても描かれているんですけど、そんなロマンチックさがすっかり吹き飛ぶような出来事が背景にあるという感じ。

それというのも、イ・アンが主役ではあるんだろうけど、途中から実はカン・ソンモ(キム・グォン)が主人公なんでは?って気になってきちゃって。だから私も彼に感情移入して見てしまう感覚ですっかり彼にフォーカスしてしまいました。彼の境遇が残酷過ぎるし、よくそんな設定を考え出したなあって思ってしまうよね。その上にまだウン・ジスの存在まで奪ってしまうなんて、痛めつけ過ぎじゃない?彼女のお父さんの改心を描くためには必要な要素だったのかもしれないけど、辛いなあ。

ところで、このカン・ソンモを演じたキム・グォンの影のある演技が大変良かったんですよ。見ながらこの雰囲気、既視感があるな~と思ったんですが、ピノキオでユン・ギュンサンが演じたキ・ジェミョンだなあ。こういう秘密を持つ影のある存在感に私はどうにもやられちゃうようです。キム・グォンの法服姿も素敵だったしなあ~

カン・ソンモの犯した罪は周りの人を巻き込み、でも彼ら親子を守る人がいなかったことがその事件に繋がり・・・。殺人を犯すことはもちろんいけないことで明らかに罪なんだけれど、それは一体、彼だけの罪だったのだろうか?と考えてしまいました・・・ 苦い後味が残るドラマでしたね。みんな~ ピンクのタイトル文字に騙されないで~~!!!笑

 

彼はサイコメトラー-He is Psychometric-が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】熱血司祭 の感想 キム・ナムギルの司祭姿は最高!

熱血司祭の視聴を完了いたしましたー!!!これめっちゃ面白かったです。司祭が主人公だとエクソシスト物が多いイメージですが、これは全然違う。元情報院で心に傷を持つキム・ヘイルが司祭なのにその身体能力を存分に発揮して悪者をやっつけちゃうという痛快活劇です。いやーこのキム・ヘイル役のキム・ナムギルのハマりっぷりは素晴らしいですね。司祭姿もロングコート姿も、あとアクションシーンも最高。彼の顔ってちょっと端正すぎるので、真面目な役を演じると迫力があり過ぎて怖いというか、只者ではない感が出過ぎるなあと思ってたんですけど、このドラマではコミカルな部分も存分に発揮して、そのギャップも効いてて、本当に良いです。ラストで、続編を匂わす言葉もあったので好評だったのかな~?まさにはまり役なので、是非見たいですね!!!!

ロングコートを翻してこんなに似合う人いる!?かっこいいーーーー

かと思ったら、女装姿なんかも見れます。キム・ソンギュンのテイストに引っ張られ過ぎ!もちろん彼がいたからこそめっちゃ面白いドラマになったんですけどね!二人のコンビも最初はちぐはぐだったのに、どんどん似合いのコンビになっていくの面白かったですねえ・・・!

キム・ソンギュンのセリフも動きも全部面白くて、謎にエクストリーム・ジョブのギャグも出てきたりしたのは、イ・ハニが出演してたからかな?

登場人物それぞれ素晴らしく個性的でみんな良かったよね。イ・ハニが演じたパク・キョンソンも本当に素晴らしかった。俗物だった検事が最終的にどうなるのかな?というのも見どころだったと思うんだけど、彼女が司祭側に心を決めたきっかけも分かりやすいし、その時のキム・ヘイルのガラスを突き破っての登場を見たらそりゃそうなるわと思いました。私なら恋に落ちますね!!!!絶対!!!

ソ刑事役のクム・セロクもめっちゃ可愛かった~!アクションもとても良かったんですが、どうやら彼女はバレエや韓国舞踊が得意らしい。動きが綺麗だった理由はそれですね。体の動かし方を知っている!

刑事の皆さんのギャグ度も高く、畳みかけてくる感じは嫌いじゃないです。

いつもからかわれてるタイ人のソンサク。本当はめっぽう強いムエタイ使いだったというオチ。タイ人という設定でまさかと思ってたらそのまさかだった。バッキバキ!

悪役陣もみんなキャラが立っててみんな面白かったな~ 漫画みたいで憎めない感じが愛しい。その中でもおかっぱ頭のチャンリョンが大好きだった!最後にはソンサクと友達になってて、そこの顛末はやっぱり司祭が登場してる赦しのドラマだからなのかなと思ったり。

そしてまたまた出て来た魔女で使われてたこのロケ地。アクションシーンのあるドラマや映画でめっちゃ使われてる場所。こういう暗くちょっと神秘的な場所ってなかなか無いのかもなあ。出てくる度にまただ~!と嬉しくなっちゃう。

熱血司祭というタイトルだけど、ただの暴力司祭なのでは・・・?と最初の方は思いながら見てたんです。が、途中から彼の熱意にだんだんと周りも巻き込まれて、人々がだんだんと改心していく姿も描かれてて、なるほどな~と思うなどしましたね。

ハン司祭がやられた~となった時は、このノリのドラマで突然の辛い展開!?と動揺しましたけど、大丈夫で本気で胸をなで下ろしました。二人の心が近づくというフリの後でお約束のように引き裂かれると見せかけて実は大丈夫っていうね。振り回されたな・・・

そんな感じでおおむね楽しく見てたんですが、難をいうとラストが訳が分からん感じになってたのがちょっとなあ。みんな罪を償うとか言ってたのに、なんとなくうやむやになって、これからも正義のために働くことで罪を償うみたいな雰囲気で押し切られたのはあんまり好きじゃないかな。この辺りも続編を作るための布石なんでしょうかね?そう考えると、続きが見たいので、まあいいやという気になります!笑

 

熱血司祭が見れるのは・・・






【韓国ドラマ】神のクイズ:リブート の感想 たった一人でも助けてくれたら

「神のクイズ:リブート」の視聴を終了いたしました~!第5作目となる今作は犯罪捜査ドラマというよりはヒューマンドラマの様相を呈していて、ラスト数話は私ちょっと涙ぐんじゃうくらいだったんだな・・・

さて、今回のストーリーは、ジヌの記憶から抜け落ちていた過去の部分がキーとなります。そして人工知能死因分析システムCODASの存在、ハンジュグループの存在、そして彼等に復讐をしようとする勢力も絡んでくるのですが、謎が明らかになっていくにつれ、ジヌも深く関わっていることが判明してくるのだが・・・という感じ。

やっぱり虐げられたり、利用される子どもたちの存在が描かれているのを見るのは辛いです。ヒョン・サンピルの「たった一人でも助けてくれる大人がいればこうはならなかったのに。」というセリフが重い。それは逆に言えば、誰一人として彼らを助けてくれる大人がいなかったということで、ドラマの話とはいえ、本当に胸が苦しくなってしまうよ・・・ 復讐が正しい事でないとしても、ソ室長を法で裁くことなど出来ないのだから、他に彼等に出来ることがあっただろうか?

ただ、そんな悲しかったり苦しかったりするメインのストーリーを和らげてくれるのが、ハン・ジヌ博士とカン・ギョンヒ班長!の揺るぎない絆。とうとう一緒に住んでるんだよ!手を繋いで歩いてたり、キスシーンがあったり、今までのシリーズを見て来た身としては、幸せになって良かったなあとしみじみ思ってしまう。辛い思いをしてきたジヌだから、こうやって安心して頼れる相手がいることが視聴者にもどれだけ救いになるかと!あとは法医学チームたちにも守られてて、それがあるから辛い話も安心して見てられるという感じ。

それにしても、非常に良かったのが、ハンジュグループのソ室長を演じたキム・ホジョン。普通っぽいのに、顔色変えずに手を下すところが怖くて震える。でも怖いんだけど見いっちゃうみたいなね。なんかそういう惹きつけられるものがありましたよね。

そしてクァク・ヒョンミン役のキム・ジュンハン!私が勝手に西武ライオンズの源田選手と似ていると思っている俳優さん。彼もとてもうまかったな~ 毒にやられる時の具合の悪そうな感じとかめっちゃリアル。そしてそうなってもジヌに助けられるのを拒むプライドの高さを見せるところとか、こういう人いるよな・・・と思ったりなどしたのだった。

キム・ジェウォンのヒョン・サンピル役も最初はこんな悪役を演じてるの見慣れないなと思ってたんです。必要以上に悪ぶってる感じが、ちょっと違和感があって。でもね、ヒョン・サンピルの過去が明らかになるにつれ、彼が香港の九龍会でNo.2になるまでに、その世界に擬態し、力を得て行っただろう過程を考えるとむしろその違和感がある方が納得できるような気がしてきたのです。なので、ある意味、すごく良いキャスティングだったのかもしれないなと思いました!

綺麗にまとまった感じもあるから、この先の続編はどうだろう?無いかもしれないけど、あるといいなあ。証拠品1号なプロポーズが最高に彼等らしく、そしてロマンチックで良かったので、その先の結婚生活まで描いてくれたりしたら私が泣いて喜びます!また彼等の姿を見たいです~

神のクイズ:リブートが見れるのは・・・



【韓国ドラマ】ひと夏の奇跡〜waiting for you の感想 切なくてそして温かい

「ひと夏の奇跡〜waiting for you」の視聴後の感想は、複雑・・・って感じでした。良いか悪いかとかじゃなくて、切なくって苦しいんだけど、でも暖かいみたいな色々な感情が混じり合って、しみじみと考えてしまったんですよね。私を含め、ファンタジーなストーリーがお好みの方は好きかも。私は結構好きだったかな。

高校生の時に交通事故で死んでしまったソン・ヘソン。殺人事件の犯人とされた彼のせいで、兄弟たちは辛い人生を送っていたり、ヘソンの初恋の相手のチョン・ジョンウォンは彼のことを忘れられず、また彼が死んだのは自分のせいだとずっと自責の念を抱いて生きていて、そんな彼らの元に19歳の姿のソン・ヘソンが突然現れて・・・というストーリー。

そんな感じの現実には起こらないようなファンタジーな内容なんですけど、前にも進めず、戻ることも出来ずにいる人々に神様がくれた優しさなのかなと信じたくなるようなそんな気分になります。突然の予期しない永遠の別れって辛いよね・・・ 残されて辛い日々を送っている人に実際にこのドラマの様に数日だけでもまた会えるならどんなに良いだろうか。伝えられなかった言葉をたくさん伝えて、謝罪や感謝の気持ちを伝えられるならどんなに。

キャスティングのせいかな、とても優しいドラマなんですよね。ヘソンとジョンウォンの親しい友達役が、イ・シオンとパク・ジンジュなんて良い友達の代名詞みたいなキャスティングだし。なんだろうこの安心感・・・

そうやって、親しい友人たちとも再会を果たし、家族とも再会して、彼らの誤解を解きまた家族として仲良く出来るようにしたり、自分の冤罪をはらしたり、全て問題は解決するんだけど、その後もそのまま一緒に生きていける訳ではないよね。でも、また別れるのだとしても、それでもやっぱりまた会えて良かったときっとみんな思ったよね。私も思ったよ~~~(思い出し泣き)

さて、でも現実ではこのドラマのような奇跡は起こらないのだから、日々出会う人やそばにいる人を大切に、後悔しないように生きて行かないとなとそんなことを改めて思うのでした。そんな気持ちを思い出させてくれるような温かいドラマでした。

 

ひと夏の奇跡〜waiting for youが見れるのは・・・
⇒Netflix





【韓国ドラマ】恋のレベルアップ の感想 仕事に頑張るヒロインが可愛い!

「恋のレベルアップ」の視聴を終了いたしました!

ソンフンと言えば、まるでパブロフの犬の様にラブコメでラブラブシーンの多いドラマを想像してしまう私が悪いのかもしれない。勝手にそう思ってしまった私はこのドラマではその要素があまり無くてちょっと物足りなく思ってしまったのですけど、それは私の思い込みが強すぎたせいかもしれないなあ。

という訳で、ストーリー的には恋愛よりも仕事に重きを置いた展開となっております。みんなで力を合わせて会社を再生していく熱い姿を応援しちゃう感じ。そんな中でもソンフンのツンデレ上司役はいつも通りなので、ここは期待通りです。そして明確な悪役もいるし、この分かりやすさは漫画っぽいですなあ。

最近は、ゲーム会社が舞台のドラマも多いですね。中国ドラマだけど、たまたま最近見終わった愛しい僕のラッキーガールもそうでした。ストーリーは全然違うけれど、ヒロイン像がちょっと似てる感じ。どちらも仕事に熱い心で取り組んでるところもだし。会社のメンバーでゲームを作り上げていく姿を描くのは、一体感とか達成感とか目に見えやすい形で表現して伝えやすそう。見る側の私たちもダイレクトに「ゲーム」という商品をイメージしやすいもんな。あとはオフィスを自由で明るい雰囲気に作りやすい気もする。時代とともに、舞台となる会社や環境も変わっていくのは面白いですね。

こういうラブコメは見やすくていいよね。心に残るものがあったかどうかと言われると正直なところあまり無いかな・・・という感じではあるんだけど、でもやっぱり見ちゃうし、見てると楽しいなって思います。

 

恋のレベルアップが見れるのは・・・