「恋愛じゃなくて結婚」を楽しく視聴完了しました。
というか実は4作品くらい見終わったのに、感想を書けてなくて溜まってます。が、がんばります^^;
さて、このドラマは以前に1話の半分くらい見たことがあったんですけど、ジャンミがホテルでプロポーズの用意をしているところにそれを失敗させるためにギテが乗り込んでっていうところ辺りで、ドタバタ感がちょっと無理かな~と思って見るのをやめた記憶があります。しかし!今回もう少し2話くらいまで頑張って見てみたら、すごく面白くなって結局一気に最後までU-NEXTで見ちゃいました。
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なんとなく、ギテという名前に聞き覚えがあるような気がしたら、「恋愛を期待して」でチェ・ダニエルが演じた役もギテという名前だったんですよね。そうしたらどうやら脚本がどちらもチュ・ファミという方のみたい。
チェ・ダニエルが演じたギテも、ヨン・ウジンが演じたギテもどこか愛を信じてなかったり、愛に臆病だったりすることが似ている気がするかな。きっと脚本家さんには描きたい人物像っていうのがあって、それをどんどん深く追求していくものなんだろうなあなんてことを思ったり。
そういう意味ではドラマを見る時はもっとちゃんと脚本家さんとか演出家さんについても調べたら面白いんだろうな~!ドラマを見ててなんとなく以前見たドラマに似てるなと思う場合もあるし、全然違う場合もあるのが興味深いので、今度時間があったらやってみたいな~
このドラマは配役がとても良かったような気がします。登場人物がすごく生き生きしていたな~という印象です。
登場の多いメインキャストの6人も良かったのですが、なんといっても脇役陣がむしろ豪華でギテの母親役のキム・ヘスク、ジャンミの母親役のイム・イェジンは特に素晴らしいな~と思いました。それぞれのドラマで貧乏な母親も上品な母親も完全にその役に成りきっていて、本当にすごい!
こういうベテランの方々が出演していたこともあって、更にメインキャストの演技の実力が引き上げられるような印象があって、尚更全体が面白かった気がする!
あとは擬音とか、コメディーっぽい笑える部分もあるんだけど、切ない心情を吐露する部分もあって、それらのバランスが良いので、飽きないし、ドラマの世界に思わず引き込まれる感じ。メインキャストが4人じゃなくて6人という設定も良かったな!
そして、私はハン・グルを見るのは初めてでしたが、このジャンミの役をキュートだと私が思えたのは彼女が演じたからかも。色々大げさでにぎやかな妙に情にもろいヒロインは一歩間違えるとただのウザい女に見えてしまう可能性もあるけど、ハン・グルの全身を使った演技はとっても魅力的でした。衣装はショートパンツがやたら多かったんだけど、彼女の足は運動してる人って感じで筋肉がついてスポーティーだったから健康的で良かったな。あとあの超前かがみの歩き方とかそれだけでジャンミの力の入った生き方に笑っちゃうんだけど、そういうとこまで気を使って演じてたのがすごいなーと。
ヨン・ウジンは烏鵲橋の兄弟たちで見たことがあるくらいで、あまり印象に残ってる役者さんではなかったのですが、このギテという役はとてもとても良かったな~!
ただの独身主義者なのかと思ったら、それには理由があって、それが少しずつ明らかになっていく時のナイーブな表情が良かったんですよねー!他の出演ドラマも見てみたくなったかも。
あとは、2AMのチョン・ジヌンも良かったけど、ちょっとムキムキ過ぎてびっくりしたなあとか、ハン・ソナはこんな頭良さそうな医者役もとってもうまく演じててちょっと見直したな~とか、ホ・ジョンミンは1%の奇跡でダヒョンの弟役だったよね!?今も色々出演してるんだな~とか、色々ありますが、私的にはどの配役もばっちりって感じです。違和感がある人がいなかったので、すっかりドラマの世界に入り込んじゃった!
偽装恋愛とか、偽装結婚などで、実際に相手を好きになってしまうという設定はドラマでよく出て来るけど、それって実際に現実でもあり得ることのような気がします。
例えば、悲しい時も無理にでも笑顔を作ると悲しいことを考えられなくなるとか、上を向いて背筋を伸ばして歩いていたら暗いことを考えられなくなるというような簡単な事象でも分かるように、外側だけでも何かのフリをすると内面にも影響を及ぼすものだと思うからです。だから偽装だと思ってそのフリをしていたとしてもその時間が長くなればなるほど、心にも影響を及ぼしてそれが本当になる可能性があるんだろうなと!
とはいえ、そうなる前提条件に必要な偽装恋愛や偽装結婚をするような機会はなかなか現実ではなさそうですけどねっ!