「相続者たち」は有名な韓国ドラマだし、
シンイでイ・ミンホかっこい~となった私ですから、
以前に見ようと試みたことが数回あります。
しかし、どうも1話目のイジメ場面で、興ざめしてみるのが嫌になってしまうのでした。
キム・ウビンは好きではないけど、嫌いでもないので、
彼がいじめてるからという訳では無いのですが、なんだかどうしても先に進めない感じでした。
高校が舞台のドラマだと必ずイジメの場面があるので、
またこんな感じかあ・・・と思ってしまってもういいやとなってしまうのですよね・・・
そんな私だったのですが、今またGyao!で配信が始まったので、
3度目の正直とばかりに見始めて、イジメのとこは思い切って飛ばして見てたら、
今回は、お!と思うことがあったので、挫折を乗り越えて、ドラマを楽しんで見ております。
その、「お!」と思った理由がこの二人が出て来たことです。
チェ・ウォニョンと、
チェ・ジノ!
それぞれ、CNブルーのミニョクのお父さん役と、キム・ウビンのお父さん役なんです。
どっちかというと主役の高校生たちよりも、
ちょっと、いやかなり曲者と思われるお父さん役の俳優さんに心を奪われる私・・・
以前からそういえばもしかして私って・・・と思っていた疑惑がここではっきりしましたね。
私ってもしかしておじさんがすきなのでは!?
これはもう疑惑ではなくて、ちょっと癖のあるおじさん俳優さんに魅かれるということが、
今回判明いたしましたよ・・・
チェ・ウォニョンは、君を憶えてるで見てから、気になってしょうがないし、
チェ・ジノはファントムで中国人のハッカー役をやっているのを見た時から
たまらなく気になります。
好みに偏りがある気がしますね・・・ハハハ
とはいえ、ともかくそうこうして続きを見ていたら、だんだん面白くなって来ました。
大金持ちの財閥がどうしてわざわざそんな貧乏な子を好きになるの~!!!って
そう思う部分もあるんですが、結局のところ人って見たことないタイプに興味が沸くし、
実際にあそこまでの大金持ちだと、一般人と触れ合う事もないんだろうなあ。
そこで、物珍しさや欠乏感のある部分に共鳴してしまうのかなと納得もしたり。
お金があろうと無かろうと、結局のところ人は自分に無いものを数えずにはいられなくて、
自分が持っているものを数えて満足することは出来ないんだなあって
このドラマを見ていたら思ったのでした。
例えば、チャ・ウンサンは貧乏だとしても、
自分の事を大切に思ってくれるお母さんと一緒に暮らせることを
幸せなことだとは思っていないし、捨てようとまでしたし。
キム・タンも、そうかな。自分は庶子ではあっても、お母さんが生きているし、
小うるさいけど、お母さんはキム・タンのことを大切に思ってるし。
それなのに、お兄さんからの自分への愛情をも求めてしまう。
持ってるものに対してフォーカスして生きないと、
いつまでも無いものばかりを追い求めてしまって満足することは出来ないんだろうな、
という学びを得ましたw
せっかくお金が余るほどあってもそうなんだもんな、と。
みんな悩みたくて悩んでるみたいに見えちゃう・・・このドラマ・・・
・・・おや、そういうことを言いたいドラマでは無いはず^^;
収穫は、クリスタルの演技が全く期待が無かったにも関わらずかなりいい感じだなと思ったり、
(ただ、素な感じなのかもしれないけどw 他で演技を見たことが無いので・・・)
ヒョンシクもお調子者の演技が他のドラマと違ってとってもいいし、
みんな芸達者だなあってことでしょうか。
そして、8話の最後に、キム・タンがチャ・ウンサンに、ヨンドからの電話に出るな!と言って、
会話をするのを防ぐためにキスをしたのは、ヒエ~と思いましたよ・・・!
ときめいたとかとは違うけど、わあおと思いました。
なんかこう現実離れしたドラマという意味では良いと思います。
さて、この先どうなるのかな~
どうなるのか分かるような全然予想がつかないような・・・
登場人物がたくさんいるので、そういう意味では色々な部分で楽しめそうなので、
ゆっくり見て行きたいと思います!