【中国映画】恋するシェフの最強レシピ の感想 出てくる料理もおいしそう!

また映画の感想に戻っちゃいますが!「恋するシェフの最強レシピ」はなんだか割と良かったんですよね~

少年の君」を2度も映画館に行ったくらい好きだったもんで、それまでほとんど興味が無かったチョウ・ドンユイのファンになってしまいまして、彼女の出演作を見たいなと選んだんですね。お相手役が金城武ってのも気になるし。

原題の「喜欢·你」が「恋するシェフの最強レシピ」になるのはちょっとな、といつものように思うところもあるんだけど、まあでもまだありかなという気もする。いや、本当は嫌だけど、ラブコメ感を前面に押し出したいのだろうなと推察はします。

料理を通して理解し合うっていうの、なんだか料理が二人だけの言語みたいで素敵だなってそんなことを思った。最初は料理がおいしいから、ルー・ジンはそれを作り出すシェフ=ションナンに興味を持つんだけど、その顔も知らない相手との無理な注文とそれに答えた料理のやり取りが親密なコミュニケーションへと発展していく過程がとても面白かったです。

この映画も絶妙なキャスティングに支えられた作品だなと思いました。はねっかえりのションナン役のチョウ・ドンユイも、変わり者のルー・ジン役の金城武も一歩間違えたら面白みも可愛げもないウザイ人物像になったと思うんだけど、そこはさすがで、キュートなんですよ。二人とも。だから楽しく見れたし、ラブコメとして成立してる感があります。

サブキャラ達も有名俳優さんが出てます。ルー・ジンパパには、チャン・チェンのパパの張国柱だし、ルー・ジンのおかかえシェフがリン・チーリンだし。ルー・ジンの秘書役でスン・イージョウなんかも出てます。ここでは本当の普通のいい人役で良かったね。私が見るときは彼はなんだか変に癖のある役が多いので、意味もなく安心したりして。

そういう内容に色を添えてるのが、美味しそうな料理の数々です。高級そうな料理も良かったけど、そんな中でも結局印象に残ってるのが、火鍋とラーメンだったりして、料理そのものだけよりも誰と食べるかという周りの事柄が大きい要素を占めるのかもしれませんね。それは映画の中だけの話ではなくてね。

 

恋するシェフの最強レシピが見れるのは・・・