【香港映画】スウォーズマン 女神復活の章 の感想 で、彼らは結局なんで戦ってたの?

先日見たスウォーズマン 女神伝説の章に引き続き、スウォーズマン 女神復活の章も見ましたよ!こちらももちろん再視聴でございます。まあでも2回目かな?前作はかなり好きだったんで、何回か見た気がするのですが、こちらはジェット・リーも出てないので、ちゃんとしたアクション的には少し物足りないのであります。その代わりというのが正しいのかは分かりませんが、引き続きのブリジット・リン、そして今回からのジョイ・ウォンと美人が出てますので、そういう楽しみはあります。

まあしかしなんだかとんでもないというか、とてつもないというか、ぶっ飛んだ感じの映画であります。凄い技を繰り出して戦ってるんだけど、「はて?で結局、なんで彼らは戦ってんの?」みたいな感覚に陥ります。そう登場人物たちが何のために戦っているのやら全く分からないんであります。

支離滅裂とかまでたどり着かないくらい、意味不明っていうかストーリーの体をなしてないというか・・・そんな感じ。ひどいことを言ってますけど、でも私は嫌いじゃないのよこの映画。

見どころは、おいおいと突っ込みたくなるような彼らの超人っぷり。中国は鉄砲とか大砲とかの西洋文化が入ってくることで負けてしまった歴史があるじゃないですか?でもこの映画だと、大砲で撃たれても東方不敗はその鉄球を素手で受け止めて投げ返せるんですよね。西洋文化にも勝ったぞと東西方不敗を名乗り始めたりして・・・わ~すごい~ まあでも弓で射られても弓を掴んでたりする描写は今までも見たことあるからその延長線上の発想なのかな。うーん。荒唐無稽だけど、面白い。

あとはカジキマグロに乗って移動したり、船の帆を使って凧みたいに空を飛んだりね。凄さを表現したいんだろうけど、突き抜けすぎてて大笑いって感じかしら。でもそういう大袈裟な感じをあんまりリアルに表現できてないからこその良さみたいなのがある。バリバリにCGを使われて綺麗に作りこまれてたらマジで失笑って感じかも。

引き続き、日本人も登場しますよ。そのおかげでブリジット・リンの兜姿なんてのも見れます。これよりやっぱり中国のお衣装の方が素敵だけどね。
今回は日本人だけでなくて、スペイン人なんかも出てくるのでしっちゃかめっちゃ感がより高まってんのよねー

そしてジョイ・ウォン。この色っぽい目つきは彼女ならではよね~ 本当に中国の古装が似合って美しい。東方不敗に成りすましたりもしますので、男装も見れちゃいますよ。

こうして書いてるとやっぱりクーがいちばん何のために出てきたのか分からんって感じなんだな。日月教、日本人、スペイン人のこの辺りは戦う理由がまだわかるんだけど、クーが東方不敗と戦う意味がよく分からんな~ってな気分になるので、視聴後もけむに巻かれた感覚に陥るのかもしれない。まあでも思いつく限りのなんか凄い技を詰め込んでやらせちゃったぜ!って感じが嫌いじゃないよ!私は~

 

スウォーズマン 女神復活の章が見れるのは・・・

【香港映画】スウォーズマン 女神伝説の章 の感想 若かりし頃のジェット・リーがとても魅力的~!

Gyao!で配信しているのを見つけて「スウォーズマン 女神伝説の章」を見ました~!ひえ~この映画が配信で見れるとは嬉しいなあ。この映画は私にとっては思い出の映画であります。結構何回も見てるんですが、今見てもやっぱり面白いなあ。

さて、この作品は金庸の武俠小説「秘曲 笑傲江湖」を元に作られたもの。でもかなり脚色されている様子。そして本作はスウォーズマン2なので、スウォーズマン1もあるんですよね。といっても実は私は1は見たことないんですが、配役も全然違うし、続編って感じでもないので、独立した作品として楽しめます。

どうしてこの映画が思い出の映画なのかといいますと、それまでいわゆるカンフー映画に興味を持ったこともなく、見たこともなかったんですね。でも香港映画は好きで色んな俳優さんを知って出演作を追いかけているうちにこの映画にもたどり着いたのんですね。そして、この映画でジェット・リーを知ってしまった訳であります。

わ、若い!
そんなにアクションシーンが多い訳ではないんだけど、それでもやはり彼の身体能力というのは十分に伝わってきて、その動きの美しさにすっかり魅了されてしまったという。そこからはすっかりカンフー映画の虜ですよね。

この映画で彼が演じていたリンという役もとても良くて、酒飲みで豪快でいい奴なんで、なぜか女性にモテモテ。そうよねえ、まじめ一辺倒よりもこういうタイプって魅力的ですよね。で、そんな感じで笑顔も可愛いのに、剣を持つともちろん強いしで、ギャップがね・・・ うーん好き。

あとは、男装の麗人といえば、この人の右に出るものはいないのではないかと未だに思っているブリジット・リンの東方不敗!

彼女の印象が衝撃だったこともあって、ドラマの笑傲江湖を見る気があんまりしない。ブリジット・リン以外の東方不敗なんて!と思ってしまうのですよね。

武器が刺繍針とか、なんとも雅だよねえ。それがまた似合うんですよ。
それにしても、そんな中性の東方不敗をも虜にするリンって凄いな・・・

他にも美人がいっぱい出てきますよ。実は豪華な布陣であります。

日月教の教祖の娘イン役でロザムンド・クワン。ジェット・リーとの共演も多くて、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナなんかでもよく見かけます。

ラストで、彼女がリンに琴を渡すことさえ出来ないのは切ない・・・

そして、ミッシェル・リーもリンの妹弟子のツァイツァイ役で出演。

あんまり美貌を発揮する場面はないけど、なかなかコミカルな演技が良い感じ。
それにしても、出てくる美女はみんなリンが好きだからね。モテモテやん!

そして、この映画を見たらきっと印象に残るのが日本人の描かれ方だろうなあ~
豊臣秀吉に敗れた日本人の残党が中国にやってきて日月教と結託するというストーリーになっているので、その日本人たちも何度も出てくるんですね。で、忍者の服部役をレイ・チーホンが演じてます。レイ・チーホンといえば男たちの挽歌ですよね!

手裏剣を投げたと思ったらそれが巨大化してそれに乗ってやってくるとか、宴会みたいな時に「あんたがたどこさ」で踊ってるとか、色々謎な設定なんですけども、面白くて笑っちゃうんだな。まあその手裏剣を投げてそれに乗るっていうのは、初めて見た当時は、どんな発想だよ!?と思ったんですけど、武侠ファンタジーものをたくさん見た今となっては、剣に乗るってのは割と普通のことだったんだろうな~っていうのが分かりました。

まだまだCGを使ってる頃じゃないからこその良さもあって、ちゃちい感じもあるんだけど、でもなんだか不思議に好きな映画なんですよねえ。主役の二人が完全に魅力的だから、ヘンテコ設定もあんまり気にならないでいられるのかもしれない!分かりやすく単純なストーリーなのもいいのかもな~

 

スウォーズマン 女神伝説の章が見れるのは・・・