【香港映画】キング・オブ・カンフー の感想 コメディーだけどアクションも見ごたえあり!

チャウ・シンチーのキング・オブ・カンフーを見ましたよー。彼の作品は何故か不思議な安心感がある。ナンセンスギャグ満載でちょっとお腹いっぱい感はあるけれど、それでもチャウ・シンチーとン・マンタのコンビだとなんだかほっこり楽しい気分で見れちゃう。下品じゃない訳じゃないんだけど、でも品があるというか、そういうバランスのいい部分が好きなところだなあ。

 

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最初は金持ちのボンボンで何不自由なく暮らしてるんだけど、調子に乗って科挙の試験で不正をしたらそれがばれて、無一文のどん底へ。敵に手足の腱まで切られて物乞いとなるも、睡夢羅漢拳を習得して復活して悪者を倒すみたいなストーリー。こう書いてみると非常に分かりやすいんだけど、最初の金持ちの時の嫌な奴から、どん底になってもだらだらしてるダメな奴、そしてやっと心を入れ替えて復活するまでのチャウ・シンチーの演技がなかなか良いからなのかそういうシンプルなお話もちゃんと面白く見られるようになってるのが凄いなあって思いました。

ちゃんと美人も出てきて、お約束のように美人に弱い主人公。でもチョン・マンが演じる如霜は自分の意見や目的も持ってて、男に甘いだけの女性じゃないのよね。チャウ・シンチーの関わる映画には都合の良いだけの女みたいなのがあんまり出てこない気がする。そういうのも好きなところかもなあ。

そうそう、アクションシーンも思ったよりちゃんとしてるなあと思ったら、程小東が武術指導であります。ああこの慣れ親しんだ感じはそうだったんだなあ。コメディーだけど、カンフーがメインの題材の映画ですからそういう辺りはちゃんと力を入れてるのが分かります。

敵役の徐少強(チョイ・シューキン)も香港映画でよく見た顔!最近の私が見た作品では、 皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れてなんかにも出てた様子。全然覚えてないけど!
息子の徐偉棟も俳優さんみたいで映画やドラマにも出演してるのね。ほー

チャウ・シンチーって演技がちゃんとうまいんだなあとか、実はイケメンだよなあとかそんなことを改めて思った映画でした。彼の関わる映画は疲れてる時とかそういう時に見ると元気が出るような、そんな感じ。どうしても時々摂取したくなります!

 

キング・オブ・カンフーが見れるのは・・・