【台湾ドラマ】狼王子-Prince Of Wolf- の感想 主役の二人も美しいし面白い!そして「許す」ということについて考えた!

狼王子の視聴を完了いたしました!
多分、去年にアニキに恋してでBii君を知った頃に、youtubeで歌を色々探していたら、彼が主題歌を歌っているこのドラマのPVを見て、いつか見たいな~と思っていたのです。
こういう現実離れした設定大好物なんですよね~

6歳の頃にオオカミのいる山に置き去りにされた澤明がオオカミ夫婦に育てられるんだけど、写真を撮りに来た蜜蜜と出会ったことをきっかけに人間社会に戻ることになり・・・といった感じの内容。

韓国映画の私のオオカミ少年の台湾版リメイクとか聞いたんですけど、内容が本当に全く違います!!!!
そうだなあ、映画のオオカミ少年はかなり不完全燃焼な気持ちになったのですけど、
この台湾版はドラマで時間もたっぷりありますから、家族愛もあり、ラブストーリーもあり、盛りだくさんの構成です。

そして、主役の2人がとても美しくて、見てるだけで惚れ惚れ。
狼(っていうかシベリアンハスキー?)も可愛くて、大型犬が大好きな私はそれもかなりポイント高かったです。

変にCGとか使わずに、いっそ犬にしたのが良かった気がするなあ。
加工といえば、目の色を変えてるくらいなので、狼じゃないやん!犬やん!とは思うんですけど、でもデレック・チャンが犬に、パパ!(ぱー)って呼びかけるのマジで可愛くていいんですよ。

狼(犬)の姿を見てるだけでも楽しかったよー!
とってもお利巧で可愛い・・・

デレック・チャンは、特に最初の頃のオオカミと森で住んでる時の姿が素敵。
ニッキ―・ウー+イ・ジフン(青い海の伝説とか出てる)÷2って感じの雰囲気だと思うんですけど、そんなこと思うの私だけかな・・・
傷だらけだったり、破れたタンクトップを着てるだけど、露出が多めでも変にいやらしい感じでもなく、とにかく可愛くてさわやか。
森の中で裸足で撮影大変だったと思うのですが、その甲斐あって、ステキなシーンがいっぱいあったなあ。
とにかく景色が美しいのも見どころです。
人間社会に出て来てからもカッコいいけど、最初のさわやかさや純粋さが鮮烈だから、ちょっと魅力が半減してしまうのですよね・・・

そして、アンバー・アンは、少女時代のソヒョンをもっとお姉さんにした感じ?
こういう綺麗なお姉さん好きです。
すらっとしたスタイルも素敵で、見てるのが楽しい!

この主役の二人があっという間に恋に落ちて、めちゃめちゃラブラブなシーンが沢山あるんですが、寄ると触るとキスしてるから、なんか笑っちゃってました。
可愛いし、素敵なんだけど、笑うしかないとこもあったw
でも、もちろんそんな状態がずっと続くわけではないので、障害が色々と出て来た後は、そのラブラブっぷりを見た後だと擦れ違う二人が余計に切なく見えるかな。

そして、澤明が恋愛の勉強をするためにドラマを見る際、アニキに恋してを見るシーンがあるので、もしかして、製作陣が同じかもな~と思いました。
わざわざBLとは何かを教えてからそのドラマを見せてた!ワハハ

それが関係あるのか分からないけど、アニキに恋してにも出てたチェン・ユアンが蜜蜜の妹役で出てた!
美人姉妹~
彼女もやや複雑な心情をしっかり表現してて良かったな・・・

その恋人役の薛仕凌は実はお坊ちゃまというのが結構あってた!
大嘴巴というグループの人らしい~

クービン は澤明のライバル役
始めの頃はなんだか苦手な顔だな~と思ってたんだけど、だんだん見慣れて来て、そしていい人になって来て平気になりました。

ドラマでは彼の存在が色々とキーだったのかな・・・

リン・ミンチェンはマレーシア出身みたい!
彼女もアンバー・アンとは違うタイプだけど、とってもキュートで可愛い~
最後は幸せになりそうな予感がしたので良かったな・・・

そして、澤明のママは台湾ドラマでよく見るシエ・チョンヌアン!
王子様を落とせ!とか本当によく見る女優さん。
いつも全く違う役柄を演じ分けてて凄いね~

あと、薬草店にいる面白担当のこの二人も良かったです。
ほんと登場人物がバラエティーに富んでる!
でもそれぞれの性格の設定とかしっかりしてて、そういうところが台湾ドラマの良いところだな~と思います!

 

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そして、主題歌はBiiくんの歌!

そして挿入歌もBiiくんの歌!
私は主題歌よりもこっちの方が好きです。

しかし、盛り上がる場面でかなり唐突に曲が流れだすんで、くるぞーくるぞーってその時点ですでに笑ってしまうのですが、もうちょっと曲を入れるは抑え気味でも良いのでは!?

 

そして、とても興味深かったのは、このドラマの中に流れる精神というか、「許す」という事に対しての描き方です。
韓国ドラマで「復讐」がよくテーマになるのとはまた違いますよね。
でも秘密は許す部分を描かれてたし、まあドラマによるとは思いますが、
それぞれの国の置かれてる立場とか考え方とかも少し影響するのかもしれません。

叔父が「5歳だか6歳だかの時に山に置き去りにする」というのは自分で手を下さずとも殺意があってのことだと思うのです。
結局は、狼が育ててくれたので、死ぬことは無かったけれど、それでも家族と引き離されて、文化的な生活も出来ずにいたというのはかなりひどい仕打ちを受けた事になるのだと思うのですが、澤明や家族は復讐ではなくてどこまでも許すことを選ぶのです。
叔父さんは因果応報と思えるようなひどい出来事が起こって心を入れ替えるという部分も描かれているので、その辺りも丁寧だなと思います。

許すということ、許さないということ、その違いについて少し考える機会になりました。ちょうど、「人を許さないことは、自分自身で24時間そのことに関して看守をつけて見張っているようなものだから、許すということは自分のためなんだ」というのを本で読んだところだったので、余計にその部分に反応したのかも。

そういうことを考える機会になるのは面白いな~と思いました!