男子取扱説明書を見ましたー!
何も考えずに見ればとても楽しめる映画だと思います。
イ・シヨンもオ・ジョンセもどちらかというと好きな俳優さんだし、
パク・ヨンギュも怪しい博士役でうさん臭さがいい味出してるし、
テンポも悪くないので、ワハハと笑っていられると思います。
でも、面白いんだけどな・・・なんかな・・・というモヤっとした気持ちが残るのも事実です。
モテたいとか結婚したいという女の子が主役でそういう男子取扱説明書を手に入れてそれを実践して、男性をゲットなら素直に見れたのかもしれないんです。
でもこのドラマは仕事の現場という男性社会での女性への差別も一緒くたになっているので、その社会でうまくやるには男性に媚を売らないといけない・・・ということを前提に描かれているような気がして、恋愛部分だけを取り上げた男子取扱説明書なら楽しめたかもしれないけど、仕事など社会での女性への圧力を完全に笑い飛ばせるほどの描き方はされていないので、おや?という気持ちになります。
あまりにも当たり前として描かれている部分に社会の暗部を見るようなそんな気持ちになってしまう映画でした。
お洒落や綺麗にするのは素敵なことだけど、男性のためにっていうよりも自分が気分よくいるためにしたいですね。
最後にイ・シヨンがドレス姿で出て来て綺麗になって彼氏も出来てハッピー、素晴らしいって描かれているところが余計に逆説的になんだかヤバイっていう気持ちになりました。
ま、私がひねくれているだけなんですけどねー^^;
ワハハ