韓国映画の「仁寺洞スキャンダル」を見ました~ 韓国だけじゃなく、日本の美術界のこともよく知らないんだけど、そういう知識が無くても面白く見れました。舞台がそこなだけで、その世界自体を壁眼図でペテンにかける詐欺師たちの活躍(?)が最後の最後で種明かしされてなるほどーってなりましたね。リアルかどうかはさておき、キム・レウォンとオム・ジョンファの攻防は面白かったです!やっぱり復讐の念が関わってるってのが韓国の作品っぽい。
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オム・ジョンファは普通の人の役よりもこういう化粧のきつい激し目の女性の役が似合いますね。存在や反応もすべて芝居がかってるんだけど、全く違和感ないの。彼女は主婦役とかの方が違和感あるもんな。存在感があるので、迫力のある役がとてもいいです。大げさに泣き叫ぶのとかがこんなに似合う人っているかしらって思った。なので、このペ会長役はとても良かったですね。それにしてもギャラリー名が秘門ってのもすごいよね!?
キム・レウォンも普通のイケメンっていうよりは、こういう一癖ある人の方が似合うと思っているので良かったかな。ただし、詐欺師っぽくはあったけど、神の手を持つ実力のある復元師には全然見えませんでしたー そこはちょっとね。
でもガンジュンの仲間たちは非常に豪華な顔ぶれでした。マ・ドンソクにオ・ジョンセにチェ・ソンヒョンですよ~ マ・ドンソクが殴られたりするんですよ!今だったらあの腕っぷしだから全然信憑性無いけど、この時はまだムキムキじゃないからまあ納得かな。オ・ジョンセはもちろん良かったけど、紅一点のチェ・ソンヒョンも荒い女性を魅力的に演じてましたね。ロマンスが必要のお堅い女性役よりも今回の方が断然好き。
その他にもとにかく登場人物が多い印象なんだけど、なんだかんだ誰が誰かちゃんと理解できたので、よくできてるな~とは思いました。まあみんなペ会長を恨んでるってことで、それさえ理解できればOKって感じかな!
ガンジュンが和紙を水で洗ったり、古い家屋で埃を探してたりしたのも、なんのこっちゃと思ってたんだけど、最後にパズルのピースがパチっとはまってなるほどな~という感覚になるのは爽快でした。すべてガンジュンの掌のうちで転がされていたなんて!壮大なペテン。
日本の京都とやり取りをするシーンがあって、日本人の俳優さんでは白竜も出演していて、謎の枯山水みたいなカフェ?でペ会長とお茶飲んでたんですけど、その庭の様式はいいとしてもそこを店員さんが靴下でやって来るのがなんとも。そこは靴履いてるんじゃないかな・・・とか訳の分からんことが気になったなあ。
まあ若干ツッコミどころがない訳ではないんだけど、基本的にはラストの大どんでん返しはなかなか想像もつかない規模だったので面白かったな~ 技術的な側面を期待して神の手を持つ男がどんなもんかと楽しみにして見るとあれ?って感じだけど、そこは置いといてストーリーの流れは楽しめるんじゃないかな!
とりあえず仁寺洞は骨董品とか、美術品を扱うお店がおおい場所なんだな~ってことは覚えました!こういう映画やドラマで出てくる場所って記憶に残りますよねえ!