【韓国ドラマ】朝鮮ガンマン の感想 文明開化の頃の歴史がちょっと分かりました!

朝鮮ガンマンを視聴終了いたしました!

まあ、最初に見る時は、タイトルにあるガンマンからもっと明るいアクションものだろうという予想をしていたのですが、実際は時代背景の関係もあってかやや重苦しい展開のドラマではありました。

でも、日本の明治維新の方が早い時期だったんだなあとか、だから開化について学ぶために学者は日本に行ったりしてたんだなあとか、今までそういう観点で見たことが無かった歴史の新しい面を知ることが出来たのでその点は面白いなあと思いました。

清の力を借りる守旧派と日本の力を借りる開化派という構図を見ると、韓国の地理的な宿命だとかも感じたりして、ひとつの時代だけを見ても国が違えば状況が違うんだなあとか思ったり。

このドラマによるとキム・オッキュンの開化への試みは結局失敗してしまうようなので、結局どんな形で開化が行われたのかも気になるところです。
またそんな時代のドラマでもないかしらー?




 

それにしても、王様や王妃をはじめとして、権力者たちも自分の立場を守るために裏切る人たちが多いドラマだったので、ちょっとすっきりしない気分ではありました。

結局は、パク・ユンガンとチェ・ウォンシンの戦いがメインなのか、パク・ユンガンとスインのロマンスがメインなのか、開化派の戦いを描きたかったのか、ちょっと散漫な印象で途中ちょっと退屈してしまいました。

そして一番心に残ってるのは、誰でも彼でも「あいつめー!」みたいに誰かを恨んで腹が立った時には「いのーむ!!!!!!!!!!!!!!」って叫ぶんですよね。
私が確認したところ、パク・ユンガンとチェ・ウォンシンと左議政の3人が結構なんかいも言ってたんですよね~ キム・ジャヨンも言ってたかも。
または「パク・ユンガ~ン!!!!!!!!!!」とか「チェ・ウォンシ~ン!!!!!!!!」みたいに名前を叫ぶバージョンもあったかも。
なんというか、どの人が言っても本当にこれくらいビックリマークがついたような同じような叫び方をするので、まあそういう演出家の指示だったんだと思うけど、もうちょっと色々パターンを変えるとかすればいいのにって、あんまりにも気になったのでそう思いましたw
他のドラマでそんなことが気になったことはありません~!笑

 

イ・ジュンギとナム・サンミのラブラインの相性はいまいちかな~
ナム・サンミは丸顔のせいか可愛いイメージ過ぎて幼く見えてしまったんですよね。
そして、泣き顔が多すぎてなんだか気の毒だったな・・・
イ・ジュンギはこのドラマを見ながら、途中でを見ちゃったせいもあるのだろうけど、あちらが好み過ぎてあれくらいシャープな方がかっこいいなと思ってしまったりも。
あ、でもイ・ジュンギは声がいいな~と思います。
画面を見ていなくても、イ・ジュンギの声だと分かるそんな少し特徴のある声がとても素敵だなと視聴中にふと思いました!

 

あと、キム・ホギョンを演じていたハン・ジュワンはちょっと切ない役柄なんだけど、少し寂し気な表情がピッタリでした。
こんな赤い衣装を着て出て来た時はビックリしたけど、お似合い!

時代劇はこういう衣装とか小道具を見るのが楽しかったりもするんですが、
このドラマは結構いいな!と思うのが多かった気します。

 

ともかく、タイトルから想像していた快活なアクションって感じでは無いけれど、全体的にはそれなりに楽しめたかな!というそんなドラマでした!

 

朝鮮ガンマンが見れるのは・・・



 

【韓国ドラマ】朝鮮ガンマン 4話までの感想 なんでその日本名にしたの!?

 

Gyao!の無料配信で始まった朝鮮ガンマンを見ております。
考えて見たら、イ・ジュンギの時代劇を見るのは初めてでした!
プロモーション映像とかで見たことはあるけど、実際には見たことが無かったようです。
やっぱり麗しいですねー!
でも、4話の最後で、どうやらもう洋装に変わりそうだったので、もうその姿では出てこないのかな?ちょっと残念。




 

さて、また4話までなので、イ・ジュンギが実は生きていて、日本人として戻ってくる前のプロローグを見ただけって感じですが、歴史の流れの皮肉さというようなものにハッとしてしまいました。

守旧派と開化派がせめぎ合う宮中で、開化派の王様が呼び寄せた学者たちの暗殺をもくろむ守旧派の権力者たち。
その守旧派たちが手先として使うのが西洋の最新式の銃を操る銃使いな訳です。
自国の今までの旧体制を守るために使うのが、他国の最新の武器ということになんとも言えない矛盾を感じます。弓ではなく銃の方が強いと自覚している訳ですから。

でも、それが分かっているからこそ開国を拒んでいるのかもしれませんが、
なんとも皮肉な状況だなと。

最近、新少林寺も見たところだし、西洋の技術が入って来る時代のアジアの国を見ることが多いです。そして感じたり考えたりすることも多いです。
こういうのが重なるのって何かあるのかな?

それはたまたまかもしれませんが、ドラマは楽しく見ています。
敵の銃使いのユ・オソンはどこか敵は敵でもちょっと情感が豊かなタイプの悪役ですよね。シンイでもスパイでもそんな感じ。
徹底的に冷酷と言うよりは、人間的な部分も持った悪役が似合いますね。
このドラマではまだはっきりとは分からないですけど・・・

そしてこのドラマでもだけど時代劇は、小道具を見るのが楽しいです。
朝鮮ガンマンはお花がとても美しいです!この牡丹(多分)綺麗だなあ!

 

気になることは、川に飛び込んだ後の鉄砲って使い物になるのかなってのと、
イ・ジュンギが日本人に成りすまして朝鮮に帰って来る時に、なぜ半蔵という名前にしたのかってことでしょうか・・・
韓国の方はさ行が言いづらいだろうに一体なぜ・・・
日本人的にはあんまりなじみのある名前って感じがしないけど、服部半蔵とかで有名なのかしら?それとも昔はよくあった名前なのかしら~?

そんな疑問もおいおい解決するのかもしれないから続きを楽しみにしておこうっと!

 

朝鮮ガンマンが見れるのは・・・