大丈夫、パパの娘だからを視聴終了いたしました!
少し前に見終わってたんですけど、なかなかのモヤモヤ具合で感想が書けずにいました。
先が気になって一気に見れたドラマだったし、
登場人物も色んな人が出ててかなり豪華な感じもしたし、
ハートフルと言えばハートフルかもしれないし、
とはいえ、とんでもなく悪い人も出て来るし、
なんか面白かったような気もするんですが、
好きか嫌いかというと半分好きで半分嫌いみたいな感じかな・・・
納得いかないことが多かったんですよね!
そこがモヤっとした部分かなあ・・・
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まあなんといっても私にとっての一番の問題は末娘のチェリョンがただの嫌な人にしか見えなかったことかもしれません。
お父さんが入院した病院の費用が払えないからと、姉に病院の息子との結婚を勧めたり(ひどい。自分がすれば?)
姉や兄も優秀にもかかわらずお金が足りないだろうからと留学を諦めたのに、自分だけ語学留学に行かせてもらっていて、でもどうやら一番勉強が出来ないようで、子どもに教える英語教室のバイトを断るほどだし(何勉強したん?)
そんな風に自分にお金を使ってもらったり、ブランドのバッグをお父さんにねだったりして不要なお金を使わせた娘が、母が詐欺にあったら、お金を取り戻して来るまで帰ってこないでと言いはなったり(あんたが言うのは違うんじゃ?)
そして、お父さんが療養所に入るって言いだした時に、家族がバラバラになっちゃう・・・とか言って泣いてたけれど、留学して一人暮らししてたのに何を言ってるんだい?みたいな気分になったりしました。
姉妹は仲良しの設定だったけど、私がお姉さんだったらこんな妹とは仲良く出来ない。甘やかされたわがまま娘というよりはただの嫌な人にしか見えないようなセリフとかキャラ設定のように思えるんですよね・・・
お父さんにはめちゃくちゃ可愛がられてる(というか甘やかし過ぎw)けど、ああいう末娘で何をやっても許されるためには、特に他人に対してはわがままでも人を惹きつけるよっぽどの魅力とか可愛げが必要だと思うのです。
ムン・チェウォンは嫌いな女優さんではないのだけど、どうも語気がきついせいなのか、しっかりして見えてしまうためかかわいい末っ子には見えない。役者さんって役柄に合わせてカメレオンみたいにキャラクターを変えて演じる人もいれば、ある一定のイメージを保ってむしろ自分のキャラに役柄を寄せて演じるとか役柄を選ぶ人のパターンに分けられると思うのです。私はムン・チェウォンは後者だなあと思うので、はっきり意見の言えるしっかりした人を演じるのがいいような気がします。
だからドラマでの役にはどうもしっくり来ませんでした。
グッド・ドクターとかの医者役とかは良かったし好きなんだけど、このドラマに関しては、もう少し自然なぶりっこというか、天然なのかな?という柔らかい空気感を持った人が良かったのかなと思ったのでした。
私はそんな感じでとらえてしまったので、チェ・ジニョクがチェリョンを好きになるのもなんだかなあ・・・と思いながら見てました。美人だから、という点しか納得できないな~ チェリョンが大人になろうと頑張ってる描写も中途半端で、良い子になった感も無くて。
という感じで、チェリョンがどうしても好きになれなかった反動もあってか、すっかり長女のエリョン贔屓になって見ていました。エリョン役のイ・ヒジンは、モンスターで先生を演じているのを見たときから、永作博美に似てるな~と思っていましたが、スタイルも良くて結構好きです。しっかりもので、物事の本質をしっかり見る素敵なお姉さんでした。最終的に彼女がハッピーエンドに落ち着いたのでそこは良かったです。相手役のカンソンもいい感じに放蕩息子だけど本当は気が優しいというのを演じてくれていたので、幸せになってくれ~と素直に思えたのが良かったな!
でも、最初の頃はチェ・ソンジュンが演じるホン先生との間にも何か感情が生まれるのかな、と匂わせたわりには立ち消えてた気がするので、途中で脚本が変わったのかな?チェ・ホンジュンは君の声が聞こえるの事務員の人ですよね!
結構好きなので、出番が多くなるのかなと思ったらただのお医者さんで終わったw
そしてチョン・テスはこういう悪人役がはまり過ぎるなあ・・・ 確かに陰の気が出てる感じがあるので、癖のある役にキャスティングされるの分かる。見ててほんとに怖いです。
ヒョッキのバンド仲間のソンド役のパク・サンフンがパク・グニョンの息子さんだったり、ドンヘやカン・ミニョクなどのK-POPアイドルが出てたり、ほんと見たことある俳優さんがたくさん出てました。だからわちゃわちゃ感は楽しかったので、その部分が最後まで完走させてくれた気もします。まあ、これだけ出てるわりには17話だったおかげもあると思うのですが!
それにしてもタイトルの『大丈夫、パパの娘だから』の意味が分からない・・・
お父さんが素晴らしい人格の持ち主なのは分かるけど、まあ子育ては別ってことですよね。愛されて育った娘だから何があってもいざとなったら大丈夫って意味なのかもしれないけど、むしろ酷い親に育てられたヒョッキの3兄弟はとても良い子に育っているので、そんなパパの子どもじゃなくても大丈夫みたいだけど?
最後はみんなが息子みたいになってたから、最高のお父さんくらいのタイトルの方が良かったんじゃない?笑
まあ、ともかく『甘やかすことが子育てとは言えない』、ということはこのドラマを見て良く分かりました!
そこなん!?って自分でも思いつつ・・・w