【韓国ドラマ】スリーデイズ 3days の感想 悪役サイドのキャスティングが好みだった!

3daysの視聴を終了しました!タイトルを見てそしてパク・ハソンも出ているのを見てちょっとTWO WEEKSを思い出したんですけど関連があるわけではありませんでした。ちょっと意味合いが違って3日間という限られた時間に起こることを描いてるというタイムトライアル的な内容ではなくて、スリーデイズというタイトルは象徴的なニュアンスで使われているようです。行く末を決定づける3日間が何度かあったというような感じみたい。

 

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ユチョンはアクションもこなして頑張っていたし、演技も良かったですね。が、ちょっと彼だけかっこよく描こうとし過ぎた気がしてしまった。彼は表情もとても良いし、もっといろんな感情を演じられる気がするのでどこかアイドル的立ち位置なのがむしろ勿体ない気分でありました(最後のイメージ映像みたいなのもいらなかったのでは・・・?)まあ他の人々、大統領とかが複雑な感情を併せ持った人達なので、ユチョンが演じたハン・テギョンは分かりやすいまっすぐな正義感でいいのかもしれないですけどね。

実はあんまり主要キャストには興味が湧かなかったんですけども、私のお気に入りのドンハが殺し屋役で出てて、本当にこういう役があまりにもしっくり来るなあとしみじみ思いました。いつか全然違うロマンチックな役とかで見てみたいナ~と思っておりますよ!!!

そして一癖ある役を演じたら嫌らしくて最高なチェ・ウォニョンが悪役で出てて、これまた見て良かった~と思いました。そう考えてみると政府要人とかもいっぱい出てる設定だったので出演者は豪華でしたねえ。ほんと。

しかしながらチェ・ウォニョンが演じるジェシングループ会長の演技は狂った感じで良かったものの、ただのサイコパス的な位置づけで奥行きがない存在だったなあと。最初は金儲けのためなら何でもする人という感じだったのに、最終的には全部めちゃめちゃにしてやるみたいな支離滅裂な感じになってなんかイマイチ人物像がつかめない。それを全部サイコパスだからで片づけるのはちょっとなあ。彼がどうしてそういう人になったかの描写とかも無いので、その辺がついて行けない気分であった。繋がらない感じ。

あと、ハン・テギョンとユン・ボウォンのラブラインがほのぼの系だったんだけど、死に直面するような極限状態を体験した時って思いが燃え上がるものなんじゃないのかなって思ったりしてね。そういう点でもなんだか物語に入り込めない感覚があったかも。

ドラマのストーリー展開に緊張感があると言えばあるんですけど、週2話というペースで見ちゃったのでそういうのがちょっと薄れてしまう感じがあってまとめて一気に見た方が良いドラマなのかなと思いました。壮大な設定の話なのだけど、細部の心の動きの描写が欠けている気がしてどこか大味な気がしてしまったのでした。アクションに力を入れたせいかもしれないですが、物足りなさがありましたな~

 

スリーデイズ 3daysが見れるのは・・・