美味しい初恋 〜ゴハン行こうよ〜の視聴を終了しました。続編の制作のために前作の登場人物を死んだことにする、という手法はあんまり好みではないですが、今回はそんな喪失感の中をさまようク・デヨンがどうやって立ち直って行くのかというのが見どころでもあるのかな。「彼女と別れた」というだけでは、ちょっと今作のストーリー展開には足りない感じだったのだろうなあ・・・ でもやっぱりラブコメなので、もっと明るい話調にしてくれる方がありがたいなとは思いつつ。あくまでも私の好みの問題ですが!
そして、どうしてもそういうストーリー展開なので、ク・デヨンが今までのようなパワー全開の溌剌さがないんですよね。ただ、大学時代のシーンも間に挟まれるので、ずっとしんみりしている訳ではないんですけどね。まあでも師匠とも言える初恋の相手のイ・ジウ役のペク・ジニがいい味だしてます。ク・デヨンがちょっと元気のない分、ジウがぐいぐい食べまくってくれるので彼女のおかげでバランスは取れてるのかなとは思う。もしくは彼女も日々の生活に疲れて、食事を楽しむことも忘れていたけれど、ク・デヨンに再会することでその感触を思い出せたのは二人の化学反応だったってことなのかもしれませんね。
それにしても、ジウの義妹のソヨンのキャラが前半はどうも好きになれなくてですね。そういう性格になる理由があったとは分かっていても、見てるのしんどいなあって思ってしまう。彼女のようなタイプの周りにいる人は振り回されて気の毒に見えてしまうんだけど、みんな優しくて凄いよなあ。まあでも義理の姉妹の二人が本音でぶつかって少しずつお互いのことを理解し合うのを見てるとまあ人間ってそういうものかなと思えたのでだんだん苦手意識も和らぎました。
このシリーズのお楽しみのお料理もどれも美味しそうでしたな~ ニシン蕎麦が出てきて食べたくなりました。私は京都で一回くらいしか食べたことないんですけど、韓国にも提供してるお店があるんだなあ。すごい。一番食べてみたいと思ったのは、ソヨンのお気に入りのキムチスジェビかな!太刀魚も美味しそうだったなあ・・・じゅるり。ユン・ドゥジュンとペク・ジニとの食べっぷりは見てるだけでも気持ち良いです。私も最近あんまり美味しいものを食べに行けてないけど、そういう機会をちゃんと意識的に作って行こう!と思いました。食に対する好奇心とか喜びとかをちょっと忘れてしまっている気がする。感覚が鈍化してしまう~ 出来る範囲を模索しようっと。
さて、ラストはおそらくユン・ドゥジュンの兵役のこともあったせいか、14話で終了とちょっと端折った感じにはなっていたけれど、ク・デヨンにはまだもう少し時間が必要というのもリアルだし、二人の未来に希望を持たせる良い終わり方ではあったのかなと思います。彼の事業についてはどうなったの?って感じではあるけど、まあでも色々事情がある中、うまくまとめたな~という感じ!
まずは前から食べてみたいと思っていた平壌冷麺を食べに行こうかな。行ってみたいお店があるんですよ!あとは羊肉。あの串が回転してテーブルで焼けるやつに前から挑戦してみたいな~と思ってるんだな。
あ、あとこのシリーズのお決まりの可愛いワンちゃんもちゃんと登場します。今回はゴールデンレトリバーのコンアルがとても可愛いです。このシリーズはいつも動物も出演してくれるのでなごみますな~ みんな賢くて感心します!