『清潭洞(チョンダムドン)に住んでいます』をGyao!で配信していたので見ちゃいました!これまた私は全然知らないドラマだったんですが、いわゆるシットコムで気軽に見れる感じでした。だいたいシットコムでは俳優さんがドラマ内でも自分の芸名そのままで演じることが多いというのが分かってきました。まあこれって例えば新人の俳優さんなんかはこういうドラマに出演すると話数も長いし、芸名も覚えてもらえるのでこれをきっかけに人気がでることもあるんだろうなあ。反対にベテランの俳優さんは自分の今まで演じてきたキャラを壊すきっかけになるのかもしれない!
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しかし、どうやら本当は170話だか200話だかあるドラマなのに、日本に入荷されてるバージョンはなんと18話+番外編1話というビックリの短縮版なのですよ。え、よくそこまでカットできたな、と驚き!おそらく、存在自体をほとんどカットされてる登場人物もいるので、それにまつわるエピソードはなくても違和感ないんですが、やっぱり主要人物のエピソードのカット具合も半端ないので、特に後半は訳が分からなくなってしまいますね~。まあなんとなくわかる感じには作られてるんで面白いんですけどね。
チョンダムドンで貸本屋をやることになった貧乏な家族が主役なんですが、そこに下宿人も加わってドタバタと話が進んでいくのですが、これまた登場人物は派手ではないものの悪人がいなくてなんだかホロっとさせられることもたくさん。チョンダムドンは日本でいうと表参道とか青山とかかな・・・ それとも銀座?ともかくお金持ちの町なのに貧乏人が住んでいるものだから、見栄を張ってどんどん嘘が積み重なっていく姿は面白いけど、ちょっと悲しくもあり。
お母さんのキム・ヘジャは優しくない女たちでも少しおかしみのある役だったので、このドラマでもじわっと面白い感じがとても似合ってました!独特の面白さと良い話のエピソードのバランスが良かった。しかし、お金持ちのご婦人たちに嘘がどうやってばれたのかはすごく見たい場面だったんだけど、そこバッサリなくて残念だったなあ。あとあの貸本屋の持ち主のおじいさんとのこともよくわからなかった。
この強面3人組のエピソードにもかなり時間が割かれてた気がしますね。お下品ネタはだいたいこの人たち。不潔自慢はリアル過ぎて笑っちゃう。強面を買われて映画に出てたのは面白かったな~ ウヒョンとシェフのロマンスはもうちょっと見たかった!あと印象に残ったセリフは過去に戻りたいって言ってた時に、「あ、でもダメだ。兵役があるから戻れない。」ってところ。全員同意してたから、やっぱり兵役ってすごく大変なんだな・・・とそんなことを思ったのでした。
そしてオ・ジウンとヒョヌのカップルはめっちゃ可愛かった~!オ・ジウンと言えばチョヨン~幽霊が見える刑事~でも好印象で結構好きだったんだけど、このドラマでもとっても可愛かった!ヒョヌはどうやらパスタに出ていた様子。あの時はイケメンシェフの一人くらいの印象しかなかったけど、今回はスラっとしてかっこよくてギター抱えてる姿とか最高やん!?ってなってました。髪型もすごく似合ってる。短いよりこの時の方が良い!!
あんまりベタベタした二人は好きじゃないので、この二人の距離感ぐらいが好き。しかし、彼らの距離が近づいていくエピソードはすっぽり抜けててこれまた残念。二人がつきあってることが家族にばれた時とか、ヒョヌが実はお金持ちのボンボンとばれた時とか、ジウンがククス屋を開くことになったいきさつとか見たいところいっぱいありましたね・・・
あと、こういうドラマではお約束の豪華ゲストなんかもちらほら。
漫画を借りて延滞してるお客にユノ。これはかなりのこじつけの出番だったな。面白いけど。
ユン・ドゥジュンはそのままアイドル役で出演。でも強面3人組には全然アイドルと気づいてもらえないの。モップかけまでさせられて、コントだね。
それぞれの俳優さんの持ち味が出てて、とっても素敵なドラマでした。どうしても惜しむらくは激しすぎるカットの多さですよねえ。回想シーンを見て察するという能力を非常に要する展開なんでさすがによくわからんところもありますもんね。もちろんしょうもないエピソードもいっぱいあるんだろうけど、それでももう少し見れたらもっと楽しめたかな~