【韓国ドラマ】LIAR GAME~ライアーゲーム~ の感想 日本の漫画を韓国ドラマっぽい設定にリメイク!

ライアーゲームの韓国版のドラマを視聴終了しました。日本バージョンを見てないので、比べられないんだけれども、やはり最後に主役三人が実は幼少の頃に実は出逢っていて因縁のある関係だった・・・という韓国ドラマっぽい流れとなるので、なるほどこれはきっと原作はゲームの内容とか大枠を使っているだけなのかな~と思いました。

 

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ちなみに日本のはどんなのかな~?と登場人物とかだけ見てみたけど、主役が戸田恵梨香と松田翔太の二人って感じなので、やっぱりかなり違いそう。でも私としては韓国版キャストの方がイメージが合ってる気はするかな?

イ・サンユンはいとしのソヨンで見たことがあるくらい。あのドラマではソヨンに感情をぶつけまくる役だったので私はちょっと怖かったのだけど、その怖さがこのドラマの元心理学教授の天才の詐欺師役にはぴったり。前髪をおろしてるとかなり印象が変わりますね。ともかくこういう役いいね~と思いました!

そして、お人よしのキム・ダジョン役のキム・ソウンもそういう役にぴったり。私がこのドラマを作るとしても韓国の女優さんで底抜けのお人よしだけど芯はあるタイプといったら彼女しか思いつかないかも。韓国はこういう柔らかい印象の女優さんよりキリっとした人の方が多いような気がする。優しい感じのお化粧をすればハ・ヨンスもいいかもと思うのですがどうでしょう?

私がシン・ソンロクを見たのは星から来たあなた、トロットの恋人王の顔と意外と見てるけど、今回は胡散臭さ全開(褒めてます)で本領発揮と言う感じでした。何を考えているか分からないくて怖い・・・という役を演じたらピカイチだなって思うので、めちゃくちゃこのドラマのカン・ドヨン役は合っていました。

 

他にも借金取りなのに人のいいチョ・ダルグ役のおなじみチョ・ジェユンとか、胡散臭さはこの人もピカイチと私が思っているチェ・ジノも出てたし、最後にはキム・ダジョンのお人よしさに巻き込まれるジェイミー役のイエルもカッコ良かったし、PD役のチャ・スヨンはこういうキリっとした役合うなあと思いました。千回のキスのイ・ヒョヌの元カノ役はあんまり合ってなかったから、こういうのがいいですね!あ、あと、なんか議員の補佐官が見たことあるような気がする・・・と思ってたら、夜を歩く士のサドン世子でした。ほら、鬼に壁に埋められてた人!調べて分かった時に思わず「あ~!」って言ってしまった。

 

ドラマの中の番組で出て来るゲームの内容がなかなか複雑で最初は説明を聞いても訳が分からないな・・・と思っているのに、見てたらちゃんと分かるように出来ててすごいな~と思う。そこまで説明くさくないのに、ドラマのストーリーの中で登場人物たちの話とかで分かってくるのが面白い。

 

最終的にはどうなの?もっと悪い人は誰なの?とちょっと気になる終わり方ではあるのでもしかして続編あるのかな?結構面白かったし、どんな嘘つきゲームが他にもあるのか見たいので続編作って欲しいな!原作のマンガも面白そうだからちょっと気になるな~

 

LIAR GAME~ライアーゲーム~が見れるのは・・・


【韓国ドラマ】 町の弁護士チョ・ドゥルホ の感想 それなりに楽しめる平和なドラマ

町の弁護士チョ・ドゥルホを視聴終了しました~ 町の~と言うだけあって、血なまぐさい事件などは起こらないので、のんびりした気分で楽しめるドラマでした。

 

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私はパク・シニャンはパリの恋人で見たことがあるだけなんですが、あのドラマでの役柄より今回の気さくな弁護士役の方が似合ってるな~と思いました。庶民の味方で正義感のあるだけどそれ一辺倒という訳でもなく悪いことをした義父を助けようとする人間臭さもあるみたいな人情系の弁護士。良い感じなんですけどね、私がもっと強烈なのが好きだからなのかちょっと物足りなくも感じちゃったかな・・・

娘のスビン役のホ・ジョンウンちゃんもすごく可愛かったのですが、元妻役のパク・ソルミがすごく美人だった!冬ソナで出演してるみたいだけど、私は見てないからなあ~ 柔らかいのにキリっとしたところもあって弁護士役に合ってて素敵だったな。スーツのソフトな色合いとかも似合ってて、似合う色を着るって大事だなあとそんなことを思ったり。

チョ・ドゥルホの仲間たちはみんな個性的で良かったのですが、特にパク・ウォンサンとファン・ソクチョンのカップルが最高だった〜!軽妙な抜けがある二人のやり取りはとても楽しくて、彼らのおかげでドラマが余計に楽しくなったよねって思います。人が良くて憎めない感じを出すのがうまいなあ~

あとはちょっと気になるのはドンジュンが突然出てこなくなって、まるで最初からいなかったかのように扱われていたこと。親の急病で田舎に帰った・・・とかそれくらいの理由でもつけとけば良かったのに。変に気になる消え方でした^^;

あとはカン・ソラとリュ・スヨンがもしかしてうまく行くことになるのかな・・・みたいな残った者を無理にくっつけたみたいな設定はいらなかったよな、と思って。そういうラブラインはパク・ウォンサンとファン・ソクチョンの面白カップルで十分満足したよ!笑

それにしても裁判沙汰になる相手が全部テファグループで分かりやすいと言ったらそうなんだけども、物足りなくもありました・・・ でもまあ最初はチョン会長が敵だと思っていたら、チョン会長を利用していたシン検事長の方が黒幕だった、というのは一応ひねってるところなんだろうな~とは思うし、シン親子の葛藤なども描かれていたのでその辺りは興味深くはありました。

めっちゃ気になったのがキム・ガプスの眉毛。やっぱりちょっと悪い役だからつりあがった濃い眉にしてる気がすると思って今までのドラマの画像とか見て比べてみたらやっぱりこのドラマでは眉山をすごくしてると思う。そっか、役柄によってメイクもこうやって変えてるんだな~と思いました。男性もそうやってメイクを変えるんですねえ!当たり前なんだろうけど気づくと面白いな!

 

私にとっては可も無く、不可も無くというドラマだったのですが、パク・シニャンのチョ・ドゥルホ役はとても合っていたし、続編が出たら見るだろうな~と。楽しく見れる分かりやすいヒューマンドラマです!

 

蛇足ですが、もしかして私は人情系のヒューマンドラマには惹かれないのかもしれない・・・などと今更思いました。だからこんな感想なのかもなあ・・・おほほほ

 


町の弁護士チョ・ドゥルホが見れるのは・・・



 

【韓国映画】渇き の感想 パク・チャヌク監督の独特の世界観が堪能できる心がザワザワする映画

この「渇き」は、パク・チャヌク監督の人間ではない存在の三部作のひとつだそうです。ちなみにあと二つは「サイボーグでも大丈夫」「イノセント・ガーデン」だそう。私が見たことのあるパク・チャヌク監督の作品は「オールドボーイ」のみなんですが、当時映画館で見て、あまりの衝撃に帰り道を茫然としながら自転車に乗って帰ったのを憶えています。暴力表現とかへの衝撃でなくて、復讐に至る理由になった愛の切なさの奔流みたいなものに飲み込まれてしまったんですよね・・・ 今でもはっきりと覚えてるので相当衝撃を受けたと思われます。

 

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そう考えるとやっぱりパク・チャヌク監督の作品は映画館で見た方が断然いいな!と思いました。この渇きは家で見ても集中して見ましたけれど、やっぱり堪能するには映画館だな・・・と改めて思いました。

独特の美意識とわざと場違いなシーンを差し込むようなところ、そして固定カメラじゃなくて手持ちカメラで画面ごと揺れるような撮影方法をしているシーンがあったりと、なんだか人の心を不安にさせて、観客の固定概念とか常識みたいなものを壊しガードを外した状態にして映画の世界に入り込ませるみたいな、そんな感じがします。だからやっぱりそれを全身で楽しむためには映画館で他の音や色をシャットアウトして見るのが良いんでしょうね~。

この映画もすごく良かった~とはっきりそう言える気持ちの良い感想ではなくて、心がとにかくザワザワする感じ。だから良かったとか素晴らしいとかじゃなくて印象に残る映画という感想がふさわしいのかな・・・と思うのでした。

まあ、色々なシーンが心に残ってるんですが、蛍光灯が煌々と光る部屋の中、身動きの出来ないキム・ヘスクの目だけがぐりぐりと動いている様子とか、夫を殺したもののその罪の意識からかソン・ガンホとキム・オクビンが見る水浸しの夫の幻想とか、ほらやっぱり思い出してもザワザワする・・・ 間違いなく心に何か楔を打ち込まれる感じがあるなあ。

ソン・ガンホは特別カッコいいという訳ではないと思うのに、その映画の世界に観客をいざなう力が本当にある俳優さんだなあと見る度に思います。どの作品のどの役でも確かにソン・ガンホなのだけど、ソン・ガンホではなく役の中の人だなと。キム・オクビンもバンパイアになってからの弾けっぷりが常軌を逸してて最高でした。

 

バンパイアが出て来るから、タイトルの「渇き」が意味するのは血が飲めなくて喉が渇いているという意味なのかと思ってたけれど、愛に飢えた心の渇きを描いていたような気がしました。見終わったあとにまたじわじわと来る感じです。

 

 

渇きが見れるのは・・・


【韓国ドラマ】シリウス の感想 ヒョンシクとソ・ジュニョンのそれぞれの一人二役は良かったです。

ずっと前から見たいと思っていたシリウスを視聴終了しました!全4話ですが、少しずつ双子の置かれた状況が明かされていくところや、1話ごとにまず高校時代の話、そして現在の話というパターンで話が進んでいくところは面白かったです。

 

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シリウスというタイトルも良く考えられていて、シリウスという恒星にはAとBがあって、Aが数倍大きく、Bは非常に小さいのです。その状態をドラマに出て来る双子のト・ウンチャンとト・シヌの関係になぞらえているのですねー。

まあヒョンシクが出ているドラマということで知ったので見たいなあと思っていたのですけど、ドラマ自体も結構見応えがあったなあと思います。
ただし、こういう10代後半と20代で同じ役を違う役者さんが演じるとなかなか同じ役の人であるとリンクさせてみることが難しいな・・・と思ってしまいます。今回は高校生を演じたヒョンシクが1991年生まれ、20代を演じたソ・ジュニョンが1987年生まれと4歳くらいしか離れていないので尚更です。全然雰囲気が似ていないという姿形が違うのは意外となんとか乗り越えられるのですが、例えば口調、仕草などが違い過ぎるとあれあれ?ってなってしまいます・・・ このドラマは特に双子を一人二役で演じてるから余計にややこしい。

そこはちょっと残念なところなのですが、ヒョンシクの双子の演じ分け、ソ・ジュニョンの双子の演じ分けはそれぞれはすごく良かったんです。だから余計にもったいない気がして、同じ役者さんが高校時代も20代も演じた方が良かったんじゃないかなと思うのでした。ちなみにソ・ジュニョンは童顔だと思うので、高校生も行けたと思うんだけどな。魔王でカン・オスの高校時代を演じてたイメージが残ってるし・・・まあこのドラマはその頃よりずいぶん後ですが。

双子の二人の複雑な関係性や感情をしっかり描いていたので、4話とはいえ見応えがありました。普通の長さのドラマとしてじっくり描くのも面白そうなモチーフだな~と思いつつ、まあそうなると主役の役者さんが大変かな・・・ 陽気な内容ならいいけど、こういうシリアスな内容だとそれを二役分抱えると悩んじゃいそうだ。

あ、リュ・スンスがめっちゃ悪い麻薬密売人で出てたんですが、芝居がかり過ぎてちょっと本人が演じるのを楽しんでる感がありました。そして強力班のチーム長役のシン・ジョングンはここでもいい味を出してました。ちょっとコミカルも真面目な役もいるだけで安心感。チェ・マダム役のパン・ウニは上流社会で愛人役で出てましたね。そういうの似合うんだなあ。ここでもヒールで男の顔を踏みつけててなんかすごかった・・・ 韓国ドラマではよく○○マダムって呼ばれてる裏社会の女ボスみたいなのが出て来るけど、日本でいうならどのポジションなのかなと気になってたりします。当てはまる日本語がないかな・・・?

 

母が双子の二人を同じようには愛することが出来なかったことから、双子の悲劇が始まるのが悲しい。人間の感情って難しいなあと思ったのでした。全体的に薄暗い雰囲気のある映像も美しく、最後には救いがあったと受け止められる終わり方だったので良かったかな・・・

 

 

シリウスが見れるのは・・・


【韓国ドラマ】シンデレラと4人の騎士<ナイト> の感想 チョン・イルがハイキックのユノの進化形みたいな役でいい~!

シンデレラと4人の騎士を視聴終了しましたー。私は結構楽しんで見たんだけど、なんだこれと思う人もいそうだな~なんて思いました。漫画っぽいのが好きな人にはオススメ。

 

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キャスティングも私ごのみだし、概ね楽しんで見れたんですが、最後に二人は小さい頃に出会って再会を約束していた運命の相手だったという韓国ドラマお決まりのパターンが出て来てテンションだだ下がりになりました。なんかもう初恋とか運命とかのお約束には食傷気味になっておりまして、出て来るとあーあって思うんですよね。

「母親の指輪というモチーフに導かれた二人」という設定で終わると思って、これくらいの運命論ならいいね~と思っていたら、実は本人たちも母親のお葬式で会っていたというのまで行ってしまってショック。ああいつも通りだなと残念な気持ちに。

しかし、小さい頃に葬儀場で会っていた二人が大人になって再会するというパターンが現在視聴中の「あなたが眠っている間に」でも出て来たのでデジャヴ!?と思ってしまった。母親の葬儀か父親の葬儀かという違いや複雑さの違いがあるけど、ちょっと似てる。小さい頃に実は出会っていたという設定のバリエーションがほとんど使われつくしてしまって似て来るのかも。

ヒロイン役のパク・ソダムは飾らない魅力が素敵。でも好き嫌いが分かれそうな気もするな~ 黒目部分が大きいから小動物系の可愛さがあって私は好きでした。目がキラキラしてるんですよね~!

対してソン・ナウンが美少女役として出て来るんだけど、確かに可愛くはあるのだけど、可愛くしている女の子という感じが否めなくて圧倒的な美少女感が無かったな~ もっと完璧にお人形さんみたいなキャスティングが良かったな・・・という個人的な希望。

まあ女性陣は置いておいて、チョン・イルはハイキックのユノをちょっと彷彿される感じで、は~いいわ~となりました。ぶっきらぼうで一見嫌なやつなんだけど、実は人一倍優しいって最高やん!って思いました。

そうそうスタイリングもカジュアルな服装が良い感じで似合っててステキでした。彼は悪役なんて演じないでずっと王子みたいな役をしてもらいたいものです。

アン・ジェヒョンはドラマで初めて見たけれど、めっちゃ白いなって思いました。ほんとに陶器みたいなお肌で綺麗ね~綺麗ね~って思って見てました。シンデレラものって出て来る男性全員がその子のことを好きっていうのが多い中、違う子を好きな登場人物がいるのは設定に無理が無くて良かったです。あんまり冴えない感じの女の子がモテモテ過ぎるよりバランスがいいなと思ったのでした。

ジョンシンは私の想像通り、いい人だけど恋愛では報われない役になりそうって思っていたら期待を裏切られなかったな~ 役柄でだけど、ソウみたいな人を好きになれば穏やかな幸せが待っていると思うのに、どうにもちょっとメンドクサイ男を好きになっちゃうよね。分かる。

しかし、彼は醸し出す雰囲気が柔らかくてラブラドールレトリーバーみたいな大型犬ぽいなあと思ったのでした。結構好きだし、いつも演技もいいなあと思う。

チェ・ミンソンは完全に初めて見た~って思ったけど、パスタとかヨンパリで出ていたらしい。記憶なし。4人の騎士の中に入っているんだろうけど、恋愛に関しては仲間はずれ過ぎたな。最後の方でピクニックしてるとことか彼だけ独りぼっちなんだもん。4人の中に入れるならもうちょっと関わる感じにすれば良かったのにね。そして役柄のせいもありますが、ド―ベルマンみたいだな~と思っていたのでした。嫌いじゃない。何そのワンコシリーズ・・・とも思いますが、犬というのは飼い主に忠実ですから、その雰囲気があるキャストというのはタイトルの騎士という意味合いには合った人選かもね!

みんな背が高くてすらーっとして細身だったので漫画に出て来るような王子感があって私は好きなキャスティングでした。筋肉~の人よりその方が漫画っぽさが増していいなと思うのでした!

あとハウォンの友達役のチョ・ヘジョンがぽっちゃり可愛かった。なんかこうハウォンとジャヨンが友達っていうのが合ってて良かったな~と思います。ヒロインの友達とかでこれから見かけることも多くなりそうな気がする。

 

内容は無いようなものなので(爆)漫画を読んでいる気分でカッコイイイケメンを見るという目的にはぴったりです。私は結構好きなドラマでした!

 

シンデレラと4人の騎士<ナイト>が見れるのは・・・