【中国映画】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアン・モンキー の感想 アクションが最高!

それにしてもタイトルが長いよね「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアン・モンキー」って。ほんとはアイアンモンキーだけでもいいと言えばいいけど、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナの流れで視聴者を引っ張ってきたいという気持ちは分かるのですけどね。

この映画は、ドニー・イエンが主役っぽいように見せかけてあるけど、実際は鉄猿役のユー・ロングァンがメインですね。そのヤン=鉄猿はユー・ロングァンで、ドニーさんはウォン・フェイホンの父親のウォン・ケイイン役という設定。で、ウォン・フェイホン役はツァン・シーマンという子役ちゃんなんだけど、これが実は演じてるのは女の子らしいんですね。彼女の動きも大変美しいので、ここの見どころのひとつ。もちろん、ドニー・イエン&ユー・ロングァンのコンビネーションも大変美しくて大満足すること間違いなしです。

ドニーさんの出演作は色々見てきて、どれも好きだけど、この映画を見ながら「こ、これはいい!」って昂った気持ちになったので、これはかなり上位かもしれないなあ。最近、どうしてもイップマンで詠春拳を操るドニーさんやアクションを見ていたせいか、少林拳使いのドニーさんを見ると新鮮でとても楽しかったな~ 改めて、武術の使い分けが出来る彼のことを凄いと思ったしね。武術家であるのはもちろんだけど、やっぱり彼は役者としてのスキルが非常に高いんだなあと思ったのでした。

ユー・ロングァンもいくつかの映画で見たことはあるけど、顔と名前がそこまで一致したことが無くて、見たことある人という程度の感覚だったんだけど、改めて動きが美しくて感心してしまった!出演してた映画でなんとなく覚えてるのは、スウォーズマン 女神復活の章とかかな。よし、今回でしっかり覚えたぞ~ イケメンという感じではないんだけど、色気というか余裕のあるいい男感があって素敵なんだな。

ちなみにこの映画は、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナのサイドストーリー的なタイトルにはなっているけど、この1本だけで楽しめる内容。鉄猿という義賊とウォン・フェイホン親子が出会って、色々起こるんだけど、最終的には力を合わせて悪者を倒すというすっきり爽快な分かりやすいストーリー展開です。単純明快なのいいよね。

やっぱり見どころはラストの棒の上での戦いかな。武術ものってどうしてこう足場の悪いところで戦うの好きなんだろうね?円卓の上とかさ。でもあれって身体の軸がしっかりしていないと立つことさえ不可能だから、そこがまず武術の基本として重要な要素だからこその演出だよなあとその辺も堪能すると面白いですね。

そうそう、無影脚や傘を使った技もちゃんと出てくるけど、今回は父親役のドニーさんが駆使してくれます。そうやって息子のフェイホンに受け継がれていったよ~という体なんだろうな!

いやーこの頃の香港映画ってほんと最高ですね。そしてこの映画はアクションも最高なので、とても見てて楽しかったです。とても好きだったー

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアン・モンキーが見れるのは・・・