【洋画】バンコック・デンジャラス の感想 パン兄弟監督&ニコラス・ケイジ主演の映画

この「バンコック・デンジャラス」はニコラス・ケイジも出演している洋画なのですが、オキサイド・パン&ダニー・パンが監督の作品なので見てみました~
洋画も好きだけど、アジア系の作品を見てるとそこまでたどりつかないのでニコラス・ケイジを見たのは久しぶり~ まあ製作国がアメリカだと言ってもタイが舞台なんですけどね。

 

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この映画は1999年パン兄弟が監督した『レイン』という映画を基に2008年にアメリカでセルフ・リメイクした作品なんだそうです。レインでは耳が聞こえないのが殺し屋の方で、薬局の娘はそうではないのですが、今回は設定が逆です。

という訳でチャーリー・ヤンが耳が不自由な役を演じているのですが、彼女はタイ語が話せないけどフォン役を演じて欲しいから無理やりそういう設定にしたのかなと見ながら思っていたんですけどまあ当たらずも遠からずかなって感じ。まあでも原案として最初からその設定が前作にあったってことですね。でもそれは功を奏してて純粋な瞳で相手を見つめて彼女が一生懸命に伝えようとする姿はほんとに天使みたい。ジョーが心動かされるのも分かる。

殺し屋のジョーは普段は世界を股にかけて仕事を請け負っていて今回は最後の仕事場としてバンコクを選んだだけでもちろんタイ語を話せないし、彼女も話せない。でも言葉なんてなくても二人の心が少しずつ近づいて行って、殺し屋の心が変わって行く様がなんだか悲しい。嘘なんて簡単にばれてしまってきっと先には明るい未来なんてないのが見ている側からすると分かってしまうからなのかそこは見ていると苦しくなってしまう。

いや、でもさあ、フォンは「あなたといると落ち着くの」なんて感じのことをジョーに対して言ってたけど、どう見てもこの映画の中のジョー役のニコラス・ケイジの風貌が怪しくていやいやそんな簡単に人を信じたらあかんやろって思って見てしまいましたよ。それこそ純粋が故って感じかもしれないですけども・・・ こちらとしては殺し屋と知ってるから危ない人に見えるだけですかね・・・

ところで、オキサイド・パンは香港で育ち、タイに移ったらしくて、だからなるほどタイが舞台の作品が多いんだなあ。この前に見たコンスピレーターもタイとマレ-シアが舞台だっので、香港の監督だけどアジア各国に造詣が深いなんだなあ~なんて思ってたんですよね。だからなのか余すところなくあの熱帯的な空気感をフィルムの中に閉じ込められるのかなって思う。とにかく彼の監督作品はトーンというか暗さが特有のカメラワークであっさりしているようでもあり纏わりつくようでもある。そんな感じ。

ニコラス・ケイジが演じるジョーが冷徹で有能な殺し屋という触れ込みで出てくるわりには最後の仕事だからなのかもしれないけど、簡単に感情を揺らしてて、その有能さが全く伝わってこないのと、フォンと町を見物して楽しそうでまるでバカンスって趣きなので、暗殺者が主人公の映画のわりにはなんだかぬるっとした緊張感のないストーリーって気はしますねえ。でも象さんなんかも出てくるし、タイの情緒を感じるには悪くないって感じでした。ああそうかジョーもタイのあの雰囲気にのまれてそれまでの自分を見失ったってことだったのかもしれませんね・・・ なるほど。

 

バンコック・デンジャラスが見れるのは・・・




【香港映画】コールド・ウォー 香港警察 二つの正義 の感想 管理組と行動組の攻防から目が離せない!

香港映画の「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」を見ましたよ~ 動員がすごかったと聞いたので期待して見たのですが、期待にたがわぬ面白さ。いやー役者さんたちがみんないいです。それにしても警察組織というのはどこの国でも「現場叩き上げ」派と「警察大学出身の内勤」派の対立の構図がある気がしますね。それがつまりタイトルの二つの正義に繋がるって感じかな。

 

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M・B・リーを演じるのがレオン・カーフェイ。現場叩き上げの方。行動組っていうらしい。

ひえー歳をとったな~とは思うけど、やっぱりカッコイイですね。素敵な歳の取り方だな。演技の幅が広がってるのを見ると歳をとるのも悪くないですねえ。息子のジョーも警察なんだけど、ジョーは過激な方法も辞さないやり方で自分の正義を貫こうとする。私にはジョーの言う正義があんまり理解できなかったかな・・・ 自分の利益のためだったと言えなくもないので、それが含まれると正義を語れなくなる気がする。

ショーン・ラウを演じるのは、アーロン・クォック!彼は渋くはなったけど、あんまり変わってないように思えるかも。こっちが事務出身の管理組の方。このキャスティングどっちもいいよね~ もうこの時点で控え目に言って最高。何より、アーロン・クオックは立ち居振る舞いがピシっとしててノーブルでいいんですよね。保安管理班副長官役がピッタリでした。

この二人が香港警察の次期長官の座を巡って対立しているんですね。それが事件の発端とも言えるのかな。本人たちの意図というよりは利権がらみで周りがしのぎを削っている感じかな。

そして、チャーリー・ヤンも出てた~!キュートだった彼女もすっかり大人の女性で、警察の中でもなかなか高い地位についててビックリですよねえ。

そしてビリー・チョンを演じたアーリフ・リーがなかなか良かったんですよ。警察内の汚職を操作する機関の人の役なんだけど、生意気な口をきいて自分より上官にズバズバと切り込んでいくんですが、いるいる歳が若いのにこういう感じの小生意気な人!って感じでリアルでした。まあでも実はショーン・ラウの手の平の上だったんですけどね。そういう顛末もなかなか小気味が良かったですねえ。お、彼は武則天 -The Empress-に出てるんですね~

 

映画は最初からいきなり警察車両ごと警察官が拉致されて消えるというビックリな展開から始まり、カーチェイスはあるし、対立する二人のにらみ合い(痺れる)、そして花火まで爆発しますからね。ストーリーも面白いんですが、特攻も派手なのでそういう意味でも目が離せない感じ。まあラストは続きがあるよ~って匂わせがあるタイプなんですけど、見るっきゃないって感じですよね。そういえば、保安局の局長役でアンディー・ラウまで出てきてビックリしたな。ちょい役ですけどね。

あっという間に見終わって、あ~面白かった!って言えるテンポもいい映画でしたよー!ちなみに2もすでに見たのでまた感想書きます!

 

コールド・ウォー 香港警察 二つの正義が見れるのは・・・