【韓国ドラマ】スイッチ~君と世界を変える~ の感想 詐欺師と検事という相容れないはずの人々のコラボも面白かったし、チャン・グンソクの二役もgoodでした!

チャン・グンソクの入隊前のドラマ、スイッチ‐世界を変えろを視聴終了しましたー!グンソクさんが詐欺師のサ・ドチャンと検事のペク・ジュンスの二役を演じてるんですが、なかなか面白かったですよー。どちらの役を演じてる時も良いんですけど、やっぱりサ・ドチャンの時の彼がめちゃくちゃチャーミングなんですよ!いやーこの役とっても彼に合ってたと思う。

 

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ストーリーも面白くて最後まで飽きさせずに見せてくれます。視聴者にとってもどこまでが詐欺で誰に騙されてるのか分からない感じで話が進んでいく時もあるので、あれ?ってなりつつ分かった時になるほどってふふって笑っちゃう感じ。やっぱり詐欺師が主役のドラマは詐欺の規模が大きいほうが非日常感があって楽しいなー。飄々とした詐欺師に華麗に騙されたいというか。もちろん現実では騙されたくないけど!

ハン・イェリが演じるオ・ハラもすぐに騙そうとするサ・ドチャンに最初は辟易してるんだけど、だんだん彼のペースに巻き込まれて行って検事と詐欺師の協力体制にすっかり慣れていく姿が面白いです。

二人の掛け合いがテンポも良くて、初めて見た女優さんですが、嫌味が無くてサバサバした今回の役が好印象でした。

ハン・イェリは顔が小さくて、とってもショートカットが似合ってたなー。それとシックな色合いのメンズライクなパンツスーツが熱血検事のオ・ハラの雰囲気を醸し出しててピッタリ。でもパンプスだけはピンヒールでそこだけ女っぽくて素敵だったなー。これ見よがしな女っぽさよりそういうのの方がぐっと来ません!?

 

このドラマは検事チームの間での騙し合いも見どころだったけど、敵チームの中でも騙し合いと騙し合いがあるので、そこも目が離せないところ。

チョン・ウンイン演じるクム・テウンがプルゴム。麻薬取引から資金洗浄から悪いことはなんでもしてるって感じ。このドラマの中で彼がではないけど、片手が義手っていう役の人が出てくるので、どうしても君の声が聞こえるのミン・ジュングクを思いだしてしまいましたねー。あの時の悪役もとても印象的だったけど、このドラマでも欲望に突き動かされる強烈な悪役を演じてました。チェ・ジョンピル役のイ・ジョンギルと彼の欲望のぶつけ合いの争いは迫力あります。恐ろしい。

そしてクム・テウンはとても冷酷な人なのだけれど、そんな人でもどうしても切れなかった情が最後に自分の首を絞めることになったのでした。

チョ・ソンド役のクォン・ファウン(クォン・シヒョンで活動してたみたいだけど、本名に変えたのかな?)もクム・テウンの手下としてかなり印象に残りました。彼は実は・・・という背景があって最後のキーともなるなかなか重要な役でした。普通にしてたら好青年なのに、ここでは崩れたチンピラぶりが非常にうまかった。独立系の映画出身の役者さんみたいですが、これからもっと活躍の場が増えそう。私が今までに見たことあるドラマでは夜を歩く士でヘリョンの護衛武士で出てたらしいんだけど、それは記憶に残ってないなあ。もう一回機会があったら見てみようっと。

クム・テウンの腹心のキム室長も非常に良かったです。ソン・ウォンソクという俳優さんらしいんだけど見たのは初めて。クム・テウンに絶対服従なので非常に残酷な仕事も顔色も変えずにこなすんだけど、どこか憂いを秘めた雰囲気が良かったな。しかし韓国ドラマでは必ずと言っていいほど悪役の手下に殺人などの汚れ仕事から頭脳労働までを一手に引き受ける万能で有能な秘書か室長が一人いるんですけど、そんなにオールマイティーに何でもできる人材います!?って突っ込みたくなるんだなー。まあいんですけども。

 

といった感じで、チャン・グンソク以外にも非常に注目しちゃう俳優さんがたくさん出ていたのですよね。そして、その他にも面白おじさん枠にも私がの好きな方々が出ていて楽しかったのですよー

オ・ハラとペク・ジュンスの上司、部長検事にパク・ウォンサン。ちょっと逃げ腰なところもあるんだけど、大事なところではしっかり部下を守ってくれる頼りになる上司!他の検事は意地悪だったり悪い人が多いんだけど、彼がいてくれるだけで安心して見ていられる。和む~

そして、サ・ドチャンの詐欺チームにはポン監督役のチョ・ヒボン!詐欺師役なので色んなコスプレがたくさん見られます。浮浪者から中東の民族衣装までどれも結構似合うのがすごい。

 

まあ、スイッチのタイトルのごとく、サ・ドチャンとペク・ジュンスがその時々でスイッチするんですが、ばれる!ヤバイ!ってなったらちゃんと本物の検事のペク・ジュンスにすり替わっててこちらとしては大丈夫と分かっていながらドキドキさせられます。そんなタイミングよくうまく行くわけないやん~とも思いつつ、軽快なノリに自分ものせられて見てるとだんだん気にならなくなります。

チャン・グンソクの二役も結構良くて、二人の全く違うキャラを初めからはっきりと設定してくれてたし演じてくれてるので見てる方も分かりやすいのですよねー

検事と詐欺師という全く違う人たちがお互いのことを理解し始めて、同じ目標に向かっていくのは痛快です。ラストもまあ勧善懲悪的な感じですっきり終わるので、後味も良いです。四角四面で融通の利かないペク・ジュンスのネクタイのダサかった結び方がラストではサ・ドチャンと同じ今風になってることで内面の変化も感じ取れたりと最後まで面白かったな~

 

 








【韓国ドラマ】快刀ホン・ギルドン の感想 主役二人より片思いの脇役陣が好きでした!

快刀ホン・ギルドンの視聴を完走いたしました!

1話のはじめのところからフュージョン過ぎる時代劇感がにじみててて、
なんだか良く分からないダンスシーンで始まったりするので、
この関門を抜けることが出来なかったら10分くらいで挫折しそうだなーと思います。

事実、私もなんじゃこれは・・・と思ったのですが、ユン・ギュンサンの出てる逆賊も見たいから、このドラマでホン・ギルドンの予備知識がちょっと欲しいなと思ったので、少し我慢して見てみようかな、と思って頑張りました。




 

そうやって頑張って見てはいたんですが、いかんせん主役の二人のカップルに全くトキメキを感じなくてですね、困りました。
カン・ジファンが演じるギルドンと、ソン・ユリ演じるイノクなんですが、最初の方でとにかくコミカルな描かれ方をしていたせいか、子どもっぽい好き同志に見えてしまったのかな、と思います。
トラを一緒に狩りに行ったりというエピソードとか、恋人というよりもただの友達みたいにじゃれているイメージで見えてしまって、ギルドンの父親がイノクの親の仇だなんて状況になっても引き裂かれる切ない二人にはとてもじゃないけど見えませんでした。最後までその印象を引きずってしまいましたし・・・

あとアイラブユーが合言葉みたいになってるんだけど、それもなんだかなあって感じに見えてしまって、なんとも物足りない気分で私は見ていました。

でも、なんとなく最後まで完走できたのは脇役の片思いコンビが見応えがあってなかなか良かったので、そのおかげでドラマ全体としてはまあ彼らに感情移入して見れたのかな、と思います。

チャン・グンソクは長髪の衣装は完全に王子って感じで良かったです。
そして思っても思ってもイノクに気持ちは届かず、四寅剣は偽物だし、
徹底的に孤独!めちゃ可哀そう・・・

でも、片思いの切なそうな表情が非常に素晴らしかったので、
見応えがありました!

そしてギルドンを好きになってしまう左議政の娘ソ・ウネ役のキム・リナ!
気位が高いので、素直に言えないで屈折した愛情表現をする彼女も切なかった・・・

ちょっと残酷なことも涼しい顔でやってしまうところなど、
なかなか雰囲気のある演技で、私は好きでした。
ヒーラーで売れない女優役で出てましたね。なんとなく見覚えある。

いや、それにしてもこの二人は徹底的に報われないんですよね。
もうちょっとその点どうなるか分からないくらいに描いてくれた方が良い気もするけど、主役二人の愛を強固に見せたかったんだろうか・・・

私はこの二人がいなかったら最後までドラマを見てないと思います。
イノクみたいにまっすぐで純粋なタイプや、ギルドンのような分かりやすく正義漢という単純なタイプに私は魅力を感じないのかもしれません。
いつもちょっと癖のある個性的な役柄の人に魅かれてる気がしますね・・・

でも、なんとか最後まで見終えることが出来たので良かったです。
もうちょっとコミカルな部分を減らしてくれると私としてはもっと見やすかったな~と思います。

 

快刀ホン・ギルドンが見れるのは・・・





 

【韓国ドラマ】ベートーベン・ウィルスの感想 カン・マエが魅力的なのでそれだけでいいって思ったドラマ

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色々と突っ込みたいところはあれど、
このドラマはカン・マエ役のキム・ミョンミンの演技がすべてな気がします!

それだけを楽しみに見ておりました。

とても傲慢で言葉もきつく、ヒドイこともいっぱい言うような天才指揮者なんだけど、
本当は傷つきやすく繊細だったり、意外と小心者だったりして。
でも、この癖のあるカン・マエが魅力的だったのは、
本当にキム・ミョンミンの演技力ありきだったのかな・・・と思います。

まあそれでも人に対して「ゴミ」とかいうのはあかん!笑




チャン・グンソクの演技もなかなかいい感じでした。
短い髪が意外に似合ってて、絶対音感のある天才肌なところも違和感なくて、
なかなかいい感じだな~って思っていました。

ヒロインのトゥ・ルミ役のイ・ジアはキレイなんだけど、
ハイソックスみたいなの履いてるのと髪型が気になって気になって。
変に若作りしてるせいで余計に歳とって見える・・・
ちょっと突拍子もない感じの役だったから、わざとかもしれません(;・∀・)
だがしかし、逆効果だったな・・・

 

音楽についてはあんまり詳しくないので、クラシック音楽もいいな~程度で聴いてたのですが、
もしかしたら詳しい方にとってはちょっと物足りないのかな?とは感じました。
どっちかというとオーケストラを舞台にしたヒューマンドラマって感じですね!

色々な境遇の人たちが音楽を諦めきれずに続けていて、
その一人一人の物語は面白かったです。

 

表面的には冷たそうに見えるカン・マエが本当は実は愛に溢れていて、
でも、なかなか人に分かってもらえないし、
本人も表現するすべを知らなくて、その不器用さが、
切ないところもありつつ、でも応援しちゃうような気持ちになったので、
やっぱりドラマを見てたというよりはカン・マエファンになって見てたんだなあと思います。

一応ラブラインもあるんだけど、カン・マエが最後にトゥ・ルミの手を
ギュって握る控えめな愛情表現がなかなかキュンってしました。
あの二人には変にキスシーンとか無くて良かったなあって思いました!

ドラマの内容はさておきともかくカン・マエはとっても魅力的なので、
それを見るだけでも見応えありのドラマです!!!

 

このドラマが見れるのは・・・