【中国ドラマ】幻城 〜Ice Fantasy〜 の感想 氷の国で宿命を背負った悲しい兄弟の物語

幻城 〜Ice Fantasy〜の視聴を終了いたしました。ファンタジーという響きにぼんやりとした気持ちで挑んでしまったのですが、なんとも切なく悲しい物語でした。号泣。でもとても壮大だし、お金をかけているのが分かってやっぱり最近の中国ドラマはすごい。衣装もセットも豪華だし大掛かりで見ごたえがあったけど、62話もあってこれは本当に撮影が大変だっただろうなと思うのでした。アクションシーンも多いですし。

そして神様が出てくる架空のお話なんだけれど、設定がしっかりしているのでわかりやすいし、ストーリーも非常に興味深い。原作もとても面白そうだけど、よくこれを映像化したなって思います。素晴らしい。

 

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神界には3つあって、氷の国と火の国と人魚の国。氷の国が三界を平和に統治しているのだけど、火の国の王はずっとその座を狙っているんですね。で、争いがおこるんだけど、神様から人間までを含んだ愛憎の物語が紡がれて行くわけなんです。特に軸となっているのは、馮紹峰(ウィリアム・フォン)が演じる卡索(カースオ)と馬天宇(マー・ティエンユー)が演じる櫻空釋(インコンシー)の兄弟の悲しい宿命。あー今思い出しても悲しい。39話でギャーって死にそうな気分になったんですけども、何度も切ないことが起こる。あああ~

ウィリアム・フォンはこういう異界の王のような人間離れした役がとても似合う。カッコイイという表現より美しいが似合う人だなあ。今回の氷の国の王子も良かったし、あの星空、あの海。の人魚王も美しかった。蘭陵王はなんだか私はピンと来ないのは、ふっくらしてるからかも。シャープな方が好き。それにしてもこのドラマでは彼は苦悩している時が多くて、気の毒なんだけど、そういう表情似合うぅ~!素敵~という相反する感情に見舞われました。

マー・ティエンユーは、古剣奇譚の時は賑やかな役であんまり好きじゃなかったのだけど、今回はとても良かったです。私、おしゃべりな人が好みじゃないみたい。実は兄と血が繋がっていないかったり、生まれ変わって記憶を失ったり、と色んな感情や状況を演じ分けないといけない役なのですが、とても上手でかなり感情移入してしまいました。私は判官びいきなところがありますので、不遇なキャラに思わず肩入れしてしまいますね・・・

とにかくお互いのことをすごく大事に思っている兄弟。でも相手のことを思い、その願いを叶えよう、相手を守ろうとするからこそ争わないといけなくなる。なんという試練。氷の国に降る雪は悲しみを孕んでその大地に降り積もるかのようであったよ・・・

 

そして出演陣が本当に豪華!みんな美しいし、カッコイイ。これでもかという感じである。

ヴィクトリアが演じていたのが守護者の梨落(リールオ)。カースオが愛する人間。ドレスを着ている姿よりも守護者として戦っている姿がとても似合っていて美しかった。カースオが彼女を愛するようになる過程がとても自然でそれがとても良かったのです。が、リールオを一途に愛するが故に彼女が復活した時にランシャンと中身が入れ替わっていても全く気づかずにいるカースオを見ていると、「愛」って何なんだろうと考えてしまった。あの時、カースオが愛していたのはリールオとの愛の思い出であって、その目の前にいるランシャンの意識を持ったリールオではないのだから。私にとってはこの期間の二人の関係はかなり哀しみポイントだったので、二人の意識が元に戻ればいいってものでもない気がしてしまったのだけどな。

人魚の嵐裳(ランシャン)役の麦迪娜(マイディーナ)はウイグル族出身の女優さん。彼女はオリエンタルな美しさ。国土が広いと色んなタイプの美人がいるってことなんだな~。カースオをとにかく一途に愛しているのだけど、純粋な故にそれを知る人に利用されてしまう。ただ例えばこういう人魚族の姫という力のある立場でなら誰かを愛し続けても一途と言われるだけでストーカーとは言われないけど、普通の人だったらそう扱われるよな、なんてことを一般的な社会に当てはめて考えてしまったりのだった。

 

そして悪役陣も非常に見ごたえありでした!!!

火王を演じたのは胡兵。彼のメイクを見て思い出したのは六指琴魔の悪役陣。頬を見るとあの頃のメイクの法則と基本的には変わってない!笑 火王の欲望は留まることを知らず、最終的には自分の息子たちの精気まで吸いとってしまう。狂気をまとった誇張された演技は非現実的なドラマにとても合っていました。悪役なのだけど、とても魅力的。

火氷族のユエンジー(淵祭)役の嚴屹寬 (イェン・クァン)。わー隋唐演義の秦瓊じゃないですか!こんな悪い役も演じるんですね。流し目が非常に嫌らしくてとても良かったです。こういうのもいい。しかし、前も思ったけど、やっぱり松平健に似ている気がする。

 

それからカースオを助ける族長たちも美男美女揃いであった。彼らの恋がすべて儚く散ってしまうのが切なくてたまらなかった・・・

私の一番びいきは張雨劍演じる鷹の精霊の片風(ピエンフォン)
こういう目がとても好きなんですよ・・・ 羽根が生えて飛んでるところとかすごくいい・・・パタリってなりました。

しかし、愛するチャオヤーは今は別の男と一緒にいて、そんな彼女を見るピエンフォンが切なかった。チャオヤーしか知らないはずの弱点を遼濺が知っていて、戦いに負けるピエンフォン。あの時に傷ついたのは体よりも心だった。一度離した手はもう二度と彼の元に戻らないのだった。

彼は琅琊榜でも出演していて、靖王の部下の戦英役も演じてたみたい!

全然覚えてなかったので、わざわざもう一度見に行った!左から2番目の人です。

徐可が演じる夢族の星旧(シンジウ)もちょっと神秘的で良かったです。なんか見たことあるな~と思っていたら私の妖怪彼氏で元カレの一人で出ていましたね。彼らは神様なんだけど、愛する人への執着心とかが人間と同じで、能力が増えても結局そういう根本的なところは変わらないのかもしれないと思ったのでした。

潮涯(チャオヤー)役の陳欣予も美しい。清楚なんだけど芯が強い感じがとても出てた!

裏医師の月神(ユエシュン)役の逯恣禎も鋭い美しさがとても好き。美人がたくさん出てきましたが、彼女が一番好きなタイプ。言葉はきついけれど本当は優しいという感じの役も良かったせいかもしれない。皇柝に伸ばした手が届かずに倒れる二人も切なかった・・・

蝶澈(ディエチャー)役の吳優もあんまり出番はなかったけれど美しかった。彼女にも悲しい恋の記憶があるのだった。考えてみたらこのドラマって悲恋しか出てこなくない!? 今更気づいた・・・

 

やや悪役女性陣もなかなか良かったのです。

あら、韓国ドラマで見たことある人が!!! そうキム・ヒソンも出演しています。彼女はインコンシーの母親役。この時はちょっとふっくらしているのは、役作りで貫録を出すためなのかな? 彼女も美しいですがこのドラマは美人がいっぱい過ぎてあんまり目立たない気もする。でも、迫力があって演技は良かったです。

艶炟(イエンジー)役の張萌も揺れる心が伝わってくる素晴らしい演技。インコンシーへの一途な思いが胸を打つのでした。でも結局どうだったんだろう。インコンシーの「友達」という言葉から考えるに片思いだったのだろうか。彼にとってはどうしても兄が一番なのかもしれない。

 

何度も繰り返される予知夢の映像。岩に自ら飛び込み自死する霰雪鳥、飛び散る血に咲き誇る煉泅石(リエンチウ)。ラストでその意味をやっと理解する。それは悲しい兄弟の宿命を断ち切るための弟の切ない選択だったのです。やり切れない、というのがこのドラマを見終わった時の気持ちに一番近いかな。面白い、というには切ないストーリーなのですが、作品としてはとても良かったです。でも悲しくて数日夢に見てしまったのでした。あ、ひとつ気になったのは回想シーンが多すぎるところかな。まとめて見たからそう思うのかもしれないですが・・・!

 

 

幻城 〜Ice Fantasy〜が見れるのは・・・
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【韓国ドラマ】少女恋愛史 の感想 ドタバタなんだけど一生懸命なヒロインたちが面白い

Gyao!で配信していたので見たのが「少女恋愛史」です。シン・ジェハが出てるので見始めたのですが、ウェブドラマだそうで1話が約10分。これは見やすくていいや~と思ったのですが、10話くらいで終わるんだろうという予想が外れて50話もあってビックリ。それでも大した時間数ではないし、内容も軽めなのであっという間に見れる感じではあります。

 

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4人のヒロインが中心になって話は進んでいくのですが、彼女たちみんなスポーツジムのトレーナー。4人の中の2人が特にナイスバディーなんですけど、ちょっと迫力があり過ぎてすごいな~と思って見てました。画像一番左のユ・スンオクは2014 年の「世界マッスルマニア大会」でトップ5位に入ったらしい。そして左から2番目のイェ・ジョンファは、2015 年から韓国アメリカンフットボール国家代表チームのフィットネストレーナーを務めているらしい。そんな筋金入りの健康的な方たちなんですねえ。トレーニング方法の説明みたいなのもドラマの中で出てくるのはそのせいだったんですかね~?

内容はこの4人のヒロインたちがシン・ジェハが演じる同じ詐欺師に騙されて、同じ家に住むことになり、それからいろいろ起こるって感じです。かなり散漫な内容だし、見終わった後もなんだったんだろう?という気持ちでいっぱい。でもそれぞれのエピソードは面白かったかな?

そうだなあ、一番心に残っているのは、6万6000ウォンネタを繰り広げる二人。男の人が何かを注文するとどこに行っても同じ女の人がいて、必ず6万6000ウォンなんですよね。商品がどんなに安いものでも、高いものでもそのやり取りをやっているのが頻繁に出て来て、きっと何か元ネタがあるとか漫才のネタとかなんじゃないかと思うんだけど、そんなの知らないのでめっちゃ気になってます。誰か知ってる人教えて!ヘルプミー 最後はとうとう結婚までしてたからなあ・・・ 気になります。

シン・ジェハは恋するシャイニングスターでも遊び人の役だったけど、あんまりそういうイメージの人に見えないなあ。どちらかというと真面目っぽく見えるんだけどな。

 

最後の最後、4人のうちの3人が同時に結婚!で終わるのかと思いきや、もっと恋愛したいって花嫁が逃げ出すのは意外性があって面白かった。オ・チョヒの3人への結婚なんて・・・というセリフの説得力に笑ってしまった。逃げ出した彼女たちの恋愛史はこれからもまだまだ続いて行くのかなっていう余韻の残るラスト。詐欺にあったり、失敗もいっぱいしつつ、ドタバタなんだけど楽しそうな彼女たちがなんだか結構好きだった!

 

少女恋愛史が見れるのは・・・


【中国ドラマ】皇后的男人〜紀元を越えた恋 の感想 イニョン王妃の男のリメイク版!これも結構楽しめました!

私の結構お気に入りの韓国ドラマのひとつ、イニョン王妃の男が中国でリメイクされた作品があると聞いてみて見たかったんですよね!主役の男性キャストの方は初見だったけど、ときめき旋風ガールで好きになったチェン・シャンも出ているし期待して見始めましたよ~

 

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ちなみにタイトルが中国っぽい雰囲気が出てていいな~と思ったんですが、原題は「相愛穿梭千年」。どうやらイニョン王妃の中国語のタイトルが「仁顯皇后的男人」のようなので、そこから持ってきたのかな~と思われます。

大まかな違いは、まずイニョン王妃は1700年頃と現在のお話なので、約300年の間をタイムスリップ。それに対し皇后的男人は紀元前16年と現在のお話となるので、スケールも大きくその間が2千年ですよ。さすが中国3千年の歴史だな、なんてことを思うのでありました!

そして韓国版はタイムスリップする道具がお札、中国版は玉佩。あと韓国版はあまり邪魔者はいなくて主役の愛し合う二人を引き裂く障害は時間だけという印象だったけれど、中国版は過去も現在も登場人物が増えていてしがらみも多くなっています。韓国版の方はとにかく二人がラブラブなのに離れ離れになって悲しい~と感情移入させるストーリーだったけど、中国版はストーリーに広がりがあるので、二人はそこまでベタベタはしてないかな。人によって好みはあるかと思うんですが、違う作品として私はどちらも楽しめたなと思います。

主役の公明を演じているのはジン・ボーラン。昔の人の品の良さみたいなのが凄く出ててなかなかはまり役!最初はちょっと顔が長くてあんまり・・・とか思ってたんですが、だんだん素敵に見えて来ちゃう。ちょっとパク・ヘジンと顔の形とか鼻筋の通り具合が似てるなあと思って、彼も中国で人気があるみたいだし、こういうタイプの顔が中国で人気があるのかも~?わかんないけど。

ヒロインのジェン・シュアンはシンデレラはオンライン中古剣奇譚~久遠の愛でも見たことがあるんですが、なんだか今回は現代っ子なちょっとギャルっぽさを感じて、まあそれが役にあっているんだけど、なぜこんなに印象が違うのかなと思ったら声が違ったんですね。今まで見たドラマはどれも声優さんの吹替えで、このドラマは本当の彼女の声だったみたい!声というかしゃべり方というものもかなり演技に影響するものなんだなあと思ったのでした。

チェン・シャンは古装も似合ってましたね!目元キリっとしてるしね。
前漢と後漢の間の15年だけ中国を支配したのが「新」で初めて帝位簒奪をったのが彼が演じた王莽(おうもう)らしい。なるほど、だから簒奪の話が出てきてたんですね。私は中国史に明るくないので全然ピンと来なかったけど、詳しい方ならこの王莽という役名を聞いたら視聴する前からピンと来るんだろうなあ~。

王莽と公明の友情と愛憎が見どころのひとつ。惹かれあい反発しあう。

公明に玉佩を渡すのが影月。そう彼女は公明を愛しているのです。韓国版のユンウォルに相当する役だけど、彼女は護衛武士。公明と王莽と影月の三角関係に割と時間を割かれていて、その部分が丁寧に描かれています。韓国版でお札をくれたユンウォルが死んだからタイムスリップできなくなったんだった・・・と影月のそういう場面になったらそうだった~と思い出してめっちゃ悲しくなってしまった。影月役は周雨彤という女優さんみたいだけど、彼女もすごい美人!お綺麗でした。

あとちょっと気になったのは王莽の部下の子修を演じていた彭凌。
眉間の皺が素敵だなーなんて思っていました。

韓国からAFTER SCHOOLのナナがライバル女優役で出てた。初めてじっくり顔を見たけど、すごい整っててお美しい!このドラマもなかなか美人がいっぱい出ている~

そしてシャンシャンの元カレ役がデニー・ホァン。他の人が好きって言っているヒロインにかなりしつこく迫るんですけど、それがじっとりしていて怖い。星に誓う恋もそんな感じで苦手だったんですよね。二番手役を演じることが多い役者さんなので、そういう役が多くなるんだろうけど、他の人が同じような役を演じるよりも必要以上にねっとりしてしまう気がする。うむ。

韓国版は元カレがもっと軽いノリだったので見やすかったんで好きだったな~

あと元カレのマネージャー役の謝彬彬も可愛かった。韓国のJYPのオーディションに受かったぽいけど、外国に行くのは家族が反対したから行かずに中国で活動するようになったとかみたい。確かにアイドル顔ですね。

シャンシャンのマネージャーは面白キャスティングにしたんだろうなって思うけど、そこはあんまりかな。韓国版のカ・ドゥッキがすごく面白かったから比べてしまったのかもしれない。

それにしても二千年も前からあれだけの文化があったのはやっぱりすごい事ですね。リメイク版はあんまり面白くないって思い込みがちょっとあったんだけど、骨組みを生かして別の肉付けをうまくやればなかなか面白い作品も出来るもんなんだなと思いました!結構好きでしたよ~

 

皇后的男人〜紀元を越えた恋が見れるのは・・・



 

【新大久保】肉&麺 更にメニューがリニューアルされてたよー!お肉メニューが増えてた!

チャンポン麺が食べたい熱が上がりまして、行ってきました肉&麺!数えてみたらもう8回目でしたよ~ なんだかお店の前にあるメニュー電光板も肉&横にある縦書きの看板も新しくなっているような気がする!

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そして前回も食事メニューが新しくなったな~と思ってたんだけど、今回見たら更にリニューアルされていてビックリ!色々試行錯誤中なのかな~?

まず飲み物メニュー。これは以前と同じ感じかな。

もちろんまずはビールでございます。ビールの注ぎっぷりはやや雑かな!笑

メニューはちゃんと冊子になっていて見やすくなっていますね~!

生レバーなんかもある!

ジュムロックっていうのは新しいメニューなんじゃないかな??見たことない気がする。あらかじめ味をつけたお肉を野菜と一緒に焼く感じ?

お肉の種類も豊富でいろいろあるので、好みのものを食べられるのはいいですね!
1種類ずつお肉をオーダーできるのは嬉しいかも。

この辺りは前回と同じかな。
今回はチキン+酢豚のSサイズをオーダーしましたよ~

うどんも気になるけど、ジャージャー麺とチャンポンがある限りそこにたどりつかなそう・・・ セットの表記もめっちゃ分かりやすく改善されてて良かったです!

 

さて、チキン&酢豚がやってきましたよ~!チキンはバーベキューソースみたいな味。ちょっと燻製っぽい風味で美味しかった!酢豚ももちろんいつも通り美味しかった!

チャンポンはいつもよりちょっと辛く感じたけど、暑いから辛いの美味しい!

本当はジャージャー麺も食べたかったんだけどな・・・
ビールをたくさん飲んだのでお腹に入りませんでしたー。

次回はジャージャー麺を食べよう。そうしよう!

 

⇒肉&麺 



【台湾ドラマ】東京ジュリエット ~東方茱麗葉~ の感想 日本の少女漫画が原作のドラマ


10年くらい前の台湾ドラマって日本の漫画が原作の作品が多いですよねえ。このドラマもその中のひとつ。かなりの流し見をしてしまいましたが、最後まで見終えることが出来て良かったです。しかし、タイトルは東京ジュリエットから台北ジュリエットに変えればよかったんじゃないの~とか思っちゃった。台湾が舞台だし、特に東京は関係なかったしな~なんて。ジュリエットはみのりと亮が敵同士ってところから来てると分かるんだけども。

 

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このドラマを見続けることが出来たのはサイモン・ヤムがあんまり似合うと思えない(失礼!)人気デザイナー役を演じていることに興味を覚えたというのがひとつの理由にあげられます。人気デザイナーの癖に子ども相手にデザインを盗んだりひどい人の役なんですけど、見るからに悪そう風の人が演じちゃうとつまらないよなあ、なんて。表面上はめっちゃ素敵ないい人に見えるような人がみのりに対してだけ影で悪いことをしているように見えた方が効果的な気もしつつ。もしかしたら原作の雛形英二がいかにも悪そうなビジュアルなんだろうか・・・ ちょっと比べてみたい気がしてしまう。

とりあえずサイモン・ヤムもいろいろな役を演じてるんだな、と分かったので良かったですかね。

あと、気になったのは亮の友達の一人、司役を演じていた張睿家(レイ・チャンなの?ブライアン・チャンなの?どっち!?)。出てきた男性陣の中で彼が一番好みだな~と思って見てたんですよね。で、調べてたら元カレはユーレイ様に出てるじゃないですか!あのオタクなシューハイ役を演じてた人だった。え~あのオタクっぽさがリアル過ぎて同じ人って全く分からなかった。動きから全然違ったので彼の演技はすごいな・・・ 映画などにも出てるみたいなので見てみたくなった!

ウーズンはドラマで初めて見たけど、まあイケメンですよね。女性のみ入場可能のプールサイドパーティーみたいなのに女装して乗り込んでいったのが笑えた。長髪は似合っててキレイだけど、腕がムッキムキでバレバレだから!こういうのは漫画だとどうとでも描けるけど、実写にするとイマイチなエピソードになっちゃうなあ。

それよりも彼がブルネイ育ちということで俄然興味が!首都のバンダルスリブガワンに行ったことあるんでなんとなく親近感。そうかブルネイの人口の15%は華僑なんだね~。ほ~

鷺沢一弥を演じてた黃鴻升(エイリアン・ホァン)がやたら変顔をしてて気になった。バラエティーなんかによく出てる人みたいなので、そのキャラのまま演じてるって感じなのでしょうか・・・ なんだか浮いてる気がしたなあ。

それにしてもみのりも亮もモテモテでこの感じがすごく少女漫画的だな~と思って見てました。しかし、みのりのことを好きな男たちがすぐに彼女を押し倒そうとする描写が気になりました。確かエリオも鷺沢一弥もそんな感じ。それなのにその後普通に友達になれるものなんだろうか?あれって未遂だとはいえ、警察沙汰なのではないかと思っちゃう。原作がどうなってるのか分からないけど、漫画の中であんなセクハラがただモテてるという意味で大したことないという描き方をされているのだとしたら、そういうのは女の子は我慢するのが当たり前みたいな無意識の刷り込みになってそう。怖いな。

 

いつものごとくドラマと関係のないことばっかり気になっておりますね・・・ 数学などの勉強の天才は役者さんの演技によるところが大きいけど、こういう服飾などの芸術系の天才を映像化するのは難しいですね。役者さんの演技だけではダメで小道具さんが本当に素晴らしいものを作品を制作して画面で見せないと才能があるって感じに見えないので非常にハードルが高いなあと思ったのでした。その作品にパワーを感じられないとふ~ん天才なんだ・・・みたいな微妙な気持ちになってしまいますもんね。まあ服飾に関しては流行もあるので時間がたってしまうと仕方ないですけど!

 

 

東京ジュリエット ~東方茱麗葉~が見れるのは・・・