【台湾ドラマ】ハッピーメーカー の感想 ストーリーはう~ん・・・でもロイ・チウはかっこよかった!

ラン・ジェンロンとジョー・チェンが主役のドラマ「ハッピーメーカー」を見ました。なんだかNETFLIXってラン・ジェンロンが出演しているドラマの配信多めな気がする。ほら、CHOSENとかPS男とか。しかし、これを選んだのはちょっと失敗だったかな・・・。私はあんまり面白いと感じられなかったような。

 

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ラン・ジェンロンってショコラで見た時はかっこいいな~と思ったんですが、あのやくざ者って感じの役が合ってたからなのかもしれないな。スーツを着てオフィスワークをしている雰囲気が漂ってこなくてこのドラマではイマイチ。

不幸な子供時代と厳しく育てられたせいで人に対して冷酷っていうのは表情が怖いタイプなので似合ってるんですけどね・・・ うーむ

フーアン役のジョー・チェンが薬草を扱う人という設定に興味を持って見始めたんだけど、それに関しては薬草の話などはあまり出てこなくてちょっと残念。彼女は田舎娘みたいな服装をしているのがあまりにもしっくりしていて、綺麗な服を着ると普通の人になって魅力が失せてしまう感がある。

ところでハッピーメーカーのタイトルの由来ってつまりフーアンがまわりを巻き込んで幸せにしちゃう天使みたいな存在って感じなのだろうけど、そういう部分が全然感じられなかった。そんな存在だった?確かに最後はヤン家はみんな暖かい家族になってたけど、彼女が家に来たからなのは確かなのだけど、彼女のおかげという圧倒的な要素も出来事もなかった気がするので、説得力が無い感じ。むしろ弟の存在が大きいのかな・・・

後は、フーアンとダーフォンがどうしてお互いに恋に落ちたのかも実はあんまり分からなかったんだな。どのタイミング?

でも2番手男子のドンジェ役のロイ・チウはイケメンで素敵だったな。ドラマの役柄では、いつでもフーアンを見守っていてくれる人なのだけど、優しすぎるのか押しが弱いので物足りない。

目を伏せた時にまつ毛が長い!この髪型とかも似合っててビジュアル的にはとても好みでした。

シュウ・ジエカイも久しぶりに見た!あの忘れられないアリスへの奇跡に出てた人!あれは私の台湾ドラマを見たいという気持ちをしばらく打ち砕くパワーがあった思い出のドラマですな・・・ あ、それはもうすっかり払拭されてまたガンガン見れるようになりましたけども。

あ、あとすごく気になったのが謎のキウイ押し。スポンサーなのだろうけど、食べるデザートは必ずキウイ、飲むのもキウイジュース。たまたま行くのがキウイのイベントでキウイの着ぐるみまで出てくるよ。宣伝ってそっと意識に刷り込むくらいがちょうど良くてやり過ぎると逆効果な気がしてしまうのだった。まあ面白いからいいけど。

台湾ドラマのほのぼのした家庭的なノリは嫌いではないのですが、このドラマではフーアンの「家族は大事!一緒にいるべき!」みたいなセリフが多すぎて、むしろちょっとイライラしてしまったんですよねー。いや、家族も色んな形があっていいんじゃないの!?みたいな気持ちになってしまってですね。ストーリー展開でそれを見せてくれるならいいんだけど、あんまりにもセリフに出てくると「そうかな?」と思うものなんだな、とそんなことを思いました。

なんだかちょっとすべて中途半端な気がしてあんまり面白くは思えなかったかな?色んな定番のドラマ的要素は出しているのにその後の展開が無いみたいな消化不良感を感じるんですよね。という感じなので、出演者に好きな俳優さんがいる方でそれを目的に見るのはいいかもですが、ストーリーを期待してというのはちょっと・・・かもしれません。

 

ハッピーメーカーが見れるのは・・・
⇒Netflix

【韓国映画】サニー 永遠の仲間たち の感想 いつからだって自分の人生の主役になれる

日本でもリメイクの映画がまさに今、上映されてるサニー。本家の韓国版の映画がGyao!で配信されていたので見てみました。「友情」とか「仲間」とか「郷愁」というのは実は私はちょっと苦手なキーワードなのです。だから多分「応答せよ」などはあんまりピンと来ないんですが、この映画は良かったな。感動の押し売り感もなく、ただシミジミと心に染み渡る感じがありました。

 

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高校時代とかどうしてあんなにバカみたいに必死で、小さなことにも全身全霊で悩んで、そしてなんて不器用だったんだろうなあ。私の高校時代とは時期が違うし、隣の国の話なのだけど、でもつまらないことに熱狂して、ギャーギャー言ってたのは同じだなあ。

そしていつの間にか住む場所もバラバラ、生活もそれぞれ違っていくと疎遠になるのも同じ。そういえばお父さんが言ってたな。歳をとると懐かしい人に会うタイミングがお葬式になってしまうって。映画の中でそうだったようにそういうきっかけが無いとなかなか会うことがないのだった。

それぞれのエピソードが多すぎず少なすぎず、そして昔と今の切り替えも非常に秀逸でこの構成は本当に素晴らしい。無理に涙腺を押されるって感じではなくて、でもどれかのエピソードに自分の思い出を思わず照らし合わせてグッと来るように作られている気がします。

私が一番好きだったのは、高校時代のイム・ナミが友達の兄の友人ジュノに仄かな恋心を抱くんだけど、美人の同級生スジにキスをしているところを見てしまって、彼をモデルに描いた絵を渡せなくなり、そして今のジュノにやっと絵を渡した帰り道、ナミが高校時代の自分を抱きしめてあげるシーン。うわーん!そうそうあの頃ってほんとナイーブだったんだよねー!!!!

そして、キム・シフの佇まいが年下女子をときめかせるのにあまりにもピッタリでキャスティングが素晴らしい~!!! 中高生の時ってちょっと年上というだけでかっこよく見えて憧れてしまいがちだったなあ・・・(遠い目)

 

男性も女性も例えば家庭で職場で、○○のパパとかママや○○の部下とか部長とか肩書が出来るといつの間にか自分の名前で生きられなくなっていく気がする。自分自身を生きることを忘れてしまいがちなのだけれど、それは本当は自分の気持ち次第で、いつからでもまた自分が人生の主役になって生きることが出来るんだと思った。

最後のダンスのシーンのみんなの笑顔、最高でした!オススメ。

 

サニー 永遠の仲間たちが見れるのは・・・




【韓国ドラマ】食べる存在 の感想 私は今日もまた食べる、ゆえに私は存在するのだ

「食べる存在」はノ・ミヌが出演しているのを知っていたので見たかったんですよねー。最近多い原作がウェブ漫画のドラマです。1話が約10分で、全10話のウェブドラマなので、これまたあっという間に見られます。そうそうノ・ミヌが兵役中なんだな~と思っていたのにいつのまにか除隊したようで、月日がたつのは本当に早いなあとシミジミ。

 

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理想と現実が伴わない現代社会で生きるアン・ヨンミ演じるユヤンが主役のお話。
日々の生活の悩みを「食べるもの」に照らし合わせて答えを得ていく感じのストーリー展開がなかなか興味深いです。食べることで彼女が導き出す思いに含蓄があってなるほどなあと思わされます。

アン・ヨンミはお笑い芸人さんらしいのですが、少し個性的な容貌。白目剥きすぎ。でも服装も個性的でなかなか心惹かれるものがあります。宣伝のポスター写真とかを見るだけだとちょっと怖い感じがしたんですが、何気なくおしゃれで可愛いです。あと低めの声もカッコイイのです。

ノ・ミヌが演じるパク・ビョンも個性的な男性。人とはちょっと美的感覚が違っててエイリアンが大好き。ユヤンの姿にエイリアンの面影を見て好きになるという設定がなんかこういう外見と中身がリンクしないイケメンいるよな、と微笑ましい気分になったりして。ノ・ミヌもイケメンなんだけど、表情の作り方がちょっと人と違う感じがあって、パク・ビョンという役にかなりピッタリな気がしました。

なので、ある意味とってもお似合いの二人の姿と、ちょっと哲学的なセリフが良い感じで楽しく視聴出来ました。韓国も日本の若者の悩みはきっと同じなのだなあ。

 

ドラマでも結構面白かったけれど、これは原作の漫画も気になるなあ。かなり人気があったようなのでむしろそっちを見たくなりました!

 

 

食べる存在が見れるのは・・・
⇒Netflix

【中国ドラマ】ハンシュク〜皇帝の女傅 の感想 おおらかなヒロインが魅力的な明るいドラマ!

「ハンシュク〜皇帝の女傅」の視聴を終了しました!女傅ってどういう意味なの!?って思ったけど、よく考えてみたら中国ドラマなんかでもよく出てくる「師傅」を思い出せば先生ってことなのね~と。今は師父と書くことも多いみたいですけども。

 

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このドラマは全体的にとても明るくって楽しいです。悪い人もいて悪だくみや意地悪はするんだけど、そんな人たちの働く悪事も単純で大したことがない。表面上は仲良くしているけれど、裏ではひどいことをしているという人がいなくて、正面切って敵対しちゃうのであまり悪意を感じないのです。悪いことを企んでいる時は、いかにも悪い表情をするし、相手にもそれがばれててなんだかみんな憎めない。最後はまあ大体みんな改心していい人になっちゃうし平和なドラマだったな。謀略を巡らす人々が出てくるドラマも面白いですけど、そんなのばっかりだと疲れるので、こういう陽の気が満ちたドラマもたまにはいいなあと思いましたよ!

そしてヒロインが先生役なので、生徒たちが成長していく姿にも良かったし、漢文が好きなので、授業のシーンもなかなか興味深かったです。

なにより西域で育った班淑のおおらかさがとても良いのです。私は、にぎやかなヒロインをあまり好まないことが多いんだけど、彼女は嫌味が無くてとても良かったんですよね。ジン・ティエン(景甜)の演技も良かったのかな?最初見たときはどうも女性陣が素敵に見えなくて、どうやら髪型のせいだと気づいたんですよね。あのカツラって似合うには難易度が高い気がします。

断然、この西域の姿をしているジン・ティエンの方がお綺麗です!
そして、班淑は一途に衛英を愛していたけど、この相手がまた堅物で説教ばかり。彼女はのびのびした性格なので、むしろ自分とは逆のタイプを好きになってしまうのかもね、なんて思いながら見てた。そういうもんだ。

衛英役の チャン・ジァハン(張哲瀚)は琅邪榜でフー・ゴーの子役で出ていたらしいのですが、全く記憶にありません!凛々しい顔つきなので、こういう昔の衣装が似合いますね。ただ、この衛英という役はケガをしたり悩んだりということが多くてしかめっ面が多かったという印象しかない!なのでこのドラマではあんまり彼の魅力は分からなかったな・・・

鄧騭役のリー・ジアハン(李佳航)も班淑が好きでしつこくはあったけど、ネチネチはしてなかったので気持ちよく見られました。意外とこの2番手がどんな人かでドラマって面白いかどうかが決まる気がするんだけど、鄧騭は基本的に善人だし、いざという時には頼りがいがあって素敵でしたね。

最後は彼もちゃんとお相手が出来て、そこに落ち着いちゃうの!?って思ったけど、その話の持って行き方も自然でいい感じ。

ラブストーリーの観点で見ると、このドラマでの見どころは鄧太后と霍恒とその兄の霍桓の微妙なバランスの三角関係ではないでしょうか。鄧太后は霍恒に対し恋心を抱いたものの彼には姚娟という思い人がすでにいるので諦めたのに、同じ顔の双子の兄が下心を持って近づいて来て、それをどこか拒み切れない女心。いつしか優秀な弟の方ではなく欠点だらけの兄を愛してしまう。そして利用しようと近づいた兄の霍桓なのに彼女の愛に気づいて最後は彼女のために命を落とすことになるのですよ・・・

この展開、切なくて心臓がギュッとしました・・・

鄧太后を演じたリー・チェン (李晟)はどこかで見たことがあると思ったら幻城でウィリアム・フォンの母の王妃役で出ていたようですねっ。あれ?百度で調べてたらリー・チェンと鄧騭役のリー・ジアハンはご夫婦なんですね。このドラマでは兄弟役だったけど、撮影当時は実生活では恋人同士だったのかな?その後結婚して、今年の5月にはお子さんも生まれた様子。おめでとうございます。リー・チェンって落ち着いて見えるタイプだから結構年上になのかと思ったけど、2歳しか変わらないんですね~。ほー

 

そして、最近は中国ドラマもいろいろ見ているせいか段々と見覚えのある俳優さんもちらほらと増えてきました。

楊林役の盧勇。六指琴魔でも、蘭陵王でも、幻城でも出てる!ドラマを見れば出てるのを見つけちゃう気がするベテラン俳優。渋い~ またこれからもっと見つけてしまいそう。

そして南大王役の高偉光。私のキライな翻訳官やら、古剣奇譚でも見た。獏南の人の役だったけど、濃い顔なので西域の衣装とても似合ってた。むしろこういうのの方が似合う気がするなあ。

 

生徒役の子たちもこれから有望そうな女の子がいっぱいと思ったらむしろもっと小さいころから演技してるみたいである意味ベテラン!

江綾役の蒋依依と北郷公主のチャン・シュエイン(張雪迎)はトキメキ旋風ガールでどっちも出てましたねえ!

そして、チャン・シュエインは、江湖の薔薇の子役でも発見。変わらない!

蒋依依は、蘭陵王でも子役で出てるのを見つけました。この子はちょっと意地悪顔だけど、それもまた可愛い。彼女たちも順調に美人に育ってるなあ~

そうそう楼蘭の公主役でディラリバも出演してました。まだちょっと垢抜け切らない感じが可愛かったです。この頃より今はぐんと洗練された気がします。

 

いやーこういう単純に楽しめるドラマも良いですよね。西域のキャラも出てくるのも興味深かったし、わちゃわちゃしてる生徒たちも可愛かったですしね。最後に班淑の思いが報われて良かったな~って素直に思える結末でした!

 

ハンシュク〜皇帝の女傅が見れるのは・・・





  

【韓国ドラマ】抜群な女 の感想 色々と踏んだり蹴ったりのヒロインがお気の毒なのだった

アルゴンでのチョン・ウヒの演技がとても良かったので、他の出演ドラマも見てみたいと思って「抜群な女」を視聴しました。ウェブドラマのようで1話が約10分×5話とアッという間に見れます。

 

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この「抜群な女」ってタイトルは皮肉なのだろうなあ。ヒロインは仕事は順調のようなのだけど、男関係友人関係はなんだかうまく行っていない感じ。間が悪いし、踏んだり蹴ったりであります。

結局どの相手ともうまく行かないけれど、その相手役もみんなイケメンとは言い難くて(失礼!)なんだか見てて笑えばいいのか、気の毒と思えばいいのかよくわからなかったのであった。だって、元カレがチョ・ジョンチで、告白してきた癖にすぐに心変わりした長年の友達がアン・ジェホンで、ちょっといい感じになりそうだったけど逃げたヒップホップ歌手の後輩がイ・ジュスンだし。

そう、そんなちょっとイマイチな感じの男たちに邪険にされる彼女。思いっきり笑い飛ばせるほどぶっ飛んだ内容でもないので、見ててちょっと心が痛い感じがするんですよねえ。うーん。

本人は自分のことを「私は抜群な女なんだから!」と言ってるし、ラストは踊り出しちゃったし。ナンダコレとちょっと呆然。イケてると思っている女を勘違いのイタイやつと笑いものにしているようであんまり気分は良く無くて微妙な気持ちになりましたとさ。笑いのツボが違うのかもしれないけども。

このドラマってラスト近くでパク・ヒボンも出てきたし出演者もかぶっているので「空腹な女」と関連があるのかな・・・?でもこっちがイマイチなので空腹な女もあんまり見る気にはならないかな・・・

 

抜群な女が見れるのは・・・
⇒Netflix