【韓国映画】その怪物 の感想 登場人物の血まみれの姿を夢に見そうだよ・・・

ぴぎゃあーーーーってな声が何度も出ましたこの映画。イ・ミンギとキム・ゴウンが主演で出てるのか~じゃあ見てみよう~と見始めた「その怪物」でしたが、そういうジャンルだったのねあわわってなったのでした。殺人鬼を演じるイ・ミンギの表情がはまりすぎてて怖い。あくまでも映画だし~と冷静に見ることが出来るタイプだし、他の役者さんの殺人鬼の演技もいっぱい見て来てるし、見てブルブルするなんて経験は今までないんですが、この映画はめっちゃ怖く感じてしまった・・・!もしかしたら、どんな内容の映画なのかという予備知識もないまま見始めたせいかもしれない。殺人鬼としては最高の表情の演技なんだろうけど、めっちゃ怖い。でも目が離せないっていうジレンマに陥りましたです。はい。

 

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テスが顔色いひとつ変えずに人殺しするのとか、自分でタトゥー入れてるのとか(あれって殺した人の数だけ線を入れてるってことですか?)、死体を焼いた灰を土に混ぜてその土で壺を作ってそれをコレクションしてるのとか、ラスト近くのテスとボクスンの血まみれで殺し合う姿とか、そういう物理的に見える部分でももちろん怖いんです。

しかし、この映画がとても怖かったのは、全体的に逸脱感が凄いからなのかもしれない。殺人を淡々と行うテスだけじゃなくて、その兄や母のやり方もだし、対するボクスンも普通からはかなり逸脱した存在。そういう普通が当てはまらない人々がやっていることをこっちから見ているとソワソワした気分になるのですよ。妙に陽気なコメディータッチのところも含めてなんだか見ていて恐ろしいのは、明るさと暗さのミスマッチ感に居心地の悪さを感じるせいなんでしょうか・・・?

イ・ミンギはかなりストイックに役柄に向けて作りこんだんじゃないかな・・・ とても良かったですけど、怖かったよ。えーん。白目の部分がね。特にね。
そしてポクスン役のキム・ゴウンもまともと気が狂ってるの真ん中の人なので行動が全く読めないんですよね。この映画のキム・ゴウンもイ・ミンギとは逆側の迫力があったんだよな。キェ・ナリ役のアン・ソヒョンの存在もストーリーのキーになっていて、ハウスメイドでも印象的だったけど、ここでも自然で素晴らしい演技です。

そして、パク・ビョンウンも出てたんですよー。おひげとリーゼント?みたいな髪型でチンピラみたいな役でした。映画もいろいろ出演しているんですねー!

コメディー要素と残虐な要素の同居、そして悪人に対抗する人物も警察官とかじゃなくてちょっとおかしい女の子、などいわゆる予定調和をぶっ壊す要素を取り入れて不協和音を奏でるという手法なんだろうな。そしてその作用で見た人の心に良い意味で不穏な印象を残すことになるのかな・・・と思います。反対に、なんだかな~と違和感を感じるだけの人もいるのかもしれない。

私はよくも悪くも心に残る映画になりそうな気がします。だって夢に見そうですもん・・・ ただ、見ててちょっと疲れたのは確かでございます。追いかけっこ&血まみれ!

 

その怪物が見れるのは・・・
⇒Netflix

【新大久保】韓国広場でジョンノ福餅屋の韓国餅セットを買ったよアゲイン!

久々に行った韓国広場で韓国餅を買いました!以前も買ったことのあるジョンノ福餅屋の色々盛り合わせセットです。

 

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8種類入っていて、463円(税別)の色々な種類のお餅が試せてうれしいパック!

今回はどのお餅がどの名前なのかちゃんと知りたいと思って調べてみました。

あまり自信はないけれど、だいたいこんな感じかな!?

①ヤクシク(薬食)

②カボチャカステラ餅

③ムジゲトック 虹餅

④小豆チャルトック?

⑤ソンピョン(松餅)

⑥豆チャルトック

ソルギはうるち米が原料、チャルトックはもち米が原料だそうなのですが、②と③みたいなちょっとパサっとした食感のお餅がソルギかな?④と⑥みたいなモチモチしたお餅がチャルトックなのかな、と多分思う。

モチモチタイプは日本のお餅と似てるから食べやすいけど、パサパサタイプは慣れないので、ちょっと食べにくい気がするなあ。私はモチモチタイプにお豆が入ってるのが一番好きだなあ!美味しい。ヤクシクもしみじみ美味しくて好きです。

 

それから、こんなモノも買いました!家族に欲しいって言われてたんですー

ちょっと分厚い感じのあかすり。韓国広場は食べ物だけじゃなくて色々売ってますね!何度行ってもまだまだ発見があって楽しいのでした!

 

 

↓韓国広場は通販もあって便利!

 

【中国ドラマ】聊斎志異(りょうさいしい)梅女 の感想 意外とのほほんハッピーエンドで驚いた!

「聊斎志異」は中国の清代の短編小説集。怪異文学、つまり妖怪や幽霊なんかが出てくるそういう不思議な物語たちが色々集められている短編集です。私はそういうの全然知らなくて今回調べて知ったんだけど、チャイニーズゴーストストーリーや画皮などの映画はこの「聊斎志異」の中の小説のひとつがそれぞれ原作になっているのだそう!なるほどー

そんな「聊斎志異」の本から6作品を原作にしてドラマにしたのが今回見た中国ドラマなんです。1作品ごとに6話ずつ×6本なので、全部で36話の構成となっています。ちなみに聊斎志異を元に製作されたドラマシリーズはいくつかあるみたいですが、今回見たのは原題が「聊斎三」で2010年に放映されたものです。

それ以前には2005年「新聊斎志異」というタイトルのドラマシリーズがあるのですが、これはフー・ゴーやホアン・シャオミン、ジミー・リン、レイニー・ヤンなどが出演してる様子!わお、こっちも見てみたいかも。

 

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さて、6つ話があるので感想はひとつずつ行きます。今回は「梅女」です。

雲亭役は、ラム・マンロン(林文龍/フランキー・ラム)。香港出身の俳優さんみたい。香港映画で見たことがないかな~と調べてみたけど知らなかった。ともかくこういう書生の服装がとっても似合っててなかなか素敵でした。

雪梅役は、ステファニー・シャオ(蕭薔)。すぐに死んじゃって幽霊になっちゃう。幽霊役だけどもアイメイクそんなにばっちりしてたら憂いとか儚さとか全然感じないんですけど・・・とちょっと思って見てたのでした。梅が入った名前のせいなのか梅の木にとりついた幽霊になってるんですけども、日本では何かにとりついてるのって幽霊よりも妖怪とかなイメージですよね。中国の幽霊は日中でも活動できるようだし、半透明とかじゃなくて人に触れられるしで(でも壁はすり抜けられる)、日本の幽霊観とはちょっと違うようです。そういう違いが面白いな~と思って見ていました。人間と幽霊が結婚する方法もあるみたいだったしなかなか凄いです。

雲亭の友人の継祖役は邵傳。彼も幽霊を好きになっちゃうっていう。そしてそのお相手の淑蘭役は王笛。彼女がなんだか見たことあるなあって思ってたら、蘭陵王の周の阿史那皇后でした。蘭陵王を見ている時には気づかなかったんだけど、意外と色黒なため幽霊っぽさがなくて完全に人間やん?と思いながら見てました。その上、死んで幽霊になってから男に仕返しをするために妓女になったとか言ってて、中国の幽霊の世界は一体どういう構造なのか訳が分からないのでありました。

そして泥の妖怪がラストで完全体になるんですけど、えらい巨大化して怪物みたいになっててビックリして笑ってしまったのでした。そんなノリの物語なの!?って感じでした。

 

しかし、男性陣が幽霊を好きになっちゃうのはいいけど、そうだとしたらもっと悩むのでは?って思うのだけど、全然迷いなく簡単に愛しちゃう感じだし、ラストも意外とのほほんとしたハッピーエンドで私は怪奇譚を見ていたのではなかったかな?おやおやって感じで色々と面白かったです。

このドラマシリーズの全話を見たらもう少し中国の幽霊観が理解できるようになるかもしれないなあ。そんな感じで意外と楽しんで見れました!

 

このドラマが見れるのは・・・

【韓国ドラマ】リセット の感想 思わせぶりに期待を煽られたのに着地点が無い感じなのだった

OCNの犯罪捜査モノなので期待してたんですけどね・・・ という訳でリセットを視聴終了いたしました。うーん。残念なことに、なんじゃこれは・・・てなモヤモヤを抱えて見終えることになりましたね。細部が適当過ぎて本題に集中することが出来ないし、あれは一体なんだったんだろう?という疑問が残ったまま終了してしまい、すっきりしないのでした。

 

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ドラマの最初の方は、「X」とか「初恋の人と同じ顔の女の子」とか「催眠術」とか思わせぶりな状況にこれがどう解き明かされていくのかな~って楽しみに見ていたんけど、イマイチどれもこれもどういう意味だったのかちゃんと分からない、もしくは明かされた秘密が大したことない内容で「あれれれれれ?」と肩透かしを食らう感じなんですねえ。

しかし「催眠術」というモチーフはドラマの中で扱うのは要注意だよなあと思うのです。「催眠術を使える」という登場人物がいるとストーリーの神秘度や自由度が増すのは確かなのですが、うまく利用しないとご都合主義な展開になりがちな気がする。そうなると見ている方は冷めてしまう。このドラマもちょっとそんな感じ。催眠術ってかかりやすい人もかかりにくい人もいるしあんな簡単にはかからない。ボールペンのカチカチって音を合図にかかるようにするためには、その音に対しての行動について先に催眠をかけておく必要があると思うんだなあ・・・ ドラマの中の設定とは言えなんかあまりにも適当だな。

あとは刑務所ですよねえ。いや、もちろん注意書きで「現実の刑務所の状況とは違います」とあるんだけど、それにしてもねえ・・・ いくらなんでも服役している人達があんなに自由自在に刑務所内の色んなとこに行ける訳ないんじゃないかとか、死刑囚は別の特別な刑務所にいたりするんじゃないかなとか、彼だけなぜ囚人服の上にダウンみたいなの着れるの?とか、死刑執行の部屋にそんな簡単に入れるかい!とか、いくら何でも「ないわ~」と思ってしまうのでした。ここでもご都合主義が炸裂していて全くストーリーに入り込めないのでした。

ファンタジーとかぶっ飛んだ内容のお話の時はどんなに架空の設定でも楽しめるのだけど、こういう話は本当じゃなくてもいいけどあくまでもリアルっぽく見せる必要があるんだなって実感したのでした。細かいところがかなり雑に描かれちゃってたのだけど、本当はそういうどうでもいいようなところが大切なんだと思う。美は細部に宿るっていうし。そういうのが全く感じられないドラマでしたな・・・

秘密の森で出てたチェ・ジェウンが出ているのを見つけて、このドラマでは検事、秘密の森では警官だったけど、そういう役似合いますね。ちょっとひとひねり曲者感があるのでわりと好きです。

そしてこんなところにも出ていたカン・ギヨン!最近、彼をよく見るなあ~ 医者役だったけど、白衣もいい感じ。しかし、このドラマの中での彼の存在もキーなのにそこもイマイチよく分からない。刑務所で撮影した映像は結局壊れてたみたいだけど、どこかに送ろうとしてたよね?他にもまだ味方がいたのかいなかったのか・・・ 修復できた時にそこに送れば良かったんでは?謎。

ともかく刑務所に入ってまで大それたことをしようとしている割にはなんだか詰めが甘い人たちだと思わざるを得ないのだった。

GKグループ会長役のキム・ハクチョルの見事に悪そうな顔は凄いな~と。こういう悪そうなおじさんも嫌いじゃない!見たことないと思ったけど、快刀ホンギルドンで高利貸しで出てたのを見てたみたい。あとは九尾狐外伝の元老役。ふむふむ。そういう感じの役が似合うよね!でも意外と強面のおもしろおじさんみたいな役も合いそうだな~って思ったりして。

 

ところで、そもそもなんでキム・ソヒョンがチョ・ウンビとチェ・スンヒの二役を演じてたの?あれってたまたま二人が似てたってことだったのでしょうか?チャ・ウジンとチョ・ウンビが出会うために必要な要素だったのかもだけども・・・ それだけってちょっとねえ。

最後の独白みたいなのもなしで、ウンビのセリフだけで十分に「記憶のリセット」については視聴者に伝わったと思うんだけどな。とにかく私にとっては最後の最後まで不完全燃焼なドラマでありました・・・

 

リセットが見れるのは・・・



【大久保】韓国家庭料理 土地  大久保駅からすぐの気になっていた土地でランチを食べた!

以前、前を通りかかった気になっていた「土地」という名前の韓国料理屋さん!ランチメニューもあるみたいなので、行ってきたよー

 

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お店の前にある看板を見てたら、おつまみメニューやコースメニューもいっぱいあるみたい。夜も来てみないとだな~

暑い日だったので、瓶ビールを注文~ アサヒスーパードライだよ!

ランチは11:30~15:00!

ランチにはおかずが3種類つきだって!メニューがいろいろあて悩みますねえ・・・

おかず3種類がやってきましたよ!セロリとこんにゃくとザーサイ。これ全部ご飯に合います。もちろんビールにも。

こちらが友人が頼んだゴチュジャンチゲ!具は豚肉。
そしてキムチは結構酸っぱくて辛い!でも美味しいな~

こちらは私がオーダーした鶏肉タットリタン!辛さは調整できるということだったので、普通くらいにして下さいってお願いしたんだけど、それでも結構辛かったです。でも美味しかった~

外にあった480円のおつまみメニューが店内にもあったんだけど、なかなかの充実具合!これなら少人数で行ってもいろいろな種類のメニューが食べられそう!

よし、次回は晩御飯を食べに行きたいと思います!

 


韓国料理 土地