【台湾ドラマ】恋する、おひとり様 の感想 ほのぼのな雰囲気とシェフのユニフォームが可愛かったー!

恋する、おひとり様の視聴を終了しました~というかかなり前に見終わってたんですけど、なかなか感想が追いついていません^^; そうですねえ、台湾ドラマらしいどこかほのぼのドラマだな、という感じ。主役の二人はとっても可愛かったので良かったです。

 

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ラブコメディーなんだけど、一応、誘拐事件が起こったり、ズージエは兄に冷遇されてたりと色々起こる。でも仲直りの方法などどこかシリアスさが無いので安心して見れるともいえるし、反対につまらないとも言える感じ。良くも悪くも生ぬるいのですよね。最近の私はそういうのを求めていないみたいで、面白いとあんまり思わないようになってしまった・・・!なのでこれはちょっと台湾ドラマをお休みする時期になったのかもしれないなー。もちろんまたピンと来るのがあったら見ますけどね!

一人でいるのが大好きなカイチーのことを「おひとり様」と表現しているのかな、とも思ったけど、よく考えたらズージエは兄のせいで台湾にもなかなか帰ることも出来ず「おひとり様」でいないといけなかったんだよね。だからそれぞれ「おひとり様」だった二人が出会って恋に落ちたんだなあと思ったのです。ズージエは外国を一人で転々としていたのに、本当にあんなに明るく笑っていられたんだろうか・・・と勝手に笑顔の裏の寂しさを思って切なくなったりしてました。

でも、カイチー役のパフ・クオが王子様をオトせ!のほんわか女子と打って変わってあんな不機嫌面をしてもとっても似合っててちょっとビックリしたんですよ。わあこんな役も出来るだ!って。もちろん可愛い子は何をやっても良いというのもあるだろうけど、思いのほか厳しい料理人も似合ってて、演技も上手いんだなって思いました!かなり好感触でした。

ハオウェイ役のジョリン・ジェンはここでも2番手。しかしこのドラマは妙にONE PIECE押しでしたな。台湾でもこの漫画が人気なんだな~というのは良いのだけど、でもジョリン・ジェンがルフィのコスプレしてたのはちょっとな・・・それいらんのでは・・・と思ってました。

あとレネ・ライも可愛かった!華麗なる玉子様での仕事の出来る秘書役も良かったけど、ちょっと甘えん坊な今回の役もとっても可愛かった!
そういえばちょっと疑問に思ってたんだけど、ラーシュエンの味覚は最終的には戻ったんでしょうか?料理長とハッピーエンドだからいいんだけど、味覚の件はどうなったのかちょっと気になる。最後の方、やや流し見をしてたから見落としたのかもしれないけど。

料理長役のショーン・シャオも最後にラーシュエンとラブラブになって良かった。彼もいつも2番手、3番手の役が多いから今回は良かったねと関係ないことを思ってしまった!レストランのみんなに邪魔者扱いされたり、ラーシュエンのスプーンを磨きまくってる姿が印象的でした~

ヨーク・スンも顔は面長だけど意外と好き。マーフィーの恋愛の法則でも出てたし顔は覚えた!調べてみたら4everというグループのメンバーだそうだけど、ジョリン・ジェンも同じグループらしい。あれ、もう一人の厨房の男子もこのグループの李迪恩と言う人らしい。グループのほとんどのメンバーが出演してたんですねー。ほお。

 

お料理も最初の方は結構おいしそうなシーンも出て楽しみにしてたんだけど、途中からあんまりそういうシーンも無かったような気がしますね。でも、シェフのユニフォームが素敵だったので、制服大好きな私としては男性も女性もみなさん着こなしてて素敵だったので良かったかな。

主役だけじゃなく脇役陣もそれぞれお相手が出来てだいたいみんな幸せな感じの終わり方なのも平和で良いし、のんびりほのぼのドラマが好きな方には向いてるんじゃないかなと思います!子役ちゃんもとっても可愛かったしですし!

 

恋する、おひとり様が見れるのは・・・


 

【中国ドラマ】隋唐演義 ~集いし46人の英雄と滅びゆく帝国~ の感想 個性豊かな登場人物がいっぱい!

隋唐演義 ~集いし46人の英雄と滅びゆく帝国~の視聴を終了しました~!岳飛伝は途中で挫折してしまったので、中国歴史物はしばらくやめておこうと思ったんですが、チャン・ハンも出てるし・・・と見始めたら意外と面白くて最後まで見てしまった。タイトルの通り隋から唐になる時代が舞台なんだけど、そうか隋の時代って文帝と煬帝の2代しか続かなかったんですねえ。もちろん学生時代に授業で習ったはずなんだけど、遣隋使が日本から訪問していたしなんとなくもっと長い期間栄えた国なのかと思いこんでました。授業で年代を暗記しても実感が伴っていないとこんないい加減な記憶なんだな・・・ でも今更ながらこのドラマで分かったからいいか!(ポジティブぅ!)

 

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しかしさあ、集いし46人の英雄ってサブタイトルでもうたってる訳なんですが、どの46人なんだろう?というのがよく分からない・・・

わざわざ義兄弟の契りを交わしたシーンの立ってるのも座ってるのもスクショして数えてみたけど人数足りない気がするし(暇人・・・^^;)、実際にドラマの中で脚光を浴びてるのも主要人物数人だし、この時にいなくて後々味方に加わる人もいるしなあ。こういう風に人数を数字で提示されると私みたいなタイプは非常に気になるので、あんまり強調しないで欲しいものであります。原作みたいなの読めば分かるかな。そこまで出来る気はしないけども・・・

それにしても主役の秦瓊役の厳寛(イェン・クァン)が松平健にしか見えなくてねー
よっ!暴れん坊将軍!てな具合に出て来る度に思って見てました。時代劇が似合う正統派な男前ですね。主役が似合うタイプ。しかし秦瓊はまわりを固める個性的な人たちに比べるとどうも影が薄い。清廉潔白な正しい良い人なので、面白味がないというかなんというか。まとめるにはこういう人が一人はいないといけないのかな・・・とは思うんですけどね~

張翰(チャン・ハン)は銀色の甲冑を身に着けて白馬に乗って正しく美少年設定で頑張っておりました。最初の方のアクションシーンでは背が高すぎるせいか軸がぶれる気がするなあと思いながら見てたんですが、だんだんいい感じになってきて槍の名手って言われても違和感のない動きに見えるように!ワイヤー使いまくりのそんな動き出来る訳ないっていう異次元の戦いなので俳優さんも大変よねえと思ってました。

そして、このドラマが面白かったのは煬帝を演じた富大龍(フー・ダーロン)の存在も大きいのではないかと!たまらなく嫌らしいんだけどどこか目が離せない悪役。妹も兄も父親も殺しちゃうからね・・・ わざと芝居がかったように演じてるのがたまらなく魅力的でした。最後の出番まで魅せてくれる俳優さんでした。

お金に糸目をつけない素晴らしい芸術とか大工事が成せるのはこういう一極に富が集中している時代だからこそなのですよね・・・ そのせいで庶民の生活は苦しいものにはなるのでそれが素晴らしいとはもちろん言えないのですけども。

そして女性の方の悪役の蕭美娘を演じた白冰(バイ・ビン)も正しい毒女って感じで素敵でした。こういう時代のヒラヒラしたお衣装を着た中国の美人って本当に美人だな!?色っぽいシーンになると女性の高い声で「トゥートゥートー♪」って歌う曲が自動的に流れるので笑いを堪えられなかったんですけど!!!あれはなんなんだろう~ 面白かったんでいいんですけど笑わせるために流してるんじゃないんだろうなと思うと複雑・・・

 

さて、たくさん登場人物がいる中で私がお気に入りだった人をピックアップ。

力持ちで優しい士信!秦瓊の義弟なんですけども大きいのに可愛い。この子が死んでしまったときが一番悲しかったんですよ・・・ ううっ 桑平という俳優さんが演じてるみたい。196センチって本当に大きいなあ。調べてみたらジャッキー・チェンのレイルロード・タイガーに出演してる!ワン・カイも出てるからこれはやっぱり見なくっちゃ!

そして、やたらと敵陣に一人で偵察に送り込まれる謝映登。その実力があるからと言われるものの、思いっきり捕まって他の人に助けてもらったりちょっとお間抜けなんですけど!必要ならば針でさえ盗んで来るってどこがなんや・・・

最終的には主君が変わっても世の中は変わらないと諦めの境地になって仏門に入ると言って去って行くんですが、その気持ち分かる・・・と一番共感できたかも。演じた李雪松は百度でも情報が少ないなあ。結構好きなタイプなんですけど!もっと見たいのに!

 

そして、むむむ・・・という登場人物もいたんですよねえ。

程咬金は色々と問題を起こすけど憎めないっていう人柄の設定だったんだろうけど、呑み屋で羅成には単雄信がおまえの悪口を言ってたぞと作り話をし、反対に単雄信にも羅成が悪口を言っていたとあることないことを言って、わざと揉めさせようとしているのとか、それ無邪気とかじゃなくて随分と姑息じゃない!?って感じでどうもねえ・・・ 彼についてはそういうのが多いので、もうちょっと本当に憎めないようなエピソードを作ってくれてたら違和感を感じなくて良かったのになあと思って見てました。今まで見たドラマや映画では義兄弟の契りってカッコいいなあ羨ましいなあという気持ちで見てたのですが、そうか自分のことも無条件に助けてもらえるけど、自分も無条件にその兄弟を助けないといけなくなるという面倒を抱え込むことにもなるんだなあと学習しました。秦瓊がまとも過ぎたから余計にそう見えたのかもしれない。

あとは単盈盈もちょっとなあ。タン・イーシンは宮廷の諍い女でも出てましたね。天真爛漫な女の子・・・なんだろうけど、彼女の引き起こす騒動で味方が死んでしまったりもするのでこれまた無邪気には見えないんだなあ。一度で反省してくれるならいいんだけど、無謀なことを何度もしてその度に周囲が彼女を助けるために振り回されて奮闘してるのでなんだかなあと。自分の考えで行動してるつもりでも、どうしたって兄の威光で自分は守られてしまう立場だというのを理解して行動してくれ~と見ててイライラしてしまう・・・ だから羅成との恋も複雑な気持ちで見てたのでした。

あ!自分の感想を読み返してみて今さら気づいたんだけど、シンデレラの法則で可愛いと思ってたショートカットの子はタン・イーシンだったんだ~ 彼女は脇役だったけど、そこでもチャン・ハンとも共演してたのね。こうして思い出してみると彼女が出てるドラマを意外と見てるけど、ロングヘアだと私のアンテナに引っかからないな・・・ ショートが断然可愛いと思うので、是非また短い髪でドラマに出てるのを見たい!感想を残しておくとこんな風に後で色々分かることがあって面白いもんですね。すっかり忘れてることも多いしなあ。

 

まあ色々思う事もありつつ、個性的な登場人物がいっぱい出てきてめちゃめちゃ面白かったですこのドラマ。展開も早くて皆まで言わずにシュっと場面が切り替わります。この感じがちょっと・・・という人もいるかもだけど、私はそれが良かったかな。

あとアクションシーンがかなり面白いです。武器がすごい。格闘ゲームに出て来そうなこん棒とか殴る系の武器が多くて、切るとか刺すより力まかせがすごい。バン!と殴ったらその勢いで馬から一回転して落ちて口から血を流してるとかそんなのあり?みたいな。最初はいちいちビックリしてたけど、なんだかだんだんその世界観に慣れてきて面白くなってしまうのでした。残酷というよりはどこかコミカルな気がしてしまう・・・

 

やっぱり悪役が魅力的だと面白いな・・・と再確認したドラマでした!またフー・ダーロンが出ているドラマを見てみたいと思いましたよ~

 

隋唐演義 ~集いし46人の英雄と滅びゆく帝国~が見れるのは・・・


【台湾ドラマ】マーフィーの愛の法則 の感想 犬のポロは可愛かったのだけれども・・・!

マーフィーの愛の法則の視聴終了しました~ のんびりした空気感がとっても台湾ドラマっぽい作品だなあと思いました。まあ内容としては好きになったり別れたりしてる主役たちを見ているともうお好きにして下さいよ・・・みたいな気持ちに途中でだんだんなってしまいました・・・ それって私が恋してドキドキする心を忘れてるだけかも!?ヤバイ!あとそれとは別で「マーフィーの法則」をテーマにしてる部分はちょっとこじつけ感があるかな。そういうのあるある!とはあんまり思わせてはくれない。

 

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ドラマで出て来るマーフィーの法則を公式ページから引用するとこんな感じ。

マーフィーの法則01 :“ある物事に2つの可能性がある場合
望まないことのほうが現実となりやすい”(第1話より)
マーフィーの法則02 :“傘を持ってる時は晴れ 持ってない時は大雨が降る”(第1話より)
マーフィーの法則03 :“すべての解決法には新しい問題が伴う” (第3話より)
マーフィーの法則04 :“仕事をやり直す時間はいつもある” (第3話より)
マーフィーの法則05 :“避けたい人ほどよく会う” (第4話より)
マーフィーの法則06 :“順調に見えても必ずどこかにミスがある” (第5話より)
マーフィーの法則07 :“肝心な時に必要な物がない” (第8話より)
マーフィーの法則08 :“ヒールを履くと 溝に遭遇する” (第11話より)
マーフィーの法則09 :“会いたい時に限って その人と連絡が取れない” (第20話より)
マーフィーの法則10 :“物事は見かけほど簡単ではない” (第24話より)
マーフィーの法則11 :“愛し合っていても 別れるのに十分な理由は必ずある”(第24話より)

引用:http://f4.tv/murphy/murphy.html

そういえば華麗なる玉子様でも半端社員の心得がこんな感じでドラマの途中で出て来たから台湾ではこういう脚本が流行ってるのかなあ。

私の理解ではマーフィーの法則といえば、「思ったことは実現する」という感覚でいたので、悪い風に考える癖があるとそれが現実になる確率が高いってことなのかな~と。つまりグァン・シャオトンがネガティブ思考だからそれが現実になって行くというストーリーなのかな?多分。

好きだけどもう無理だから別れるってなった時の彼女の心情があんまり分からなくて、共感が難しかった。もちろん、「頑張って企画したパーティーの券をジアウェイが全部買い占めた、それも良かれと思って」という出来事は相手を尊重しているようで仕事に対する思いなどを全く理解していないので、致命的な別れの理由だよなと思うし、私は絶対に無理。すっきりバイバイしかない気がしてしまって(私がはっきりしてるだけだけど)なんだかそれまでのモヤモヤとかその後のモヤモヤがあんまりすっと心に入ってこない感じでよく分からんな~と思ってました。

それよりずっと分からないのは、恋愛経験豊富とか恋愛がうまくいったという経験もないのになぜグァン・シャオトンはDr.LOVEなんてのになったんだろう?勉強したから?意味不明な自信のような気が・・・

まあ、その辺は置いておいて、グァン・シャオトン役のリー・ジャーインはほっぺがぷっくりしてとっても可愛いかった。女の子~って感じ。

ジアウェイの愛犬のポロも可愛かったので、ワンコの動きを追ってしまう事も多々あった~

あと、ジアウェイの部屋がインダストリアルゴシックみたいなインテリアで気になってました。コンクリートの打ちっぱなしの無機質な空間に十字架が沢山飾ってあったり、洗面台にマリア様や太い蝋燭があったり。こういうのが流行ってるのかな?

ジアウェイ役のタン・ユージャはかっこはつけてるけど、イケメンなのかよく分からない感じ。王子様の条件で出てた時はちょっとミステリアスな雰囲気が良いなあと思ったので、普通の役じゃなくて悪い人の役とかやってみて欲しいなあなんて思う。

その他の脇役の会社の同僚の面白仲間はいいとして、恋のライバル的な人たちの立ち位置が非常に微妙であった。特にレストランオーナーのズーイェン。とりあえずシャオトンを見守っている・・・って感じだけど、いなくても良かったのでは・・・?恋するお一人様でも同じような役で出てるジョリン・ジェンが演じてるけど、彼は私にはそういう風に見守る包容力があるタイプに見えないなあ。もっとじっとりした役の方が似合うんじゃないのかしら・・・と勝手に思う。

 

なんだかんだ言いながら最後まで見れたのは、ジーユーが怪我したときの全身包帯グルグル巻きとか、これからキスシーンというようなラブな雰囲気の時に音楽が流れだすタイミング早っ!とか、馬じゃなくて自転車でやるポロの競技とか、なんか突然サーフィンやってるけど!?とか、なんかそういう面白ポイントが色々あって突っ込みながら見てたからかな。そういう部分は意外と楽しんでたのかもしれません・・・

でもちょっと台湾ドラマはしばらくお休みしようかな・・・と思わされるドラマでした。中国語圏のドラマは大陸ドラマの方が最近は面白いと思うのが多いですしねっ!

 

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【中国ドラマ】星に誓う恋 の感想 最後に急に流星花園ネタが〜!

星に誓う恋の視聴を終了しました!うーん。最高の元カレがGyao!で配信されているのと同時期にこのドラマも配信が始まりまして、あらこれもジェリー・イェンが主役なんだな~ちょっと見てみるかってな感じで見始めました。ふたつのドラマでの彼の演じてる役が全然違ったので、ほ~こんな風に冷たそうな社長役なんてのも演じれるんだな、と比較することで見続けられていた感があります。そうじゃなかったら最後まで見れなかったな。多分。

 

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なんか全体的に辛気臭い気がするんですよねえ。まあ子どもちゃんは全然芸達者じゃなくてまあその素人臭さが素朴で良い気もするんですけど、ジェリーはあんまり感情のない社長役で無表情で笑うようなシーンもないし、相手役のトン・リーアもけなげで頑張ってる人ってことになってるんだけど、泣いてるシーンも多くてぱあっと明るい雰囲気の花のある人では無いし、なんか全体的に暗く感じちゃう。

そして、最高の元カレの1年前に制作されたドラマのようなんだけど、このドラマは1年の違いとは思えないくらいダサい印象を受けちゃうんだよなあ。不思議。携帯電話とかあれすごい高いやつだと思うし、衣装とかもお金はかけてるのは感じられるのだけども。

そうそう、トントンのお部屋に奈良美智さんの絵が飾ってあったので、中国でも人気なんだなあと思いました。

あとはシャン・ジュン役のデニー・ホァンもこの役にはイマイチだったかなというのが私の感想。ウー・トンへのしつこさがあまりにもじっとりしてリアルに見え過ぎてかなり引きながら見ておりました。ウー・トンを好きになるまではプレイボーイだった・・・という設定なんだけど、全然見えないし。笑うハナに恋きたるでスタイリストのアシスタント役で出てたので台湾の役者さんみたいだけど、その時はちょっとおとぼけな感じで悪くなかったのに、このドラマみたいに「こんなに愛してるのに!!!」とかぐいぐい真剣に言ってる役だとすごく怖い印象を受けてしまう。シャン・ジュン役にはもう少し軽やかなイケメンを出して欲しかったわい。

なんだか、何をどう感じればいいか分からないドラマだったなあ。ウー・トンってそもそも良い人なのか分からない気がしてしまうし。相手に知らせずに勝手に子どもを産んだのも見方を変えれば(子どもの立場から考えると)自分勝手とも言えるし、友人の夫の会社がつぶれそうになった時にシャン・ジュンに出資してもらったのも彼の自分への好意を利用している気がするし、シャン・ジュンの好意に答えられないなら気を使って距離を置くべき相手だと思うし、ジョンモウに信じてもらえないからって突然無謀運転して事故ってケガさせるしヒドイ。おや?そうか、ウー・トンが魅力的に思えなかったのがこのドラマを楽しめなかった理由かもしれませんね!今気づいたゾ!

 

そして最後の数話で急に流星花園ネタが出てきて、なるほどこのドラマは最初からジェリー・イェンの出演ありきで作られたドラマなんだなあとなんとなく理解。それまでに流れ星の話とかしてたっけと考えちゃったもんな(出てきたかもしれないけど忘れた・・・)てな感じでどうして最後まで見れたのか自分でも分からないドラマだった。ジェリー・イェンが好きな人ならオススメですが、ドラマとしてはう~んという感じでした・・・!

ジェリーはこのドラマみたいな役がダメという訳ではないけど、もっとお茶目なところがある役が似合うなあ。私は「君には絶対恋してない」みたいなのの方が好きだな~

 

星に誓う恋が見れるのは・・・



【中国ドラマ】私のキライな翻訳官 の感想 ラストの駆け足っぷりが半端ないけど、黄軒は最高!

私のキライな翻訳官の視聴終了いたしました!半分の20話くらいまではめっちゃ好みでいい!って思ってたんですが、主役二人の思いが通じ合ってからは交際を反対する母親とか病気とかトラブルで通訳院の仕事はいつやってるのかって感じになってしまい、そして最後の2話のエピソード詰め込み感が半端なくてラストもちょっとモヤっとする感じ。題材は悪くないのに時間配分がもったいないな~と思いました。

 

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とは言いましても、ストーリーはさておき、ジアヤン役の黄軒(ホアン・シュアン)が最高なんですよ・・・ 写真を見ても全く彼の顔をカッコイイと思わなかったけど、このドラマの役柄も合ってたのかとにかく良い・・・すっかり好きになりました。最初の頃はすんごく厳しい通訳の先生で、ベートーベンウィルスのカン・マエを彷彿させる感じなのですよ!カン・マエほどドぎつい台詞はないですけどね。でも目元もちょっとキム・ミョンミン様に似てる?感じがあって、うっぎゃー素敵~みたいな感じで見てました!!! チャオ・フェイを好きになるまではとにかく厳しい先生なんですけど、好きになってからはもう彼女に一途過ぎて、君ちょっと落ち着きなよ・・・と言いたくなるくらいメロメロ。まあそのギャップもまた良いんですよ・・・ああ

どうやら、ホアン・シュアンは上映中の陳 凱歌監督の空海の白楽天役でも出てるみたい!陳凱歌と言えば、私の大好きな覇王別姫の監督だし、映画を見に行こうかと思ったのだけど、日本語吹替版での公開っぽいのがちょっとなあ・・・ ホアン・シュアンの声はそのままがいいのに!

まあそんな感じで、ホアン・シュアンの眉間の皺もデレデレしてるところも最高だったので最後まで見れたかなって思います。

ヒロインのヤン・ミーはとってもお美しいんです。最初は通訳を目指して頑張っていて良いですけど、後半、自分の命に関わる病気を彼氏に伝えて悲しい思いをさせたくないからと彼氏の医者のお兄さんを好きになったとだまして彼氏とは別れてスイスに手術しに行くんですよねえ・・・ そういう独りよがり過ぎる役柄で魅力があるようなないような感じ。振り回されるジアヤンが気の毒で仕方なかった。もう一人、ジアヤンが昔好きだったシャオホワという女性もかなり自己中で、彼女にも振り回される可哀そうなジアヤン・・・

終始、ジアヤン目線で見てしまったので、どうしてもそんな感想になってしまう。

あとはそれぞれジアヤンの友達のシュードンとチャオ・フェイの友達のジアイーはなんだかんだ言ってくっつくんでしょ!と思ってたら予想通りうまくいったので良かったです!笑 この二人の掛け合いは楽しく見れて良かったな~

 

このドラマで一番面白かったのは、通訳の勉強や仕事をしているシーン!
テレビを見て訳してみる授業では、宮廷の諍い女のワンシーンが出て来て、「一丈紅を賜る」をどう訳すかっていうのが出て来るんですよね。『一丈紅』はアオイの花の一種でもあるんだけれど、血で赤で染まるほど体を打つという意味の刑罰の名前でもある。だから『アオイを賜る』だけでは意味が伝わらない。ではどう訳すのか?というところなどとても興味深かったです。違う言語を訳すというのはその国の文化の背景までをも含むので非常に面白いですね。

あとは、杭州でフランスからのお客さんを観光に連れて行く場面で、岳飛が出て来たり。途中で挫折したけど岳飛伝を見なかったら存在さえ知らなかったから、岳飛に由来のある観光地を見るのも興味深かったです。こうやってドラマで得た知識が縦の線から横の線へと広がって行くのって楽しいなあ。

 

そういう前半のとても面白いな~と思って見ていた通訳のお仕事の部分が後半はすっぽり無くなってしまって、なんだかメロドラマな感じになってしまってそこが残念。病気で休んだり、休暇を取ったり、停職になったりでいつ仕事をしてるんだ・・・って感じになってしまうし一体。高等通訳院で働いてる人は公務員みたいな扱いっぽかったので、休暇はしっかり取れる制度なのかな・・・とかそんなことを思ってましたけど、本当のところはどうなんだろう~

そして42話で終わるって分かってるのに、40話くらいになっても一体どうやって終わらせるの!?と言う感じでどんどん色々トラブルが起こるので、或る意味最後まで予断を許さず楽しめたと言えるかも?でも、ラスト2話のエピソードを前倒しにして、5話分くらいにしても良かったのになあ。それまでの別れる前のスイス旅行とかいらんかったと思うし、カット出来るところが沢山あったと思うので、なんだかちょっともったいない気分。

 

ラストはお兄さんのジアミンがどうなったかとか、二人がうまくいったにしても、もう少し後日譚があっても良かったのにな!
ハッピーエンドなのに、わあ良かった~って感覚が全くありません!!!おーい!

まあそんなことを言いつつ、ホアン・シュアンがとってもこの役柄にはまっていて素敵だったのでそれだけでも楽しめたドラマではありました!私は!

 

 

私のキライな翻訳官が見れるのは・・・