【韓国映画】ファム・ファタール の感想 キム・ミョンミンとシム・ジホがカッコいいのでそこは満足!

映画のファム・ファタールを見ました!
ソン・イェジンの悪女役が話題の映画みたいなんですが、
もちろん私の目当てはキム・ミョンミンさま~

今回は刑事役なんだけど、なになに悪女に翻弄されちゃうの!?
ってそこを楽しみにしていました。

まあ結論から言えば、ソン・イェジンは濃いメイクも似合ってお綺麗ではあるんだけど、悪女というにはやや弱い感じがしますね。
大きな口は叩くんだけど、肝が据わってなくてやや弱々しいので、求心力に欠けるヒロインではあります。
原題だと無防備都市とかそんな感じで、英題でもopen cityとかなのですよ。
日本語のタイトルだけいきなり『ファム・ファタール』となっちゃうんだけど、そのタイトルでイメージされる映画のつもりで見ると悪女っぷりに物足りなさが残ってしまいます。

悪女っぷりを描いたというよりは、結局は復讐ものかなって感じなのですよね。
だから、もっと他の登場人物もそれぞれフューチャーされている感じです。
あとはアクションも見どころって感じなのでしょうかね?

でもそれなりに見どころも沢山あったので、内容の散漫な部分はあったけど、私はまあ楽しめました。

 




 

なんといっても私の目当てはキム・ミョンミンさまですからね!
そういう意味では超良かった!

考えて見たら、今までベートーベンウィルス弁護士の資格しか見たことが無いので、彼のキスシーンは見たことなかったな~と。
このドラマではファム・ファタールに翻弄される役ですからね、ありますよね。
お堅く見えるタイプの人が演じたらどんなんなんだろうと思って見たら、ギャーってなりましたw

キス自体と言うより、惹かれてはいけないと思っているのに、誘惑されて、ダメだと自分の中で抗っている時の表情がね・・・と、とてもいいです。
ま、結局、誘惑に負ける、と。

その表情が好き過ぎてギャーって言いました!笑
もう、この映画、この伏し目がちな顔を見れただけで良かったですw

 

そして、もう一人、シム・ジホがとてもカッコ良かったです。
超強いナイフ使いなんですけども、残忍さが似合う冷たい表情が良いです!

しかし、彼のことを初めて見たわ~と思ったら、なんと私が挫折したカラー・オブ・ウーマンに出てるじゃないですか!
あ~ あの主人公の良い友達的なチャンジン役の人!
いやー全く同じ人に見えないです。全然気づきませんでした。

ドラマではカッコイイと思わなかったのに、この映画では超カッコいいです。
こういうちょっと個性的な役の方が似合うような気がします。
普通の良い人を演じるとなんだか特徴の無い人に見えてしまうのかも。

 

まあ最初の大阪のシーンでは、そんなことが起こったら、大阪人からワイワイ言われて大変やで、とかなりつっこみたい部分もままある映画ではありますが、キム・ミョンミンとシム・ジホを見るだけでも満足したので、私的には見て良かった映画でした!

 

ファム・ファタールが見れるのは・・・

【韓国映画】私のオオカミ少年 の感想 ソン・ジュンギ演じる狼少年のつぶらな瞳にやられる・・・!

以前、youtubeで予告動画を見たことがあって、私の見てみたい映画リストに入れていたこの映画!
機会があったら見ようと思っていたらGyao!でただいま配信中です。
それを見つけてすぐさま見ましたよー!

ソン・ジュンギは苦手という訳では無いけれど、ピーンとアンテナにかかるほどでも無くて、でも人気あるよねーってくらいの存在です。
とはいえ、成均館スキャンダルで見た時にもどこか光るところがあるよなあとは思っているんですが、心をわしづかみにはされていないって感じかな・・・
なにせあの時は断然!コロ派でしたのでw




 

でも、この予告編をちょっと見た時にこんなつぶらな瞳で見つめられたらたまらないだろうな・・・と思ってたら、映画本編見たらもっと大変でした。

ヤ・バ・イですー!

何せオオカミ少年ですから、言葉が話せないという設定な訳です。
だから、瞳や表情で感情を表さないといけない役なんです。
そしたらまあ、なんていうかその表情をカメラが詳細に追いますし、
その無垢な表情にそりゃやられますよね・・・

そして私はどうしても、妖怪だとか人外のものなど異形のものに惹かれるので、このオオカミ少年の設定は大好物!
疎外される存在というものに心惹かれてしまうのはなぜだろう。

しかし、彼の存在はあまりにも無垢で設定もファンタジーの要素がたっぷりなんだけど、意外とヒロインは現実的なので、最後はおっとそんな感じ・・・!?と思ってしまう人もいるのかも?
私ももっとファンタジーな感じで終わって欲しかったかもしれないな。

あと、お!と思ったのが、ユ・ヨンソクです。
チンピラみたいな役で出てるんですけど、これがかなり似合ってます。
私は今のまでのところ彼は医者とかの真面目な役しか見たこと無かったんですが、なかなか良かったです。
めっちゃ嫌な奴に見えて、怖かったですもん!役者さんってスゴイね!

 

まあ、あんまり深く考えずに、少年のようなソン・ジュンギを純粋に楽しめる映画です。
美しい自然の中で子ども達が遊ぶ姿が美しいです。

 

私のオオカミ少年が見れるのは・・・


【韓国映画】私は王である! の感想 ありがちなストーリーだけど楽しく見れる映画!

チュ・ジフン主演の「私は王である!」を楽しく見ました!
王様になりたくなくて宮殿を逃げだした王様が、同じ顔をした奴婢と入れ替わってうんぬん・・・
というありがちと言えばありがちな内容なのですが、最後まで楽しく見れました。

配役もそうだし、お笑い要素をふんだんにちりばめてあるので、軽い気持ちで見れます。
Gyao!で無料配信だったので、ちょっと試しに見てみたらややコミカルな感じだったので、あえて見てみようと思ったのです。
それは、最近までチュ・ジフンの出ている魔王を見ていたので、まるっきり違う役を彼が演じるドラマや映画を楽しめるのかどうかを試してみたいと思ったのです。




 

魔王でのチュ・ジフンの演技は素晴らしかった!と思ったのだけど、ただそれが彼に向いている役だからだったのか、それとも他のドラマでの演技も良いのか知りたかったのです。

そういう意味では、全く違う姿を見せてくれたので、満足です。
更にチュ・ジフンの出演するドラマや映画を見てみたいなと興味を持ちました。
演技がうまいかどうかは、以前に見たドラマの役柄を引きずらずに今見ているドラマの役柄を楽しめるか・・・というのが私としては重点を置いているところなのですが、それはクリア!

今回の忠寧と奴婢にしか見えなかったので、しっかり楽しめたかな!
ちなみに同じ顔で入れ替わる世子と奴婢のドクチルの一人二役だったんだけど、例えば背中の曲がり方、歩き方から表情まで違う人に見えたので、体を使って演じ分けててこりゃ凄いなと思いました。

でも、まあそんな色々考えなくてもコメディータッチで分かりやすい内容なので面白いです。思わずアハハって笑ってしまった場面もありました。
世子の護衛武士役のイム・ウォンヒはドクターキムサブで事務長役だったお笑いの人だったと思うし、世子のお相手の皇太子妃がイ・ミドだったりして、笑わせるぞーって気合が十分に感じられます。

最後の終わり方もすっきりなので、あー面白かったーって感じで良いです。

お付きがどんなに疲れていても自分のことを背負わせてた世子が、最後には反対に怪我をしているお付きの人を背負ってあげるようになったり、可愛い子には旅をさせよじゃないけど、色々なものを自分の目で見て、自分で考えるようになることが必要なんだろうなと思いました。王様でも、普通の人でもそれは同じですね。

しかし、チュ・ジフンは朝鮮時代のお召し物が似合いますね!
この映画では奴婢姿の場面も多いですけども、それもまた良し!

 

このドラマが見れるのは・・・



 

【日韓合作映画】カフェ・ソウル の感想 韓国の伝統菓子が食べたくなる映画!

 

こんな日韓合作の映画なんてあるんですね~
カフェ・ソウルという映画の存在さえ知らなかったのですが、これまたGyao!で無料配信していたのでどんなのかなと見てみたら結構有名な人が出てる映画でした。

日本からは斎藤工、韓国からはジョンフン、その二人がメインの映画です。
見終わった感覚としては、映画を見たというよりは少し長めのドラマを見たという感覚かな。ライトテイストです。




 

韓国の古い町並みの中にある牡丹堂という伝統菓子屋さんを舞台にした映画なので、たくさん韓国の伝統菓子が出てきます。
お餅なのかな?と思うのですが、とても色鮮やかで美しいです。
今まで韓国食材店で見てもいったいどんな味なのか想像もつかなくて食べたことないのですが、この映画を見たら一度挑戦しないとだな!と思いました。
それくらいおいしそうに見えます!

きっと韓国も日本も古い町並みが無くなって行っていること、
家族の絆が希薄になって行っていること、など同じような状況なんだろうな。

そんなことを題材とした物語が、柔らかく優しく描かれています。
踏み込んだとまでは行かないけれど、悪くないかな、という感じで、軽い気持ちで見れます。

斎藤工の顔をじっくり見たことが無かったのですが、なんだかとってもエキゾチックな顔立ちですね。眉と目の間の感覚が狭いのと彫りが深いからかな。
男っぽいけど、女っぽくもあるような不思議な顔。
この役には柔らかな人懐っこい感じが合ってました。

ジョンフンが演じてた役は、もっともっと硬派な人が演じた方が良かった気がします。それはともかくのシン皇子だ~って思って見てました!笑

 

この映画を見て、いいなあと思った部分は、牡丹堂の立ち退き問題が解決しなかったので、斎藤工が演じる順が原稿の締め切りで日本に帰国しないといけないのにそのままソウルに残るところ。
いつ帰るの?って言われても分かりません!って。
人生にはなんだかそういう逃してはいけない瞬間というものがあって、それに対して順が本能的に行動したのを見て、「あ」と思いました。
そんな瞬間でも「仕事があるから」「〇〇しないといけないから」という現実的な常識というものに縛られてしまいがちだけど、ここぞという時にはそういうことにこだわらず行動しなければ、となんとなく思いました。

自由でいたいと思ったのです。それは世間からではなくて自分自身の先入観というものから。
そんなことを改めて考えられたのでいい機会になったな、と思います!

 

カフェ・ソウルが見れるのは・・・



 

【韓国映画】ダンシング・クイーン の感想 ファン・ジョンミンとオム・ジョンファがストレートな内容の映画に深みを与える!

queen

Gyao!で韓国ドラマが無料で配信されているのはよく利用していたのですが、
最近、実は映画もたくさん配信されいるのを知ってから、よくチェックしています。

本当は、映画館で映画だけに集中して見る感覚が好きだけど、でもやっぱり面白いのだとお家で見ていても集中できますね!

今回は、ダンシングクイーンを見ました。
魔女の恋愛では化粧が濃い~と驚いたオム・ジョンファですが、この映画では、もうそのままぴったりの役柄!
昔はスカウトされたこともあるダンスのうまいマドンナ的存在だったけど、
結婚して、弁護士を目指す旦那と娘の世話をしながら、エアロビを教えてる主婦!

旦那さんはファン・ジョンミンなんですが、もうこの組み合わせだと演技に関して何の心配も無いって感じ。

いろいろあって、旦那さんはソウル市長を、妻は夢だったダンス歌手を目指すことになるんだけど、お話の筋書きはとてもシンプル。
だけど、なんだか役者さんたちがとても役柄にピッタリで、そして展開も早いので、飽きずに最後まで一気に見れます。

ファン・ジョンミンは、言葉を発している時より、
表情が少しずつ移り変わっていくさまがむしろ雄弁に語る部分があるので、
長回しの撮影が多い映画の方が良いんだろうな・・・
衝撃的な部分がある訳ではないのに、最後の演説部分は息をのんで見つめてしまう。
カッコイイとかそういうのとはとても遠いところにいる役者さんだと思うのに、
一気に空気を持って行ってしまう存在感がありますね。

そして、オム・ジョンファも存在感では全く負けていないし、
主婦役がそのまま本当みたいな感じで演じててすごいかったんです。
でも歌ってダンスをするシーンも見応えバッチリで、
ボリュームのある体型が似合うグループで無理がない!
そして、そういうステージに立つ見せ場みたいなものもしっかり撮影しているので、
すっきりとした満足感があります!

脇役陣もとても良いです~
あ、魔女の恋愛でも仲良し役だったラ・ミランが出てたな。
確かにオム・ジョンファと彼女は親和性が高いなあ!
どっちも個性的なんだけど、負けてないのがいいのかな。




現実はそんなものじゃないのかもしれないし、
じゃあ実際に専業主婦だとただ諦めている存在なの?とか色々意見はあるのかもしれない。

でも、専業主婦といっても色んな状態があって、その役割で満足している場合は問題ないけど、(だって家事って本当にたいへんな仕事内容だと思うもん!)
それだけでは満足できてなくて本当はやりたいことがあるのなら、専業主婦だから出来ないと自分の置かれてる状況のせいにせずにやった方がいいってことかな。

男性だけとか、女性だけどかじゃなくて、我慢して不満をためて相手のせいにするんじゃなく、
お互いを尊重して、やりたいことを応援しあえるのが理想なのかな・・・

それが出来るようになるためには、まず先入観とか固定概念を捨てることが必要になるのかなあ。
この映画の二人が気づいたみたいに。

 

やっぱり、映画はドラマとはまた違う良さがあるなって思いました!

 

 
ダンシング・クィーンが見れるのは・・・

 
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