【韓国ドラマ】この人生は初めてなので の感想 すっかりイ・ミンギがお気に入りに!もちろんストーリーも面白かった!

この人生は初めてなので視聴を終了しました。こ、これはとても良かったです。面白かったし、なによりもこのイ・ミンギ好き過ぎてたまりませんでした。うおー。「結婚」というのがドラマの大きなテーマになっているのだけど、こういう結婚が正しい!と描いているんじゃなくて、視聴者にもこの時代の結婚ってどういうものか考えてみてと問いかけているようなそんな気がしたドラマでした。

 

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演出は ごはん行こうよシリーズなどのパク・ジュンファ監督です。そういえばユン・ドゥジュンとユン・ソヒがゲスト出演してるのはその関係ですね。(ちなみにこの監督はパク・ソジュン主演のキム秘書はどうしてそうかの演出もしてるみたいで、イ・ミンギとチョン・ソミンのゲスト出演の回があるらしい。絶対見なきゃ~)そして、脚本はイケメンラーメン店などのユン・ナンジュンが担当。メインキャストが6人だったり、セヒ達の会社が手掛けているアプリが「結婚じゃなくて恋愛」という名前だったりするので、恋愛じゃなくて結婚と監督か脚本が同じなのかと思ったら違ったのでした~。まあ、よく考えてみたらかなり雰囲気が違いますね。文学的なアプローチが多いですし。

そしてセヒが飼ってる猫がまた可愛いんですよ・・・ 私は完全に犬派なんですが、イ・ミンギには断然猫が似合いますね。イケメンと美猫とか最高の組み合わせであります。この猫ちゃんも演技(っていうのかな?)が上手で絶妙なのですよ。ふさふさしたしっぽを振るところが私のトキメキポイントでした。

今の時代、結婚しない人が多いのって、まず結婚にメリットが感じられないからなんじゃないかな。もちろん愛も大事だけど、それだけを頼りに結婚したところで、夫婦共働きなのに家事や子育ては妻だけなんていうのが続いたら女性にとってはむしろデメリットばかりなんてことになりかねない。男性も責任を取る必要もなく一人気ままな方が楽ちんだろうし。子どもを一緒に育てるとか好きな相手と一緒に過ごせる等という結婚のスペシャルな部分もあるとしても、それでも好きという気持ちだけでの結婚のリスクが高いことは間違いない。

なので、セヒとジホのように一緒に暮らすことがメリットがあると明確な状態での契約結婚が意外と悪くないかもしれないと思ったのでした。実際にあの状況はないとしても最初の始まりとしてはありというか、お互いの希望をしっかり明文化して擦り合わせる行為がすごく良いなと思ったのです。ラストで本当に結婚してからも毎年契約書を作成するっていうの非常に合理的だし、無駄に相手を傷つけたり、自分も傷つかないでいられる気がする。「こうしてくれると思ったのに」「こうやってくれるのが当たり前なのに」という不要な不満を積み重ねるのってお互いに辛いものだから。育った環境が違えば常識や当たり前もそれぞれ違うものだから。

セヒとジホが特に最初は家主と借主だったからというのもあるけど、丁寧な言葉、ゆったりとしたトーンで話している二人の会話がとても好きでした。お互いのことを思いやってゆっくりと距離が縮まっていく感じ。キスをしてもいいですか?はい。ってちゃんと了解を得るのとか、演じている二人の雰囲気も相まって素敵だな、って思いました。言いたいことを言い合うだけではなくて、会話だなあって。

そうそう全然関係ないけど、ジホが正官庄の紅蔘エキス飲んでるシーン多いな~と思ったら、やっぱりスポンサーであった。こういうのめっちゃチェックしてしまう。

おばちゃんスタイルでキムチづくりをするセヒは最高です。自分の実家の法事でジホが働いた6時間を同じように労働で返すという状況なんですが、こういう考え方いいな。彼らは契約結婚だから当たり前のようにギブ&テイクなんだけど、結婚となると突然その感覚がなくなってしまう気がするなあ。そんなことない人もいるかもだけども。

ジホがやってきた時のセヒの嬉しそうな顔!良過ぎる。無表情だったセヒが少しずつ感情を取り戻していく過程がとても好きだった・・・ ジホがセヒに与えた優しい言葉が少しずつ降り積もって彼の心の呪いの言葉を溶かしたのだな。

そして、イ・ミンギとキム・ミンソクは私の大好きな美男バンド以来の共演ですね~ しかし、イ・ミンギはあの時の夭折するバンドマン役とは180度違う。あのアイラインばっちりの姿も大好きだったけど、今回のセヒもめっちゃ好きでした。背筋が伸びてるのがかっこいいんだなあ・・・ これから多分、彼の出演作を探して見まくりたいと思います。

パク・ビョンウンが演じるマ代表もすごく良いキャラだったし、ジホの友達たちもすごく良かった。どのキャラも生き生きしていたなあと思うのです。それぞれについても書きたいこといっぱいあるくらい~ そういえば、女性陣よりも男性陣の方がめっちゃ泣いてたイメージあるな。なんていうかピュアだった。ジホもピュアだと思ってたけど、ラスト2話あたりでなんかよくわからなくなったのだよな。まああれは駆け引きというよりはセヒに外界から隔離して自分を安全に守っている部屋から出て来て欲しかったからなのかな、とも思いつつ。

あと、韓国は日本よりもずっと「詩」がポピュラーなのかななんて思ったのでした。日本は学校の授業なんかでも現代詩はあんまり学ばないし、詩の本がベストセラーなんてのも聞かない気がする。でも韓国ドラマを見ていたら詩をモチーフに使っていることが多いなあと思うのです。このドラマでもとても効果的に使われてて素敵だったな・・・

セヒの部屋からジホが借りて読んでいた島(チョン・ヒョンジョン著)という本の中の訪問客という詩はとても印象的でした。

たしかだいたいこんな感じ?

人がやってくるということは実はすごいことだ
彼は過去と現在とそして未来とともにやってくるからだ
一人の人生がやってくるからだ

 

そして、セヒがジホに渡そうと買った本、泣いたからって変わることなんて何もないだろうけれど(パク・ジュン著)はエッセイ?詩?なのかな、結局渡さなかったセヒが印象的でした。元カノにもらった本に貼ってあった言葉がセヒの心の中にずっと呪いのように沈殿していたことを知っている彼は、あの時に行ってしまうことを選んだジホに同じように呪いをかけてしまうことを選ばなかった・・・ その時のセヒの気持ちを思うとジホに好きな癖になんでやねん!おいおいもうちょっとやり方あるやん!?って思う。そう考えると私はずっとセヒ視点で見てたのかもしれないデスね~

 

ともかくとっても素敵なドラマでした。結婚というシステムについても考えさせられたし、でもちゃんと面白くてキュンとして、クスっと笑える部分もあってバランスも良かったなあ。間違いなく今年の私のベストテン入りするドラマです!