【韓国ドラマ】花郎(ファラン)の感想 とうとう最後まで完走!15話辺りから面白くなりました!

とうとう花郎を完走いたしました!!!!パチパチ!
まさかこんな苦戦を強いられると思わなかったよねえ。
こんなにたくさんアイドルが出ることでの前評判と自分の期待が大きすぎるのは良くないなあと思いました。

でも、このドラマは後半からやっと本筋に入って来て、やっと面白くなる感じ。
そこまで行かずに挫折する人も多いんではないかと思います。
私も危なかったもんな~
なので、途中であきらめそうになっている方は15話まで見て判断することをオススメします!(って本当の本当に後半やないか!って感じですねw)

このドラマは20話も必要ないので、16話くらいにまとめたらもっと面白かった気がします。無駄に多いシャワーシーンとかラグビーだかのシーンはカットしちゃっていいです!



 

ともかく、15話で突然私ごのみの展開が始まりました。
隣国の百済のチャン太子とパク・ソジュンとの一騎打ちで突然に高まる私!
そうこういう熱い戦いを見たかったんですよ!
ちなみにアクションシーンは見応えがあってよかったです。
それにしてもソヌは怪我をしまくりで満身創痍で大変だなあ。
まあドラマなので、すぐに元気に動き回ってるんだけども・・・

この時の「私が王だ」といって一歩前に出るパク・ソジュン演じるソヌは本当に王のような貫禄があってこの時は本当に素敵だった!

だがしかし、彼を動かすその動機があくまでも女(アロ)なので、なんだかソコがかっこよくないんですよね。なんだかなあ・・・
ほら、仁義とか友情とかそういう理由の戦いの方がカッコいいと思いません?

アラはコミカルな演技とかはまだいいけど、切なさは全く感じさせてくれないので、彼女のセリフはいいことを言ってるような気もするのに上滑りして心に入ってこなくて残念だった・・・ 最後まで苦手でした・・・
キスシーンがかなり多いのですが、全く萌えず。
もう飛ばして見る感じw 受け付けない。

むしろ、愛し方を知らないという感じの公主の方が好きでした。
自分がソヌを好きなのに、その感情がどういうものなのかさえ分からず、そしてだんだんと惹かれていることに気づいて、無表情から少し表情が出て来る感じを見るのは悪くないな、と思いました。

 

そんな中でも防弾少年団のVくんは小犬のような魅力を振りまいていて花郎の中でとってもキュート!

でも、演技もなかなか良くて、半血ゆえに冷遇されている兄に対する感情を見事に表現していました。感情移入しちゃうくらい。
この兄弟についてはちょっと涙が出そうになっちゃう。
お兄さんのタンセも良かったですよ!

最初は仲が悪かったスホとパルリュが段々と打ち解けていくのも良かったです。

パルリュとスホの妹はうまく行きそうだから、兄弟になりそう~!

あとヨウルがどこかで見たことがあるなあと思っていたら、相続者たちでいじめられて転校する高校生役の人!

チョ・ユヌっていう役者さんらしい。

花郎の服よりもこういう雅な感じのお召し物が似合いますね!

 

なんだかソヌがもてもて、民衆にも王に適しているともてはやされる中、ちょっと不憫な感じがしてくるサムメクチョンにどうしても肩入れしてしまいました。
判官びいきしちゃうタイプなんで・・・
高校野球とかも負けてる方のチームをどうしても応援してしまったりしません?笑

それにしても王様のお着物も似合う。ちょっと線の細い感じが若い王って感じでいいです。
しかし、女性一人に対し男性二人が恋するという設定の場合、やっぱりその二人の男性がタイプは違えど魅力や実力が拮抗している方が面白いなあと実感。
でも、このドラマは最初から勝負がついてる感があってそこが不満足かなあ。

このドラマはソヌをカッコよく描くことが主題だったのでしょうかねえ?
最後もソヌの選択がどうなるかに委ねられていたし、サムメクチョンももっとかっこよく描いた方がドラマ自体としては面白くなったのでは?
もちろん外見では二人ともカッコ良いので問題ないんですが、設定をもっとという感じですね。

そして恋愛部分はもっと抑えて、花郎全体をもっと主体に描いたらもっと面白かったのになー!そこんとこの友情とかのエピソードをもっと盛り込んでほしかった!
ヨウルのエピソードもほとんど無かったしなあ。

 

後半はまあ面白かったし、あまり消化不良の感じもない終わり方だったけれど、
せっかくの豪華なキャストが生かし切れていない部分がもったいなかったです。

そしてこれは私的な話なんだけど、ヒロインが好きじゃないとこんなにもドラマって楽しめないものなのか・・・と実感したドラマでもありました(^^;)
コミカルでも、余計なことばかりしてもキュートだから許しちゃうってなるようなヒロインだったら私はきっとはまったと思うので残念です・・・

ともかく!見終わってホッとしています!
ヒョンシクが素敵だったので、他のドラマも見てみようって思います~

 

 

花郎が見れるのは・・・


 

【韓国ドラマ】魔王 の感想 チュ・ジフンの演技が素晴らしかった!

魔王をやっと見終わりました~!
Gyao!の無料配信で1週間に2話くらいのペースが有難かった・・・というような一気に見るとちょっと重いような内容のドラマでした。

始めの数話はかなり違和感があって見ているのが辛かったのです。
オム・テウン演じるカン・オス刑事のことを友達は「いい奴だ」上司は「刑事として素晴らしい」とか、部下も彼に一目を置いているみたいな台詞だけはたくさん本当に何度も出て来るんだけど、ドラマを見ているこっちとしては彼が全然良い人に見えない。
人の気持ちを考えずにすぐに人に乱暴に接するし、捜査をするし。




ヘインもサイコメトラーとしてカン・オスに捜査への協力をお願いされた時に、一度目は断るんだけど、二度目のお願いで快諾。自分が超能力を持っていることで辛い思いをしてきた人はそんな簡単に知らない人に心を開かないと思います。
でもその後は、ヘインはカン・オスのことをずっといい人だと言ってるし、どこでそう思ったのかを教えてほしい・・・

これはきっと「オム・テウンは演技派で主役を演じる役者である」みたいな先入観を必要とする配役だったのような気がして、そういう先入観が全く無い私としては「どこがいい人なんだ?」って視聴しながらずっと引っかかっていました。

オム・テウンの演技どうこうだけじゃなくて、「カン・オスが良い人である」と視聴者に思わせるためのエピソード不足だったんじゃないかな・・・と思うのです。
そこをもう少し丁寧に描けば説得力も出たのかも、と思います。

そんなことない!オム・テウンの演技は素晴らしかったという方もいらっしゃると思うので、そこは好みの問題ということでお許し下さいませ!

そんな風に苦しんで見ていた私を最終話の視聴まで導いてくれたのはチュ・ジフンの演技でした。で見たときは、ちょっと影のある皇子がぴったり似合ってるな・・・というくらいの印象でしたが、このドラマのオ・スンハ役は凄みを感じました。

抑えた表情や動作、目つきひとつで表す悲しみなど、演技して台詞を言っている部分だけじゃなく本当にオ・スンハになり切って彼の悲しみ理解して演じていたように思います。

今回このドラマで分かったのは、自分にはこんな思い込みがあるということ。
いわゆる顔がかっこいいからと主役をしている人はそんなに演技はうまくないだろう、そんなに顔がかっこいい訳ではないけれど、主役を演じている人は演技がうまいんだろう、そんな思い込み。

でも、今回、チュ・ジフンの演技を見て、そんな思い込みはすっかり拭い去られました。オム・テウンも演技派な方だとは思うのですが、魔王のカン・オスについてはどうも心情をつかみきれなかったんじゃないかなあとそんな印象を受けました。確かにカン・オスの心情の方が複雑で難しくて、オ・スンハの方がシンプルな悲しみと恨みですよね。だから理解して自分の感情にしやすいかも。

 

あとは、物語の設定上仕方がないですが、カン・オスが刑事になった意思がよく分からないんです。カン・オスの起こした事件を正当防衛として処理した父親に対して、反抗して刑事になったのだとして、彼が高校生の時に起こした事件は事故だったかもしれないけれど、正当防衛ではない。だから実際に彼が正当に裁かれていたなら事故であれ過失致死なのかな?と。そうだとすると刑事にはなれないのでは?(分からないけど多分)
ということは、父のおかげで刑事になれたということで、そしてそんな風にお金や権力があれば正しく裁かれないで済むことがあると知っているし、その恩恵を受けた人がなぜ刑事になって正義を貫けると思ったのか、謎です。

一度でも過ちを起こしたら許されない、なんてことは思っていないのですが、自分がしてしまったことに向き合ったならその職業は選ばないのではないかと思いました。

あとは、タロットカードや、サイコメトリーや、ギリシャ神話のモチーフを使ってミステリーな雰囲気は演出しているけれど、やや中途半端で消化不良な気がしてしまいました。どれか一つでよかったくらいな気がする。
あと3段階くらいに分けてずんずんずんって迫っていくカメラワーク・・・
やたらとそれを使ってたので、もう少しここぞという場面のみで使えば、効果的だったかもしれないなあなんてことも思ったり。

 

そして、最後は二人とも生を終わらせるというストーリーがが優しさだったような気がしています。でも、最後にカン・オスが一人生き残って独りぼっちになったとしてもお金持ちだし食うに困るほどの酷さではないよな・・・と思うと、高校生のテソンが一人で取り残されたその時の状況のひどさをを考えると彼には生き抜く気持ちを持ち続けるために復讐を誓う相手が必要だったのかもしれません。

誰かに復讐をするためにその人に執着するのはまるで恋と少し似ているかもしれないと最後のオ・スンハ(テソン)のカン・オスへの叫びを聞いて思いました。

 

色々と不満も言いましたがw
でも、本当に色んなことを考えたし、興味深い部分もたくさんあったドラマでした。

 

ともかく!私は大げさな演技をする人があまり好みでは無くて、抑えた演技に魅力を感じるんだなあとよく分かりました!笑

 

 

魔王が見れるのは・・・




 

【韓国ドラマ】花郎(ファラン) 12話まで 10話を過ぎたあたりからちょっと面白くなってきたような・・・

ドラマの放送が始まる前からすごく楽しみにしていた花郎なのに、まさか途中で止まって全然前に進まなくなるとは思っていませんでした。

とはいえ、見なきゃな~見なきゃな~と引っかかっていたのは本当なので、重い腰を上げて再挑戦中です。

言って見れば2枚看板のパク・ヒョンシクとパク・ソジュンのどっちも大好きな俳優さんなのにあんまり楽しめないのは何故でしょう・・・?
好きな俳優さんが出ているドラマだからといって無条件に楽しめる訳でもないのだなあ・・・ということを思い知らされました。
やっぱりドラマのストーリーありきなんですねえ。

 

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とはいえ、10話くらいから話が進み始めた感じがあってだんだん面白くなって来ました。
サムメクチョンの妹の姫とかも出て来たし、チソの兄のフィギョン公も出て来たし、これで登場人物が揃った感じなのかな~?

いや、多分これまで花郎のメンバーが豪華なもんだから彼らのことを描いててなかなかストーリー自体が進んでなかったのかも。
やや間延びしてて見てるのがしんどかったのですが、この先はじゃんじゃん見れるといいな・・・!

ちなみに、いまだにアラとパク・ヒョンシク又はパク・ソジュンの恋愛絡みのやり取りには全く萌えられません!!!
落馬したパク・ソジュンにマウストゥマウスで人工呼吸してるのを見てそんなのするようになったの近代のことなのでは・・・?とか突っ込みを入れつつ、泣いてるのもなんだか、シラ~として冷めた目で見てしまってキスシーンなのに盛り上がらない私。残念。

ヒョンシクがアロに言ってる台詞とかは男らしくて素敵なんですけど、まあシャットアウトされてるしな・・・
アロがソヌを選ぶって分かってるからここも盛り上がらない~むむむ!

という訳で、花郎ではラブラインを楽しむのは諦めました!

では何が楽しみかというと!イケメンズのやり取りですよね。

途中から主役の二人がハチマキみたいなのをやめて前髪があるバージョンになりました!ステキ!

前の感想にも書いてたけど、パク・ソジュンは前髪がある方が断然いい~

そして、ヒョンシクはハチマキバージョンも良いけど、でもやっぱり前髪がある方が良いなあ。ひえーこんなカッコ良かったっけ?
王様役いいですね。気品があります。

そして、花郎に王がいるとばれた後、王に恨みがあるソヌは、サムメクチョンにお前が王か?と問います。

王にアラの本当の兄を殺されたと思っているソヌは王を殺して敵討ちをしたいと思っているんですね・・・
友人であるとともに、仇でもあるみたいな二人のやり取りは見応えがあってこういうシーンを見ているのは痺れる。好き。
でも、ここにアロが来るんですよね。
なんていうか男同志のやり取りの中にそういう風に女性が割って入ってくると途端につまらなくなってしまって・・・
まあ、私の好みは香港ノワールのようなギリギリの戦いみたいなのだからそれはそれで偏ってるんで何も言えないけど。
ヒリっとした関係性とかが魅力じゃないですか―――!
そういうのもっと見たいのに!ぬぬぬ

 

まあそういう言いつつ、ちょっと気になる俳優さんも見つけたり。
チソのおつきの武将って感じの人なんだけど、渋い。

う~ん
やっぱりちょっとこういうおじさんが好きみたいだなー!笑
他のドラマで見たことがあるような気がするけど、思い出せません・・・
いや、見たことないかもしれない。分からないなあ。

 

さて、20話まであるのでまだまだ先は意外と長いですが、半分を超えたし、ストーリーが本筋に入って来たので、頑張って完走したいと思います。
実のところ、他の方の感想を読みたくてうずうずしているので、そのためにまず最後まで見なきゃというよこしまな心を抱いていますw
他の方は面白かったのかどうか気になっちゃいますよね~

 

 

花郎が見れるのは・・・