【中国映画】Love O2O の感想 微微一笑很傾城(シンデレラはオンライン中)の映画バージョン

微微一笑很傾城(シンデレラはオンライン中)の映画版「Love O2O」を見ましたよー!O2Oの意味はOnline to Offlineなので、オンラインゲームで知り合った二人がオフラインでも恋しちゃうよ!って感じかな。恋っていうかこの映画の中ではゲームでいきなり結婚ですけどね。ゲーム強い人ってだけでもカッコイイのに、現実に会ったらこんなにイケメンだったなんて羨ましいよね!?本人も可愛いんだけど!

 

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なので、あまりにも非現実的で、なんというかほんと映画だからこそだよね~なんて思っちゃったりもする。ファンタジーだよファンタジー。キュンキュンしたいんだけど、映画だとそこまでキャーってなれなかったかも。
エレベーターでのキスシーンはアツアツだったけど、そんなにぐいぐい行かない方が多分好きなんだな。大学生っぽい初々しいキスが良かったです。そんな気分。

と、映画とドラマどっちも面白かったしどちらも好きだと思ってたけど、こうやって感想を書いていると私はドラマの方が好きだったのかなあなんて思ってきました。

ドラマのヤンヤンとジェン・ジュアン、映画のジン・ボーランとアンジェラ・ベイビーという配役はどっちもコスプレも似合う美女とイケメンだけど、初めてヤンヤンを見てシャオナイにズキューンされた記憶があるからシャオナイはヤンヤンの方が好みかもしれない。でもヒロインはアンジェベイビーの方が好きかもな〜という感じ。ジェン・シュアンはこのドラマの時はわりと好きだったんだけど、その後に見た時代劇でだんだん苦手意識が出てきちゃったのよねー

シャオナイのキャラもそれぞれちょっと違うかな。ヤンヤンは完璧男子、ジン・ボーランはもう少し気さくな普通の大学生のイメージって感じ。そういうところもヤンヤンバージョンの方が好きな理由かもしれません。

ゲームの中の映像もとてもきれいだったし。二人ともほんとにキャラそのままみたいにああいう格好がにあいますよねえ。ため息。

映画もちゃんとギュッとストーリーも詰め込まれてて、あのドラマの長い時間で他にどんなことあったんだっけ?忘れた・・・なんて気分になりました。

すごく悪い人も出てこないし美しい映像や登場人物を楽しむのに良い映画です。かるーい気持ちで見れて良いし、不思議と悪くなくて楽しい。時間があったら・・・いう感じで、わりとおすすめかな。

 

Love O2Oが見れるのは・・・
⇒Netflix

【韓国ドラマ】マンホール~不思議な国のピル~ 5話で挫折!主役の騒がしさに耐えられなかった・・・

「マンホール~不思議な国のピル~」を見始めたんですが、挫折しました。最近は2倍速でドラマを見るなんて手を覚えたので、ちょっと好みじゃない・・・と思っても最後までなんとか完走することができるんですが、このドラマはダメでしたねえ。実はすでに1話でやめようかなと思ったんですが、もう少し頑張ってみようと見続けたものの、結局5話でグッバイと相成りました・・・

 

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一番の原因は、主役のピルのキャラがどうも私には受け入れられないことでした。やたらとバタバタとして騒がしくて肝心なことをさっさと言わないような人なんですが、見てるとイライラしかしないんですよね・・・ ピルとスジンはタイミングが合わなくてすれ違ってるのかもしれないけど、お互いに好きなんだからはっきり言ってサッサと付き合いなよ・・・って気になってしまう。それなのに、それが出来なくて過去に行ったり現在に戻ってきたり右往左往するのを何回も何パターンも見せつけられるのかと思うとうんざりしてしまったんですよね・・・

ジェジュンが好きな方には色んな状況に放り込まれて色んなパターンの人生を体験する姿の彼が見れて楽しい気がする。でもピルという登場人物がどうしても好きになれない私には無理でした。ジェジュンはもっとクールな役だったら嫌いじゃないんだけどな・・・ じっくり考えて言葉を口に出す雰囲気の役の方が好きだなあ。

そうそう最近Gyao!で配信が始まった「星をとって」も見始めたんですが、このドラマの主人公もすごく苦手なタイプ。でもこのドラマの場合はそうだったとしても見続けるぞ~と思っているのは、シン・ドンウクが出ているから。そもそも見始めたのは彼のためですけども。そういうどうしても見たい人がマンホールにはいないので、誰も引き留めてはくれないのでした。

あと、ヒロインのスジンがユイちゃんなんだけど、こんなに顔が細かったですか?なんだか面長の顔になってビックリしちゃったんですけど。これが大人になるということなのか、どこかおいじりになったのかと困惑・・・ ほっぺがぷくっとしてる方がかわいいなあ。

こういうフワっとした髪型だったらそこまで頬がこけてる感じはしないのでふんわりした髪型にしていこ!そうしよ!(誰)

まあそんな感じで挫折。私は賑やかでうるさくてバタバタ騒がしい、だけど人の良いみたいな主人公が苦手なんだなあ。どちらかというと、ずる賢く悪知恵を働かせる悪人キャラが好きだったりするので、頭が切れるタイプなら善悪問わず好きなんだなあ。それでもやっぱりドラマによって大丈夫だったりもするから、脚本とか全体的な要素も関係あるんだろうなあ・・・ 今回は最後はどうなるんだろうと気になりさえしないっていう。多分二人はお幸せになるんじゃないかな!?知らないけど!

 

マンホール~不思議な国のピル~が見れるのは・・・


【韓国映画】アシュラ の感想 こんな街には絶対に住みたくないよー!

映画のアシュラ見ましたよー 韓国ノワール映画と分かって見たもののはるかに想像を超える強烈さでありましたなあ・・・

Asura:The City of Madnessという英題がすごくピッタリな感じで、本来正義の味方であるべき警察や検事、そして市長まで悪人しかいなくってまさに狂気の街なんですよね。血を血で洗う地獄絵図なので「うわあ・・・」と思う事間違いなしです。香港ノワールはもう少し人同士の繋がりの義の部分に重きをおいて、その中での意外な裏切りを描くイメージだけど、韓国ノワールはまた一味違うんだなーとは思いました。

 

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チョン・ウソンが演じるハン・ドギョンはやることやることが裏目に出る感じで、どんどん深みにはまって行く警察官。チュ・ジフン演じる後輩警察官のソンモをパク・ソンべ市長の下に送り込んだけど、そんなことをしたら最終的に先輩と後輩のの関係がそうなってしまうって分かってたよね・・・なんて思ってしまった。この部分だけは空しく切なかったなあ。

それにしても、やっぱりこの映画で一番凄かったのはファン・ジョンミンが演じるパク・ソンべでした。気の狂いっぷりが突き抜けててここまで来ると見ててちょっと爽快感を感じてしまうぐらいです。水をこぼした後に乾かすためにズボンやパンツを抜いて下半身丸出しでドギョンと話してるシーンとか怖くて震える。撃ち合いして血が流れてるようなシーンよりも話をしている方が狂気がにじみ出ててゾっとする感じなんですよ・・・

ファン・ジョンミンを初めて見たのはアクシデント・カップルのドンペクという純粋な郵便局員役だったので、この映画の市長役とは180度違う役柄なんですけど、それぞれの演技で役の人になり切っているので全く違和感なく作品の世界にいざなってくれるなあって感心します。マジ凄い。

ハン・ドギョンが同僚を屋上から突き落として殺してしまったシーンからもう嫌な予感しかしない始まりで、その後の彼らのあがきは不毛だなあという虚しさも感じるけれど、やれるだけやり尽くした血まみれな死闘が繰り広げられて迎えたラストはまあ納得感もあってどこかスッキリした気分にもなったような気もする・・・ うーん。どうだろう。まあでもこんな街には絶対に住みたくないね!マジで!

 

アシュラが見れるのは・・・





【韓国ドラマ】シークレット・ルーム1〜栄華館の艶女たち〜 の感想 治色(チセク)を行う妓房を舞台にしたストーリー

「シークレット・ルーム」の視聴を終了しました。治色(チセク)を題材にしたストーリーというのは目新しくて面白いですよね。

しかし、割と大人な内容なので一体どんな時間帯で放送されてるんだろう?なんて考えてしまいました。どうやらOCNのドラマみたいなので、ボイスなどの犯罪捜査ものと同列のイメージなんだな。確かにああいうのも残酷なシーンも多いので子ども向きとは言い難いですもんね。OCNのドラマはやっぱりちょっと映画よりの自由度が高いドラマが多いんだなあ。なるほど。ちなみに監督のキム・ホンソンは、ペク・ドンス、走れサバ!チョン・ヤギョンライアーゲーム交渉人、ボイスなどの演出を手掛けているようです。私は結構見てるな~!

 

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ところでちょっと気になるのは、中盤くらいから露出や色っぽいシーンが減って方向性が少し変わった気がするところ。視聴者から苦情があったんかな〜なんて思った。あとはチセクをする栄華館にいるキーセンたちでもそれぞれ女優さんによって彼女はバストトップまではOK、彼女はダメとかの事情があるのが透けて見えたよね。キーセンの中ではメチャンを演じたソ・ヨンだけが大胆な露出に挑戦してたイメージ。

生殖に必要なセックスという行為をまるで隠さなければいけないもののように扱うのが一般常識のようになっているけど、ほんとはそういうものではない気がする。だから変に隠すことなく困った時には相談出来ような施設があったらいいのかもね。もっと明るく恥ずかしくないものというイメージに変わればいいと思う部分もあるなあ。少子化対策にもなるかもだし。

あと復讐のためとはいえ、ヨンのやったことは猟奇殺人だと思うのでそれでも彼女を好きになれるウンって心が強過ぎない?もしかするとこの頃は復讐というカテゴリーの殺人は許容されてたのかな。今の感覚で罪は罪だという意識で考えてはいけないのかもしれないのかな。ウンを演じていたチェ・フィリップはどこかで見たなあと考えてみたらスターの恋人でチェ・ジウの初恋の写真家役だった人ですね。今回の護衛武士姿も似合ってましたねー

でもみんなにちやほやされるヨンよりも、ウンに尽くしまくっても報われないメチャンが不憫で肩入れしちゃうんだなあ。普段はあまりそういう傾向が無いタイプなので、私にしては珍しいパターンです。なぜかこのドラマではメチャンの扱いが気の毒に思えちゃったみたいで、なんとなく肩を持っちゃう感覚でした。

全10話と短めのドラマではあるんだけど、色んな性の悩みへの治色(チセク)の施術やら、最後は出生の秘密まで絡んできて凄いなーって思いました。でもちゃんとそれなりに収束されてまとまった結末で面白かったですねー 今は2を視聴中なのですが、時代背景が異なるのでまた雰囲気が違う感じです。どちらにせよ、いつも見ている韓国ドラマとは違うテーマを扱っているので興味深く見れました!

 

シークレット・ルーム1〜栄華館の艶女たち〜が見れるのは・・・



【韓国ドラマ】ラブリー・アラン(アングリーマム) の感想 意外と人がいっぱい死んでしまう内容でビックリ

「ラブリー・アラン」の視聴を終了しました!またいつもの如くタイトルが気になっちゃうんですけど、なんで邦題は「ラブリーアラン」になっちゃったんでしょうね?チョ・ガンジャを中心として母親たちが子どもたちのために立ち上がったことが主題だと思うのに、アランが主役みたいなタイトルになってしまったねえ。アングリーマムそのままの方が良かったと思うけどなあ。

 

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お母さんが高校生のふりをして学校に潜り込むというのがすでに荒唐無稽なところがあるし、コメディータッチのドラマなのかと思って見始めたんですよねー もちろんコメディー風な登場人物とかノリもあるんですけど、しかし意外にも沢山人が死んでしまってそのあたりが割と残酷でビックリしました。刑事捜査ものだと分かって見るならまだ初めからそういう内容だと覚悟があって見るから良いんですけど、そうじゃないので驚くよね。若い子たちがあんな風に犠牲になるのを見るのってあんまりいい気分では無いもんなんだよなあ・・・ もちろん母親たちが立ち上がる背景としてある程度は必要だったのかもしれないけど、やり過ぎな気がしちゃう。深刻さとコメディー部分のバランスが悪くてちぐはぐに感じてしまった。

あと悪巧みする人たちの行動が杜撰すぎてなんかもう呆れるレベルなんですよね。もうちょっと敵が賢い人達じゃないとなあ。ドラマでは闘うのに苦労してる設定だったけど、彼らの所業はあまりにも明らか過ぎるので、ほんとはイージーゲームだった気がしちゃう。まあ他にもアランが会長宅に簡単に忍び込めたのはサンテについて行ったからだとしても(それでも時差があったけど)、その後にガンジャも簡単に忍び込んでたんですけどどうやって入ったの?みたいな都合のいい万能さがところどころで気になってしまったな。

ト・ジョンウ先生は、高校生に手を出すならそれくらいの年頃の子が好きという嗜好があるのかと思ったらそういうわけでもないみたいだし、しかも流石に先生という立場で生徒と性交渉をしたとしても妊娠させるようなやり方はしないんじゃないのって思ってしまうよ。あとは建物崩壊の件もあそこまでボロボロの数日で壊れる建物を建てるのはいくらなんでも無理じゃないだろうか?構造的に建築中に崩壊しそうだし、そんな簡単に壊れるくらいのレベルだったらさすがに調べられて横領のためってすぐばれるに決まってるやん。悪人三人がずる賢くもなく分かりやすく悪い人達なんで、なんかもう見てて全然強敵感がしないんだよなあ。ドン引き。

チ・ヒョヌ演じるパク・ノアが自分が純粋な心を持ったまま育つことが出来たのは父親に守られていたからこそだった、という皮肉な状況は興味深いなあなんて思ったんですけどね。彼みたいな先生がいて欲しい気もするけど、現実ではどうなんだろう。それこそ彼みたいに暖かく守られて純粋培養されてきた人じゃないと人を信じ抜くことなんて出来ないのかもしれない。

悪役を演じるキム・テフン大好きなんだけど、今回のト・ジョンウという役柄はマジでろくでなしでしたねえ・・・ 魅力のある悪役を演じて欲しいわ。今回は頭もよく見えず、セクシーさも感じられない悪役で残念でしたー

キム・ヒソンの女子高生姿は意外にもあんまり違和感なかった!ヤンキーっぽいタイプだったらあんな人いそうかもなんて思えるくらい。目尻の皺とかないもんなあ。その辺りが若く綺麗に見える秘訣なのかな!?ジスが演じたコ・ボクトンは良かったよね。強がってもまだ高校生っていう感じがとても出ててぐんと好感度が上がりました。このドラマの登場人物では彼が一番好きだったかも!ハン・コンジュを演じたコ・スヒと子分たちもどこかキュートで好きでしたー

ところで、アランが誰の子どもなのかっていうのについてあんまりスッキリしないんだよな。ガンジャはドンチルに「弟の邪魔をしてるのはあなただ」なんて言ってたのに、実は自分が邪魔してたってことですか・・・?うむ。

あと、ラストは悪いことをした人達は法で裁かれて罰を受けたし、法で裁けなかった人は結局暴力で倒したってことでいいんですかね・・・?それでも他にもまだ悪人がいるという余韻を残しつつ。あの学校自体は良くなったと言えるかもしれないけれど、法は役に立たないという絶望を感じさせて、まああんまり気持ちよくはない終わり方ではある。もっと明るく楽しく見れると思ってたら割と暗い気持ちになる不思議なドラマでありました。

 

ラブリー・アランが見れるのは・・・