【韓国ドラマ】私が一番きれいだったとき の感想 たった数日でも一生忘れられない恋なんだろうな

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KBSのドラマスペシャルの1話ものですが、イ・ジョンソクが出ているので見たいな~と思っていた『私が一番きれいだったとき』を見ました。まだまだ初々しいイ・ジョンソクの魅力が溢れます。やっぱりこの頃から独特の雰囲気があるなあと思うのでした。

 

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彼女の入院の付き添いで病院でいたジョンヒョクは、同じ病室の夫も子どももいるシネに一目ぼれ。余命宣告を受けているシネにそんなことは関係ないとただ自分の思いを告げるジョンヒョク。優しいけれど自分を病人として扱う夫と強引だけれど自分を女として見てくれるジョンヒョクの間で揺れるシネ。そして最後に彼女が選んだ生き方は・・・という感じのあらすじ。

若さゆえかかなり強引なジョンヒョクがなかなか魅力的。不倫といってしまうとそれまでだけど、ただ誰かを好きという衝動を素直に表現する彼にはどこかやっぱり惹かれてしまうかも。若さとか歳とかの問題だけではないけれど、やっぱり年齢を重ねるごとに固定概念や常識やそういうものに縛られてしまうものだから。

ひょうひょうとして熱さなんて全く感じさせない容貌なのに、視線だけが雄弁に思いを語るのです。こういうギャップがイ・ジョンソクの素敵なところだなあ・・・ この役もとても良かったな。

シネが入院する前に自宅にいる時に、息子が着替えだっけか、トイレに行くときだっけかにママじゃなくてパパを呼んで手伝って~と言ってるのが悲しかった。シネはほとんど病院にいるから息子ともあんまり触れ合えていないのがそれだけで伝わって来てなんだか切ない。

本当は私たちは有限の時間を生きているのに、その期限が突き付けられないとそのことに気づかない。だから本当は癌で余命宣告された状態も、今元気だけど明日は何が起こるかわからない状態も同じなのだと思う。その先がなんとなく見えているか、全く分からないかだけで。そう考えるとどんな状態でも関係なくてただ毎日を精一杯どう生きるかだけなんだな、と思ったのでした。

だからシネは、最後に『病人のシネ』を捨てて、『ただのシネ』を生きようと思ったのだと思う。そしてジョンヒョクの彼女への思いがそれを選ぶ勇気をくれたのかな、とそんなことを思うのでした。

 

 

↓英語字幕版はKBS WORLDの公式動画で見れますよ~!

私が一番きれいだったときが見れるのは・・・