【韓国ドラマ】上流社会 の感想 なんだか色々すっきりしない気分のまま終わってしまった・・・

上流社会の視聴を終了しました!なんてこのドラマの感想を書いておりますが、実はその前に見終わった4作品分の感想がたまっております・・・^^;
でもまあ私的にはどうもピンと来なかったこのドラマ・・・先にその思いの丈を吐きだしたい気分であります。

 

スポンサーリンク


 

そしてこのドラマで気づいたんですが、私はユイを好きでも嫌いでもない女優さんだと思っていたのに、どうやら彼女が主役のドラマを無意識に避けていたようなのです。好きなヒョンシクが出ているこのドラマもイ・ソジンが出ているから気になっている結婚契約も見たいと思いながら、なんとなく避けてたんですよね・・・ どうやらユイちゃんが苦手なのかもしれませんなー 意識にのぼらなくてもこんなことってあるんだなあと思ったのです。美男ですねの彼女は印象に残ってないので、烏鵲橋の兄弟たちの印象があまり良くないままなのかな・・・自分でもよく分からないんですけど。

なんていうドラマの内容に関係のない私の個人的な印象はどうでも良いのですが、「上流社会」というタイトルがまずあんまり内容に合っていない気分です。上流社会についてというよりは、庶民と財閥のクロスオーバーについて描かれているし、上流社会からの視点ではなく俯瞰的でもあるし、格差社会とか格差恋愛とかなんかそんな感じが合うような。

そして、二組のカップルについては最後どうなるかの結果が描かれてはいたけれど、ユナの家族のことがかなり中途半端で、ユナの姉と兄の後継者争いはあんな失踪事件まで起こした割には、俺は長男だから最初から俺の勝ちだみたいな台詞で終わってたのにはビックリですよ・・・え、今までのエピソードは何を表現したいがために入れたんだろうか?と。しかし、お姉さんを演じてた方、化粧のせいもあると思うけど、怖そう過ぎたな~ 離婚したものの子どももいた設定だけど、まったく出てこないし、とってつけたような家族たちだった。

そういう色々がリアリティーを感じさせなかったのでしょうか?私にとってですけども。ユナがチーム長だっていうのに部下と仕事するシーンなんて一度もないとことかね。

あと、ユナとジュンギ、ジイとチャンスのどっちのカップルにも魅力を感じなかったんですよね。ユナとジュンギのセリフは現実と夢がお互いに逆ということを表す台詞なんかはあって考えられてるなと思う部分もあったのですけど、全体的にふーんという気持ちで見てた。まあ一番の原因は最初の頃、ジュンギが意図的に近づいたと知らない頃のユナがジュンギにゾッコンだったという設定だったのに、ユナが恋しているように全然見えなかったことかな。ジイとチャンスに関しても、ジイが良い子というのが分かるような分からないような。最後の方のジイは計算していないとしても、屁理屈をこねて勝利している謀略者に見えたゾ!特にチャンスのお母さんとのやり取り。怖い。

ユナのお母さん役のコ・ドゥシムはベテランの女優さんだけど、この役はいまいち掴めていなかったんじゃないだろうか?娘3人、息子1人で、息子だけ可愛がるというのなら分かるけど、末娘のユナだけイジメているというのがどうしてなのかあまり伝わって来なくて。占い師に言われた言葉が根拠だと言われてもなあ。見てる方もそう感じるんだから、脚本を見ても役者さんもその心情が理解できないような気もして。

・・・とまあ不満ばかりを書いてしまいましたが、ヒョンシクのチャンス役はピッタリではありました。お金持ちのボンボン役似合いますね。でも、チャラチャラしてるところより、ジュンギに裏切られたと怒っている時にこんな表情も出来るんだなと発見したのが収穫。意外と二面性のある役とかもいけそう。

あと、ジュンギの家族が良かったのです。お母さんを演じていたヤン・ヒギョンは秘密でドフンのお母さん役を見てから役柄のせいでなんとなく嫌な印象が残ってしまっていたんですけど、このドラマではお金がなくても夫婦で愛し合っている優しいお母さんを見事に演じていて、さすが役者さんだなあって思ったんですよね!すごい包容力が溢れてて良かったです。

ジュンギとチャンスがぶつかり合いながらも成長していく様子は悪くなかったし、どちらかのカップルにはまれたら楽しめたドラマだったのかなと思うのですが、私のように「それで結局このドラマは何が言いたかったのだろうか・・・?」と考えてしまう人には中途半端に見えちゃうドラマなのかもしれません~

 

 

上流社会が見れるのは・・・