【韓国ドラマ】となりの美男<イケメン> の感想 カラフルな雰囲気で可愛いドラマだけど、好みのイケメンはいなかった^^;

かなり前に見たドラマなんですけど、そういえば感想を書いていなかったなあ・・・ということで今更ですが書いてみたいと思います。

韓ドラはタイトルにイケメンという言葉が入ってるのが多いですが、まあ日本語のタイトルにした時にイケメンをわざと入れたものと、韓国語のタイトルですでに入っているものの2種類がありますよね?

元のタイトルが「이웃집 꽃미남」で「隣のイケメン」は直訳なので、このドラマは後者なんですが、全ての人を平伏させる圧倒的なイケメンは出てこない気がする・・・
もちろんユン・シユンもキム・ジフンもカッコいいとは思うんですが、どちらかというと好みが分かれるタイプのマニアックなイケメンかなー。嫌いとかじゃないけど、「イケメン」とタイトルで銘打たれると圧倒的な威力のあるイケメンを期待しちゃうけどそうではない感じなので、ちょっとタイトルにウーンと思ってしまう。

「隣のお兄さん」とかなら良かったんだろうな、と思うんですが、エンリケはドンミの年下設定ですので、それじゃだめなんだろうな。あと、「おっぱ」は「お兄さん」とはちょっとニュアンスが違って来ちゃうしね。まあ仕方ないですね。

は!タイトルのことばっかり書いてしまった^^;
でも結構引っかかってしまっておりましてね・・・

 

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ドラマとしては、小道具や衣装がカラフルでそれはすごい可愛いくて漫画っぽい感じが出ていたので、全体の雰囲気は好きでした。

が、そのカラフルさが裏目に出ていたところもあると思っていて、こんな赤や黄色の服を選べる人が引きこもるような精神状態であるだろうか?という疑問はぬぐえないのです。ドンミの家の外の世界や彼女が外に足を踏み出してからの服装などがカラフルであればメリハリもついて良かったのですが。

色彩というのは、精神状態に非常に関係性があるので、その意味では始めから彼女が全く引きこもりに見えなかったのは、演技だけの問題ではなくて、そういうところにもあるのだと思っています。

パク・シネは「イケメンですね」の時とか可愛くて好きだったんですが、最近のドラマを見てると、どうしてもどのドラマでもその役よりもパク・シネ感が前面に出ている気がします。それで楽しめる部分もあるのだけど、私にはちょっとドラマの内容にはまれない要因になってしまっている気がします。
このドラマでは、引きこもりの女性を演じているのだけど、前述したようにカラフル過ぎるのとこぎれい過ぎる気はして、そこまで心を閉じてしまっているようには見えなかったです。
引きこもりになった理由も、もちろん現実にそうなってしまう場合のきっかけも小さな出来事だったりするのは理解しているものの、その出来事によって引き起こされた感情の過程があまり丁寧に描かれていない気がしてしまいました。うーん。

でも、エンリケを演じるユン・シユンは、表情豊かで感情も豊かで良かったです。
「あじゅんま〜」とドンミを呼ぶ声が鼻にかかった感じで、良かったです。今までのドラマで声が記憶に残る感じじゃなかったので意外でした。

あとは、ウェブ担当者の役を演じていたキム・スルギがエキセントリックだったけど、とってもキュートだったので、彼女を主役の引きこもりの女の子にすればもっと個性的なドラマになって面白かっただろうな~なんて思うのでした。私が監督だったらそれで撮ってみたいなあ。

 

端的に言うと「自分のいる閉塞感のある閉じた世界から王子様が救い出してくれる」っていうのを現代バージョンにしたって感じのドラマなので、分かりやすいし楽しく見れるかな!と思いました。

 

となりの美男<イケメン>が見れるのは・・・