【韓国映画】霜花店-運命、その愛 の感想 出口のない恋の行く末は破滅しかなくて切ない

映画の『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』を見ました。ノ・ミヌとシム・ジホが出てるらしいので見てみたら、そんな軽い気持ちで見た私を嘲笑うかのように大変濃厚な映画でした!あービックリした。しかしながら、同性愛や性描写はディープだけど、実はテーマは高麗王の純愛と言えるのかなとも思いつつ。でもなんの前情報もなく見たら私のようにたまげること間違い無しですよ!ご注意下さい!笑

 

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美しい男達で編成される近衛兵みたいな役割の乾龍衛の隊長がチョ・インソン演じるホンニムで、チュ・ジンモ演じる高麗王は彼を一途に愛してるんですよね。そんな男しか愛せない高麗王だけど世継ぎを作らなければ王の座にいられない状況になり、苦肉の策としてホンニムに王妃と夜伽をさせるという案を思いついて実行するものの、その後に三角関係となってしまい・・・

もう、この『どうせなら愛するホンニムに似ている子が欲しい』というこの思考がね。高麗王めっちゃ乙女ですやん!?

高麗王は男が好きというよりはただもうひたすらホンニムが好きなんですよね・・・ 乾龍衛の他の子には全然手を出さないんです。

でも、ホンニムの方は小さい頃から乾龍衛にいて、言ってみれば外の世界を見ずに育っていて世間を知らないんだろうし、王に体を求められれば命令だから抗えないし、王が自分のことを大事にしてくれることは分かっていても自分が王を愛しているかどうかなんて分からなかったんじゃないだろうか?

でも、王妃という女を知ることで新しい世界を知ってしまったんですよね。比較対象がなかった時には分からなかったことが、そのせいではっきりと分かってしまったのではないのかと思う。だから、最後に王のことを「一度も愛したことない」と言ったのは私は本当の気持ちなのだと思う。主人として、兄としては好きだったと思うけれど、愛では無かったのでは。だって彼は選択肢もなく、そばにいるしかなかったのだから。

チョ・インソンが意外とこの役に合ってて、大胆なシーンもお綺麗でした。右に左に揺れるまなざしがホンニムにぴったりなのですよね。チュ・ジンモとの絡みも普通に見れた。

ソン・ジヒョもずばばばばーんといさぎの良い脱ぎっぷりで服を着てるシーンより裸のシーンの方が多かったんじゃない!?ってくらいに思いましたよ・・・この時は顔がちょっぴりふっくらしてて良いと思う。肉が落ちすぎると途端に年をとって見える人だと思うんだなー

義務として体を重ねた二人が2度目からは唇をお互いに求めるようになっていく過程は今までどこか孤独を感じていたであろう二人の心の空白が埋められていくように見えて切なくも美しかった。

シム・ジホは副隊長役でしたね。隊長に対抗意識を持っていて、少し意地悪で最後まで計算高い男。ちょっと癖のある役がやっぱり似合うなー。このキャスティングは良い!

他にはイム・ジュファンや、ソン・ジュンギ、ノ・ミヌ、ホン・ジョンヒョンが出てました。こう見ると豪華!剣舞は美しくて良かったです。

ホンニムと王妃のセックスシーンが非常に多いんだけど、その時間に一人で嫉妬心や猜疑心で塗りつぶさているであろう王の心を視聴者も想像してしまう感じがあって、そういう意味では直接的でなく対比して表現されている感情があったように思う。それを効果的に見せたかったのかな・・・ 一番手放したくないホンニムに新しい世界を見せてしまったのは自分自身であるという王の哀しみ。

権力もあり、お金もあり、すべてを手に入れられる立場の高麗王が一番欲していたホンニムの心を手に入れられずにいる姿はなんだか切ない。三角関係といえばそうなんだけど、ドロドロしているというよりはあまりにも一途な純愛のように思えて、「一度でも俺を愛したのか?」と聞く王のホンニムへの言葉はまるで「嘘でもいいから好きだと言って」と言っているように聞こえたのでした。うん。やっぱり乙女!

不満があるとすれば、ラストでホンニムが王と戦うシーンはチュ・ジンモはあまり俊敏でなく軸がぶれて動きが美しく見えないことかな。王の方が強いように感じられなくて、あの真剣勝負のシーンがあまり心にぐっと来なかったのでした。

 

チュ・ジンモの視線が完全にホンニムに恋をしている男だったのと、チョ・インソンの迷う揺れる瞳も印象に残ったし、なかなか見どころも多い映画でした!

 

霜花店(サンファジョム)運命、その愛が見れるのは・・・


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